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2005年04月27日
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カテゴリ: 追憶
■2003年9月4日  入院132日目

結果発表の日である。
S先生とのTOP会談は午後2時。
1時を過ぎ、そわそわしていたらT君が見舞いに来た。
T君は、歳は一回り以上も年下であったが、先輩である。
T君はちょっとなまりがあるがあまり喋らない、都会的で容姿はエスパー伊藤を背を高くし、もっとかっこ良くした感じ、ジーンズにポロシャツ、スニーカー、清潔感があり体脂肪率10%以下、ちょっと痩せすぎ?
そう彼は「治るスイッチ?」(2003年6月27日の日記に登場)と言っていた先輩である。
彼は1ヵ月前に放射線治療を終了し退院していた。
現在は経過観察で外来で病院に来ていた。

独身で一人暮らし、実家は秋田で横○の自動車部品メーカー勤務。
現在は休職中。
後輩の私を会社の上司のように慕ってくれていた。
そう、何ヶ月も同じ病院で生活をしていて、出会いと別れをともに経験してきた。
だがキックの爺さんとそりが合わず私を悩ませた。

「結果はどうだったい?」 
「これからだ」
「先生とそこで会ったよ!」
「え・・・・・?」
「深刻な顔をしていたよ」
「本当か↓?」

「この野郎!」

彼がこんな品の無い冗談を言うとは・・・。
苦笑いをしながら、ほっとしていた。
そしていつもの話、近況をお互い報告し合ってした。

時計は1時55分 時計は2時00分 時計は2時11分

如何したんだ!

キュッ キュッ キュッ
いつもの先生の足音がした。
先生は革靴であったが底が柔らかいゴムの靴を履いていた。
「お待たせしました。」
S先生は落ち着いた何時もの微笑みを浮かべ2時44分に現れた。
診察室へ行く。

「おめでとう幕下です。」
 いや
「おめでとう退院です。」

先生は違う言葉で丁寧に私に伝えたが、平幕が横綱を投げ飛ばした「大金星」と聞こえた。

■2005年4月27日

外来で病院へ
いつもの微笑みでS先生が迎えてくれた。
「首が痛い」
今までの症状と私の考えを興奮しながら伝えた。
先生は何時も冷静である。
「ペインクリニックのS教授はどの様におっしゃっていました?」
「XXXXXXXXXXXXXXXXX!」
「私もそう思います。何故ならxxxxxxxxxだと思います。
Mさんの思われているXXXXは非常に確率が低いです。
でも念のためCT検査を早めましょう。
そしてMさんの言う通り血液検査も・・・
そうそうMさんが前回行った「NK細胞活性検査」も追加しましょう。
Mさんのおかげでここでもリクエストが出来るようになりました。」
「わかりました。」
首痛は交換神経と副交感神経のバランスがくずれているのが原因だろう。
寝不足・耳鳴り・運動不足 そして気のせい?

   免疫力検査である「NK細胞活性検査」
   費用 10,000円 高いか? 安いか?

                     シュウ





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Last updated  2005年04月28日 14時35分15秒
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