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カテゴリ: 息子の本・絵本
いろんな教育方法があって、

どれが悪いんじゃなくって、
どれがいいんじゃなくって、
最後に自分(親)が決めたことに責任をもてるかどうかだけなんだ。
そう、最近は思うようになりました。
ですので、以下の話は私の場合と思って読んでください。

息子を授かってから、本が好きだった私の夢は
「息子と本・絵本を一緒に読むこと」でした。

私の声の響きを幸せに感じてくれればいいな、と思っていました。
それは、息子が字を読めるようになったとしても、
彼は私の声の響きを楽しみ、
音の響きを楽しみ、
日本語の響きを楽しんでくれれば、
素敵な絵を見ることを、喜びと感じてくれれば、と
そう思っていました。

字を指差して読むなんてまっぴらごめん!
だって、私がそんなことされたら、きっと何も想像もできなくなり、
空想の世界を泳ぐことも、
言葉の響きを味わうことも、


私自身は、たくさんの絵本に囲まれて大きくなりました。
それとは別に字を読めるようになったのは
新聞を読む祖母のまねがしたかったから(だった気がする)3歳ぐらいだった記憶があります。
小学校2年のときシャーロックホームズのシリーズを全部読むことがきっかけで、
活字中毒になった気がします。

(ただし、興味がないものは読んでもすぐやめちゃいましたけど)

よく、最近「本を読む子は頭がいい」と聞きます。
活字中毒の私は正直この話を聞くと苦笑します。
確かに、勉強をした覚えがない現国が試験ではいつもほぼ満点でした。
古文漢文はてんでだめでしたが。
(ただし、私は国立理系受験の勉強しかしなかったのでマークシート対応の現国という、限られた範囲でしかないのですが)
が、これって、単に「長文を見ても苦じゃない」ってレベルなんですよね。
で、本を読むって正直「娯楽」なんです。
頭がいいから本を読むんじゃないんです。
面白いから読むんです。

何でこんなこと書いてるのかというと、
三石由紀子メソッドの本を読んで、
漢字を覚える為に絵本を漢字になおすというのを見たからです。
結構されてる人もいますよね。
すごいなーと感心しました。手間やお金もかかるし、
これは親の愛情がなくては出来ないと思います。
私もやろうかと思いました。

でも、出来ないのです。
絵本は、息子の、ものです。
もし、私の本を勝手にいじくられてたら、私、ぶちきれると思います。
それを息子にすることは出来ません。

本を作るとき、
文字ひとつをとってもデザインをする人がいるはずです。
その人のことを考えると絵本を勝手に変えられないのです。
(ただし、デザイン等ひどい本が多いことは否めないのですが・・・)

何よりも、自分が子どものころ絵本に求めていたのは、
「楽しさ」と「想像」だったはず。
それを漢字を覚えるという目的のものに変えることが出来ないのです。

で、思い出しました。
私は息子が生まれたら、ひざに乗せて本を読むことを夢見ていたことを。
それは、彼が文字を読めるようになったとしても、
私のひざの上で、お話にうっとりと聞きほれて、
私とともに、旅をしたり、冒険をしたり、推理をしたり・・・
そのために本が読みたかったのだと。
挿絵や、絵本を眺めて想像の世界に二人で旅立ちたかったのだと。
いつかは「ママとはもう読まないよ!」といわれてしまうでしょうけど、
それまでは二人で楽しみたいと夢見ていたことを。

ということで、私は漢字絵本を作ることを潔くあきらめました。
息子は漢字が苦手だったとしても、許してもらいましょう。

そういう私も、漢字がひどく苦手でしたが、
一発奮起して、中学3年の夏休みに自主的に漢字の問題集を2冊買って、
ひたすらやって、夏休み明けにはテストで漢字を学年唯一の全問正解で、
カンニングを疑われたんだよな~
夏休み前は全然出来なかったのに、おかしいといわれて、
問題集とノートを先生に見せて納得してもらったのだ。

だから、苦手でも、それは逆にいいきっかけになるはず。
そう思いたい。










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Last updated  2007.03.01 13:04:21
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