2006年06月24日
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マザー・テレサが、生前、日本に来日した時に、世界には二つの貧しい国があると言って、その一つに日本を上げました。

もう一つの国は、本当に貧しい国ですが、日本の場合は、経済的にも先進国です。何が貧しいのでしょうか? それは、心の貧困だそうです。

テレサは、「貧困をつくるのは神ではなく、私たち人間です。私たちが分かち合わないからです。」と言いました。

私はよく街角や駅前でキリストの愛を伝道します。そんな時、人を観察します。時々、目が不自由であったり、体の一部が不自由な人が通りかかります。そして、ふとしたことから足が躓いて転んでしまうことがあります。

しかし、ほとんどの人は無関心であったり、見て見ぬ振りをしたり、何かをした上げたそうなんだけど勇気がないような人がほとんどです。そこで私が手を差し伸べて、チラシを一枚渡しますが、私がそこにいなければ、誰も手を差し伸べないのではないかと思います。

私がいるところは、新宿ですから、都会であり、日本の中心です。これが田舎だったら少しは違うのかも知れませんが、私が、アメリカや韓国に住んだことがあるので少し比較して考えてみますと、困った人を見た時に見て見ぬ振りは少なくてもしません。

韓国で電車に乗っていますと、老人が乗ってきたら、ほぼ間違いなく若者は席を譲ります。また、妊娠をした女性や体が不自由な人、私が子供を連れているだけでも席を自然に譲ってくれます。そして、日本に帰国して改めてビックリしましたが、若い人が、しかも優先席に座っていて、疲れていたのかも知れませんが、明らかに席を譲るべき人が立っているのに、目を閉じて、寝ている振りをしました。

アメリカに行って、女性が重たい荷物を持っていたら、普通男性ならそれを「手伝いましょうか?」と言って持って上げます。その姿は麗しいものです。

私たち日本人が、困った人や体の不自由な人、弱い人に対して無関心なのは、照れであったり、厚かましいと思われたくない優しさが動機であるということを値引いたとしても、やはり、心の貧困が日本人の心を支配していると言わざろう得ないと、私を含めて感じます。



日本にある貧困は、心の貧困です。しかしそれは、テレサが言ってるように、神がもたらした貧困ではなく、分かち合わないことのゆえに発生する貧困です。ならば、少しでも分かち合って行けたらどうでしょう?

自分の時間を相手のために喜んで使ったり、自分の才能を人のために生かしたり、人を寛容に許し、受け入れたり。人に、ありがとうや誉めることばを話したり。人を愛する心を持とうとしたら、その瞬間から、心の貧困は逃げ去って行くと思います。

それは、暗い部屋に電気を付けたら、暗闇がなくなってしまうように、愛は、心の貧困をなくします。そして、心が豊かになり、そんな人が一人いたら、一つの電球が部屋全体を照らすように、その場所を明るく暖かく豊かにするのではないかと思います。

与える心を是非持ちたいものです。それは、あなたを幸福にし、相手を生かします。

イスラエルには、代表的な二つの湖があります。一つはガリラヤ湖で、もう一つは死海です。二つとも同じヨルダン川の水が流れ込んでいますが、ガリラヤ湖は、上流から受けた水を下流に流します。ですから、水が循環し、自然がの宝庫です。しかし、死海は、終点です。水を受けるだけです。その結果、豊かになるのではなく、塩分が海の数倍になり、観光地としてはいいかも知れませんが、何一つ命のない湖です。

私たちも、このガリラヤ湖と死海のように、受けたものを与える人は何倍にも豊かにないますが、もらうだけはしても、与えないならば、きっと枯渇し、ますます不満が溜まり、自己中心で心の貧困な人になってしまいます。

私たちは、ないものを与える訳には行きませんし、全部を与える訳には行きませんが、受けた一部でも与えることが出来たら、どんなにか豊かになるでしょうか? そんな心は、自分にも人にも喜びを与え、自分も他者も生かすはずです。

あのマザー・テレサが、この日本を世界の中で貧しい国の一つに上げました。この心の貧困の解決策は、分かち合うことです。人を許し、愛し、与えて行くことです。そんな私たちでありたいものです。祝福をお祈りします。God bless you!





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最終更新日  2006年06月24日 16時46分56秒
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