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「カンブリア宮殿」
6月30日放送分、
お好み焼きチェーン、 千房社長、中井 政嗣氏
の回を見る。
いつもリアルタイムではなくって、エアチェック。。。
中学校卒業で奉公に出て、1973年に1号店を開業。
現在は国内58箇所を数える大チェーンに育てた。
この人の人材育成はすごい
外食産業は就職活動でも不人気で、慢性的な人手不足。
普通に求人をかけたところで、いわゆる「優秀な人材」は取れない。
来るのは 「ロクでもない」若者
ばかり。
それでも 千房の採用基準は「学歴、成績、身元」一切問わず。
ただ、同社の組織図の中で 接客・ホール担当は、お客の次に偉い。
社長は一番下においてある。
大切なお客様と接する、会社の顔だから、
会社の中では接客担当が一番大事。
だから、徹底的に育てる。
とにかく諦めない。
見捨てない。
店長が、仕事中に暴れだす問題児を預けられて、社長に泣き言を言う。
「あんなやつ、絶対ダメです。殺されます。」
社長は店長に
「昔のお前を思い出せ。
お前が入ってきたときの方がずっと悪かった。
お前ならあいつを育てられると信じてる。」
人材育成に対しては平等ではない。
徹底的にえこひいき
する。
普通の会社であれば、いわゆる優秀な人間にえこひいき。
ただ千房は違う。
出来の悪い問題児にえこひいき
する。
不満があると暴れる。
仕事が嫌で夜逃げする。
連れ戻しても何度も夜逃げする。
何度も連れ帰る。
「なんであいつにそこまでするんですか?」
「あいつは特別だからに決まってる。お前がやったらすぐクビだ。」
育て方も秀逸。
新人にはまず、小さな目標を、与える。
15分掛かっている皿洗いを、10分でやってみろと言う。
皿洗いの新人は目標を与えられて、俄然皿洗いが速くなる。
出来たら褒める。
やっている途中も褒める。
「いいぞー、ええやんか。」
褒められて、嬉しい。
嬉しいからまたがんばる。
「ええやんか!」
育てる為に、難しい言葉は要らない。
分かり易い言葉で話すから、響く。
「よく、エライ会社の社長さんが
『わが社には、ロクな人材が居なくて困る。』
と言います。
キレイな花にはキレイな蝶々が集まるのと逆で、
汚いウコには、汚いハエが集まる。
『わが社にはロクな人材がいない』は、
自分がハエを集めるウコです
と言っているのと同じなんです。」
店長・部下には、新人を与えて、育てさせる。
接客担当が育つ、、、だけでなく、
実は教えている方が育っている。
人材育成は、教えられる側だけではなくって、
教える側も一緒に、共に育つ「共育」。
人間ちっちゃいころはみんな、きっと素直で、オープン。
人に認められたい、頑張り屋さん。
でも途中で環境が作用して、
捻じ曲がってしまったり、
閉じてしまったり、
挙句の果てには駅前で無敵になって
他人を道連れにしようとしたりしてしまうようになる。
(死にたくなる気持ちは分かりますが、
他人を巻き込むのは何があろうと許されないですよね。)
でも、千房の社員さんの働く姿を見ていて、
こう言った厳しいけれど温かみのある環境を、
家庭でも、学校でも、職場でも、
どこかで経験することが出来たなら、
また素直でオープンな人間に戻れるんだって感じました。
効率効率で、ちょっと使って出来ないと「あいつはダメ」って
レッテルを貼ってしまうのが世間では普通だと思っていたんですが、
とにかく諦めずに育てる、、、こんな育てられ方をしたら
頑張らざるを得なくなっちゃいますよね。。。
この人の作ったお好み焼きは、
さぞかし暖かくて美味しいだろうなと思いました。
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