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Dec 25, 2009
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カテゴリ: 今日は何の日
 1970/12/25 秩父の農道で、4人の若者が、車で男をはねて死なす。
        (『クリスマスの4人』井上夢人 光文社文庫 い-36-1)
____________________________________

 クリスマスの夜、この日が20歳の誕生日の久須田潤次の祝いも兼ねて、4人の
 仲間がドライブに出掛けた。残りの3人は、塚本譲、橋爪絹枝、番場百合子で、
 車は塚本の父親のものだった。田舎のどこかの人気のない農道で、潤次の
 持ってきたマリファナを回しのみした後、免許を持っていない百合子が運転を
 したいと言って、運転席に付いた。走り始めてすぐ、後部座席でいちゃついて

 男の死体があり、はねてしまったことは明白だったが、警察に届けず、死体を
 山の中に運んで捨てて逃げてしまった。その時、男の服装がちぐはぐだった
 ことが気になり、男の正体をあれこれ推測したが、分からずじまいだった。
 1980年。ジョン・レノンの暗殺のニュースを知った百合子は、ビートルズの
 大ファンだった潤次を思いだし、久しぶりに4人で会うことになった。ところ
 が、その場所に、あの男と全く同じ服装・外見をした男が現れて……

 1970年・1980年・1990年・2000年と十年毎に4人が再会し、それぞれが一つの
 章になっていて、語り手が、潤次・百合子・絹枝・塚本と移ってゆきます。
 この小説をなぜSFだと思ったかを書くとネタバレになるので書きません。
 しかし、2082.5.10 という日付も出てきます。

 ですから、1970年のビートルズ解散や、1980年12月8日のジョン・レノン暗殺は
 強い影響を受けているようです。

 (2006/12/26記)





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Last updated  Dec 25, 2009 10:07:45 PM
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