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2012年10月03日
「なくてならないものは、一つだけ。 ~人生の優先順位に従って生きる~」
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私の20代や30代の頃は、今よりも遥かに力に満ちていましたので、毎日、やるべきこと、やりたいこと、そして、頼まれたこと、誘われたことなどのすべてをこなそうとガンバっていました。忙しいことに生きがいを感じ、その時はとても疲れるのですが、一晩ぐっすり寝ると、翌朝に疲れが残るということはまずなく、ある意味、充実した毎日を送っていました。
しかし、二年半くらい前、無理が重なって、約二週間入院しました。原因は、持病の喘息発作の悪化により、喘息と肺炎でした。しかし、喘息は子供の頃からありましたが、忘れた頃に軽い発作が出る程度で、それ以外は健康そのもので、元気・やる気・活気・勇気に満ち溢れていました。
しかしそんな私でしたが、40歳に近づいた頃から、健康と気力だけでは乗り越えられないと感じるようになりました。疲れが溜まった時、以前のように、一晩寝ても疲れが取れないのです。そして、無理を重ねた結果、入院し、入院した時には、重篤な症状になっていました。これは、私の体が出ししてくれた「赤信号」だと思っています。さらに、一年半前と最近の二回、ぎっくり腰になりましたが、それも私の体が出した「赤信号」だと思い、ありがたく受け止めることにしました。
今までは、もちろん、優先順位を付けて行動をしていましたが、すべてをやろうと一生懸命でした。時には、手抜きをしてでもこなしていました。集会や会議やイベントのハシゴをすることもよくありました。それでも、何とか、すべてのことをやろうと努力しました。しかし、今思うと、そこまで無理をしても、疲れるだけで、実りが少ないし、「あれ?
かんのさん、今来たと思ったらもう帰っちゃったの!?」と関係者をがっかりさせてしまったり、不快な思いをさせてしまったこともあったと思います。とにかく、集会や人の集まるところには顔を出して、色々な人と知り合ったり、交流することを大切にしていました。しかし、最近は、人の集まるところにもほとんど顔を出さなくなりました。そして、どうしてもそこに行かなければならい時だけ、最低限出かけて行くようにしています。そうしたらどうでしょう。とても体が楽になり、心にもゆとりが出てきました。
また、色々な人から相談を受けたり、出張の依頼を受けますが、そのすべてを引き受けようとしていましたが、これをやっていたら、私が何人いても足りないということに気がつきました。最近は、依頼を受けた時に、まず祈り、本当に行く必要のあるところにだけ行くことにしました。つまり、私がいなくてもイイ場所は断って、その分、本当に大切な場所に力を集中して、心を込め、時間をかけて仕事を行うようになりました。私が行けないところには、代わりに、知り合いや友人に行ってもらうことにしています。これでさらにゆとりが出ました。体からは「青信号」がよく出ています。
私は、人生の優先順位に従って、その上位にあるものから行って行き、これ以上やったら倒れてしまうかも知れないと感じる前に、サッと手を引くことにしています。それでも気が付いたら忙しくなり、心身から「黄色信号」が出ることがあります。
私の優先順位は、
家族
教会の(第一の)仕事
教会の外部の仕事
ボランティア活動やインターネットを通しての交流
余暇・趣味などの順番です。
世の中の多くの人は、私が「の優先順位」にしている「仕事」を第一に行っているだろうと思います。しかし、最近は、家族との時間をより重視したり、余暇や趣味を大切にする人も増えて来ているような気がします。みなさんはどんな優先順位で毎日の生活をしていますか?
私は、先ほど挙げた優先順位の中で、~の順番は特に大切だと思います。私と同じ優先順位で生きておられる人は、引き続き、そのように生きて下さい。しかし、そうではない人は、一度、この優先順位を試してみられたらどうでしょう。「ああそうですね、いい話だと思います」と、素通りしたり、食わず嫌いにならないで、ぜひ試しに挑戦してみて下さい。
優先順位の第一は神さまです。しかし、すべての人が神を信じているわけではありませんので、そういう人は、自分だけの時間を持つことを優先にしてみて下さい。朝一番などに、自分自身の心身の体調を整えたり、自分らしさを回復させたり、静かに一日の計画を立てたりする時間を持って下さい。忙しい人でも、トイレに入った数分だけでもOKです。さらに、自分を超える存在である神を意識し、神に心を向け、祈る時間を持てたらベストです。神に祈ると何がイイかと言いますと、「何をしなければならないか」と「何をしなくてもいいか」が明確に見えてきます。それまでは、「これこそ大切だ!」と思っていたことが、神に聴いているうちに、「あんまり重要じゃない」ことに気づいたり、反対に、後回し
にしていたことが、「最優先でやらなければならない」ことだとわかることはよくあります。私は、まず、朝の祈りの時間を何にも勝って大切にしています。そこで一日に必要な力や知恵を充電しています。
次に、家族を優先順位の二番に挙げましたが、実は、案外難しいものです。世の中では、「仕事がある!」と言うと、その一言で周囲を黙らせてしまうほどの重みと威力があります。もちろん、サラリーマンであれば、決められた時間までに出社する必要があります。また、私ならば、集会の時間や、人と約束した時間や、講演の時間、冠婚葬祭がはじまる時間などに遅れないようにしなければいけません。しかし、仕事よりも、あえて家族・家庭と言ったのは、仕事よりもはるかに大切なことだからです。結婚をしている人は、妻や夫とのことを後回しにして、大切にしてないと、気が付いたら忙しくなり、家庭を全く顧みない仕事人間になってしまいます。そうなると、せっかく結婚をして、家庭を築いたのに、
家庭にヒビが入り、すれ違い、相手に不満が溜まり、家庭が不和になったり、ある人は浮気に走ったり、離婚に繋がってしまうこともあります。あなたが、いくら仕事を大切にしても、定年が来たらそれ以上仕事をさせてもらえません。ある場合には、クビになったり、リストラされてしまう可能性もあります。しかし、家族は、一生続く人間関係です。どうぞ、家族・家庭を仕事よりも大切にして下さい。
全に休んで、日曜日は教会に行って礼拝をし、しっかりと奉仕をされたらいいと思います。また、地域のボランティアをすることも素晴らしいと思います。
私は、~の優先順位についてオススメをしましたが、四番目以降は、みなさんなりの優先順位を付けられたらイイと思います。しかし、~はとても大切です。これを大切にしていたら、きっと無理のない、有意義な毎日を過ごせると思います。
聖書は、「主(イエス・キリスト)は答えて言われた。マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」(ルカの福音書10:41~42)という言葉があります。
「なくてならないものは一つ」という言葉は非常に明快であり、真理です。そして、その一つとは、神さまです。
もし神さまを大切にしていたら、すべてを持つことになります。この世界は神が造られました。そして、私たちは神に造られました。神は、すべてを与えられました。そして、神は行くべき道を示し、導いて下さいます。この一つがしっかりブレなかったら、家族を大切にし、仕事を大切にし、その後に時間が余ったら、やりたいことをやったらイイのです。こんな生き方ができたら、みなさんの人生は計り知れないくらいに祝福され、すばらしい毎日になると思います。今日も素晴らしい一日でありますようにお祈りします。
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最終更新日 2012年10月04日 07時34分57秒
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