ファシリテーションに関する本を何冊もお書きになっている森時彦さんをお迎えしての
ファシリテーション入門のセミナーに参加してきました。
人に考えさせ 動機付ける・・・ということで 森さんが初めて参加したGEのCAPでは
20億の赤字事業を2年間で 20億の黒字事業に変革できた・・・っていうんですから
人が自ら考えて行動するように促せれば すごいパワーですよね。
今回は事業承継ナビゲーターの主催なんですが 事業承継を考える経営者とのワークショップで ご本人に考えていただき 行動につなげようと実践中
その効果の大きさを実感しての開催です。
もちろんファシリテーターとしてTさんにも加わっていただいているのですが
開催数が増えてきて だから社員のファシリテーションスキルを高めよう
っていう段階
このタイミングで混ぜていただいたっていうわけなんです。
私自身 天竜精機の経営においては 活動の都度ファシリテーターを第三者の視点として絶えず加わっていただいていましたから その技法の有効性は既に体験済み
彦根の会社での 「問題が見えない中でずっと働いてきて それが当たり前になってしまった人たち」との話し合いなど 今行っているプロジェクトには必ず役に立つはずなんです。
受講に先立って 森さんがお書きになった 実際にあった変革ストーリーをベースにした2冊の本を読んでの参加ですから 場の雰囲気は最初から暖かくて

森さんからも「話しやすいから 言うつもりがなかったことまで話しちゃった」って
皆さんが真剣でしたから 話す方も熱が入っちゃうんですね。
実際にマネジメントをしてきましたから いろんな場面で これもっと早く知っていたら
あんなに時間をかけずに済んだのに・・・とか あの時の自分の質問は まさにファシリテーションだったなぁ・・・などと あの頃の自分の姿が走馬灯のように 浮かんでくる
そんな聞き方になっちゃって だからこそ入ってくるものも多くて・・・
まさに まさに!・・・っていう中身が何度おありました。
その中でも 極めつけなのは・・・
人は同じように考えているわけではない 動物脳中心の人もいれば 大脳中心の人だっているというもの
解りやすく言っちゃえば・トカゲの脳中心の人に考えてもらおうというのだから・・・という言葉
分かりやすい例えだなぁ・・・って
そんなこと 考えたことがなかった人たちと
どんな会社を作って行こうか!
って考えるんですから ファシリテーションは必須のスキルなんだ・・・というわけですね。
最後に 森さんがおっしゃったのは 幸福感の定義
このスライドにあるように ファシリテーションの過程で 幸福の要素全て得られるのですから・・・
特に 私にとっては Rの絆だったり Mの意義だったりが 幸福感と大きくかかわりそうですよ。
触媒役 促すだけで実際に成果を上げるのは自分ではない・・・その結果
褒められるのは自分ではないとはいえ ファシリテーターが一番幸せ感を感じるのではないかっていう森さん。
激しく同意しちゃっています。
あの場面で生かそう・・・とか こっちでも・・・とかはやる心があるのですが
星野リゾートの星野さんのファシリテーションの姿に
ファシリテーションって その場のスキル2割 準備8割だなぁ・・・と再確認
こっちも大事な気付きでしたよ。
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