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2009.11.22
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カテゴリ: 読書・レビュー


過去の部門、事業別の売り上げや人員配置を調べて、競合他社分析と今後の市場推移 を照らし合わせて、提案書にまとめる。

文字で書くと簡単そうですが、複雑を極める商社の仕事でそれをやるのは至難の技。

市場分析の部分で多岐にわたる事業ドメインをどう見るかで悩んでいたら大先輩が教 えてくれたのが、「面グラフ」。

通常の棒グラフって、縦軸に意味はあれど横軸は時間軸だったり、単なる項目の羅列 だったりしますよね。

これを横軸に意味を持たせたのが面グラフ。

例えば、ある年のビールの売り上げ金額を各メーカー毎に比べる。
でもマーケティング的にいわゆる「ビール」だけ見ていていいのでしょうか。発泡酒 や第3のビールの登場でビール自体の市場は影響を受けてるはず。これもシェアと一 緒に比べるには。。。

X軸に「ビール」「発泡酒」「第3のビール」って並べて、それにそれぞれの高さを見 れば良いのかもしれません。



が、、、じゃあアサヒのビールと、キリンの発泡酒のマーケットの大きさを比較する のって、、、直感的には難しい。
これを、X軸の幅をそれぞれのビール種別のトータル金額の比で変えると、各要素の 面積がそのまま直感的に比較可能になるんです。



この面グラフからは、ビールの市場がまだまだ圧倒的に大きい点や、アサヒの競合A 社(キリン?)がビールでは第2位の座を追いかけるのと合わせて、新市場でシェアを 取りトータルで追撃を行っているのが見て取れますね。

市場の大きさと差が直感的に、目に見えるようになる、、、これって結構画期的です 。

新聞記事の切抜きをもらって、ネットで色々と調べると、専用のソフトウェア(Exce lのプラグイン)が販売されているみたいですが、、、3万円。
何事も無料で出来ないかと考えるジュンに、会社のお金とはいえ30,000円はまず迂回 策を探させるのに十分な値段だった。(笑)

http://www.logicimpact.com/index.html

更に調べると、考案者の方が本を出していて、エクセルで手間を掛ける事で特にソフ トを買わずとも実現可能な旨がわかって、早速図書館で予約。ここでも金は掛けない 。(笑)



知りたいことは「面」に聞け!
分析力と表現力を強化する思考法:面発想

著者: 西村行功
出版社: 日本経済新聞出版社
発行年月: 2008年04月

著者はMBAホルダでコンサルティング会社のオーナー。クライアントに自分のコンサ ル結果を押し付けるのではなくて、自分で「気付かせる」コンサルを目指す過程で、 市場や自社の数値の可視化のために考案したとか。

本の中も、面グラフそのものと言うよりも、面グラフを使っていかにデータを見やすくするか、と言うマーケティング全般について書かれていて、勉強になった。

肝心のエクセルを使った面グラフ作成法は巻末にチラっと書かれていて、知ってみる と「なぁんだっ!」って言うコロンブスの卵的発想。
早速グラフ作成に活用してみたところ、確かに慣れるまで操作に時間が掛かりますが 細かく色々と加工出来るので活用し甲斐のあるツールを手に入れた感触。

数字を可視化して、直感的に伝えることの出来る面グラフ。

楽しく頭を使う仕事を増やして行きたいジュンとしては、これからも使う機会が多くなりそうです。


不動産投資の収益物件








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Last updated  2009.12.13 23:17:21
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