英知を磨くは何のため

英知を磨くは何のため

2005/06/12掲載分続き

スピードが勝負!
 わが学会もまた、このスピードで勝ってきた。攻め込む勢いもスピード。悪への反撃もスピード。友の悩みに、敏感に反応するのもスピードである。
 昭和四十四年七月八日のことである。信濃町の学会本部で、一人の婦人が叫んだ。「先生、村山にも来てください!」必死の声に、私は即座に反応し、村山会館(現・村山緑が丘会館)に飛んで行った。
 結局、この日、私は、北多摩を走り抜き、村山、立川、小平、小金井、そして中野区の、全部で五会館を休みなく駆け回ったのである。
 後年、私は、東村山の文化会館にも、東大和、武蔵村山の文化会館にも、寸暇を惜しんで走った。
 いつか東久留米にも、清瀬にも行きたい。北多摩に、わが尊き同志が、たくさんおられるから!
 そこに、広宣流布と真の平和の戦野があるから!
 大聖人は仰せである。
「只、折伏を行じて力からば威勢を似て謗法をくだき又法門を似ても邪義を責めよ」(同495ページ)
 断固と、正義の言論戦だ。さあ!新しき五十年へ、幕は開かれた。決然と、新しき広布の英雄が躍り出て、戦う舞台は待っている。
 苦悩と戦い続けたベートーベンは、誇り高く語った。
「困難な何ごとかを克服するたびごとに私はいつも幸福を感じました」
すべての壁は、自信の可能性を広げる試練なのだ。今の自分から、新たな自分への飛躍台なのだ。
 わが信頼する村山の同志よ、眼前の壁に立ち向かえ!
 いな、打ち破れ!
 一日また一日、その勇気の挑戦だ!
 汝自身が、五倍、十倍と生き抜く、価値ある歴史が作られていくのである。疾風迅雷の進撃で、「多摩革命」を!
 正義と誠実の対話で、「東京革命」を!

 大東京
   勝利 勝利の
     夜明けをば
  村山 立ちて 
      ついに迎えり


参考文献
ユゴーの言葉は「シェイクスピーア」(『ユーゴー全集3』所収)本間武彦訳(冬夏社・ユーゴー全集刊行会)=現代表記に改めた。
新渡戸稲造は「編集余録」(『新渡戸稲造全集20』所収)佐藤全弘訳(教文館)。シラーは『群盗』久保栄訳(岩波書店)。ロランは「内面の旅路」(『ロマン・ロラン全集17自伝』所収)片山敏彦訳(みすず書房)。ナポレオンはO・オブリ編『ナポレオン言行録』大塚幸男訳(岩波書店)。ベートーベンの言葉はロマン・ロラン『ベートーヴェンの生涯』片山敏彦訳(岩波書店)から。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: