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クレア3679

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2009/06/16
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カテゴリ: 外出記
「こんな国に、誰がした」

「赤いハゲタカ」劉一華率いる、中国ファンドが日本企業へと牙を向く。
それに対して「ハゲタカ」鷲津は自らのファンドを挙げて中国の手から守るべく4年ぶりに立ち上がる。

現在も混沌とする、経済問題を取り上げた社会派映画。
原作はドラマ同様、真山仁のレッドゾーン。


レッドゾーン(上)

一時期ニュースを席巻した「ファンド」というワード。
すでに時代の流れからすれば今更・・・というように感じるわけですが、今作ではサブプライムローン後の経済危機、という情勢下を巧みに利用した戦術を盛り込むことで、「今更感」を感じさせない作品になっています。

一方で、人間の描写はちょっと偏り気味感が。

いわば「敵役」である劉一華。言葉、行動の端々に彼の人間味が感じられる。

最後まで金に執着する姿は、言葉に出来ない物悲しさ、がある。

一方で主人公側である鷲津。
映画は小説に比べて心理描写において劣ることはよく指摘されています。
加えて寡黙な彼は感情を表に出さない。
だから何を考えているか、わかりにくい。
この辺は、ドラマ版を見ると理解できるのかもしれませんが見ていない側としてはやっぱり・・・わかりにくい。
でも、それが渋い雰囲気を醸し出して、それが又かっこいいわけです。

「希望か、現実か」
「コピーは本物を越えられない」
「金に躍らせる人々」

そんな、今の社会への問いとその答え、社会問題を描きながら進行していく物語は違和感なく綺麗にまとめられています。


ドラマ版を再三、視聴するチャンスがあったにもかかわらず、ちょこっとしか見ていなかった私(苦笑)だけどニュースで取り扱うような経済用語を知っていればドラマ・原作を知らないでも十分楽しめる作りになっています。
ハゲタカはドラマ放送時、NHKのドラマの中でも気合の入った広報活動(電車の広告でみた覚えがある)を行っていた印象がありましたがまさかここまでとは・・・。

原作も読みたくなりました。









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Last updated  2009/06/16 07:46:31 PM
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