2012年09月12日
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一昨日は、戦後の日本は、「軍事大国」から「経済大国」に方向転換しましたが、これからの日本は、逆戻りするのではなく、「経済大国」から「愛大国」に方向転換して、前進して行く必要があるのではないでしょうか?と、一つの提言をさせて頂きました。「愛大国」は、前述の国民の世論調査の結果と一致したものであり、多くの人が今、物の豊かさよりも心の豊かさを求めています。

心が豊かだと、心にゆとりが生まれますので、どのような状況や環境の中にあっても、それに振り回されないで生きて行くことができます。もちろん、順境の時が一番うれしいはずですが、逆境の時にも心折れることなく生きていくことができます。心にゆとりがある人とない人とでは、逆境の時に大きな違いが現れます。

先週の土曜日のことですが、アメリカのアラスカ州のシトカ沖で、漁船が沈没しました。そこに漁師として乗っていた19歳のライアン・ハリスさんは、魚を入れる箱に乗り移って26時間海を漂流しました。救出された後にわかったことは、海を漂流しながら、「こげ、こげ、ボート」や「赤鼻のトナカイ」などを歌ったり、「僕はライアン・ハンター・ハリス。ここでは死なない」と、何度も唱えて自分を励まし続けたそうです。これが心を豊かにさせ、ゆとりを与え、強くして、26時間もの間、あきらめることなく自分を支え続けることができました。

心の豊かさはお金で買えるものではありません。心の世界は、物質の世界を超えたところにあるからです。その心の世界で、人格的な出会いをして、心を一新することに秘密があるようです。ライアン・ハリスさんは、自分がもう一人の自分を励ました。ここに、人格的な出会いがありました。また、自分がもう一人の自分に繰り返し語りかけることで、心を一新させました。

3.11以来、「結婚して家庭を持ちたい!」と願う人が急増したと聞いたことがあります。平穏無事な時には、パートナーがいなくてもお金さえあれば一人でも生きて行くことができました。また、一人の方が気楽で、責任がなく、自由に好きなことをして生きて行けるので良いと思っていたのだと思います。しかし、下からは地震、横からは津波、上からは放射能汚染が東日本を襲い、「物やお金だけがあっても生きて行けない。心と心の出会いと絆が必要だ」と、多くの人が心の豊かさの必要性に気づいたのではないでしょうか?

しかし、人格的な出会いと心の一新はそんなに簡単に得られるものではありません。人は、人格的な出会いを求めて恋をし、結婚をしようとします。しかし、理想と現実のギャップはとても大きなものがあります。日本の離婚率は、3組に1組です。しかし、離婚をしない3組に2組の中には、世間体を気にしたり、宗教的な理由などによって我慢していたり、家庭内別居をしていたり、仮面夫婦を演じたり、あるいは、不倫をしていたりして、関係が冷え切っていたり、関係が壊れている夫婦も含まれます。人格的な出会いは簡単ではありません。

また、心の一新も簡単にできるようで簡単ではありません。一時期、成功哲学や自己啓発が流行りました。もちろん、こういうプログラムの学びをして成功した人も数多くいると思いますが、その裏で、たくさんのお金をつぎ込んだ挙句、「何の効果もなかった!」という人にたくさん会いました。繰り返し本を読んだり、テープやCDを聴いても、人の考え方は簡単には変わらないものです。みなさんはどうですか? 自分を変えようと努力したり、がんばった経験はないでしょうか? おそらく、ここには、人格的な出会いが欠けていたり、何かが欠けていて心の一新ができなかったのだろうと思います。

しかしながら、心の豊かさは、人格的な出会いと心の一新が秘密です、とお話しましたが、一体どうしたらいいでしょうか? 私は一つの答えを持っています。それは、人間の姿を取って来られたイエス・キリストとの出会いです。聖書と祈りを通して、この出会いが心の豊かさを与え、さらに、この出会いが心の一新も与えてくれます。



さらに、心の一新は、ライアン・ハリスさんがもう一人の自分と出会い、その出会いの関係の中で、繰り返し歌を歌ったり、繰り返し語り続けているうちに、段々心が一新されて行き、「大丈夫だ!」「必ず助かる!」と希望が湧いて来て、あきらめないで、救出を信じて穏やかな心で漂流したことで、無駄なエネルギーを浪費せず、無事救出されることができたのだと思います。

あなたも、イエス・キリストと出会い、そのお方の声を聞き、そのお方に祈り、そのお方を賛美する時に、気が付いたら心が一新され、心豊かな人に変えられて行きます。

今日も、今週も、来週も、これからもずっと、心の豊かな人として、豊かな人生、量より質の「クオリティー・オブ・ライフ(Quality of Life)」を共に歩んでまいりましょう。日本は後戻りできません。「高度成長期」や「バブルの時代」や「9.11前」や「リーマンショック前」や「民主党の政権交代前」や「3.11前」には戻れません。前進して行かなくてはいけません。これからの時代は、心の豊かさを求めて行く分岐点に今立っているのではないかと思います。日本の未来を信じて祈ります。





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最終更新日  2012年09月13日 07時35分29秒 コメントを書く


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