柴楽日記

柴楽日記

2015.12.23
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カテゴリ: グルメ・旅
今回は先日開催された全国展に際して訪れた広島紀行の様子を
お届けしたいと思います。

この日は早起きして九州を出発。午前中に広島市内へと到着し
ました。
まず、やって来たのは広島城。
名古屋城や岡山城と並び日本三大平城と称され、また近世城郭を
代表する城でもあると言われています。
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大天守を正面から一枚。5層からなる複合連結式です。立派なもの
です。現在の天守閣へ復元される前はこの大天守の東と南に小天守

中堀そして外堀の三重に堀を廻らせていたと言われています。きっと
スケール感満点の城構えだったんでしょうね。

天守閣の中にて撮った一枚。
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城下町広島の武家屋敷や商家を復元した展示スペースが設置されていて
当時の人々の暮らしぶりに触れることができます。

最上階の展望室へとやって来ました。
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外はあいにくの雨でしたが、広島の町を一望することができ、なかなかの
ものでした。

表御門と御門橋を撮ってみました。
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別名を「鯉城」とも呼ばれる広島城。
その名の由来は諸説あるようです。ある説によると、天守の黒に由来すると言われ、

よるとこの辺りが以前、己斐浦(こいのうら)にあたり、「己斐」の読みが「鯉」
に通じるという解釈からその名が付いたとも言われているようです。広島東洋
カープの球団名はこの鯉城に因んで名付けられてたものです。長きにわたり広く
地元のファンに愛されるカープらしい名前の由来の様な気がしますね。

広島城を後にしてやって来たのは縮景園。
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園の名称は各地の景勝を聚め、それを縮めて表現したことに由来すると言われていますが、
中国杭州の西湖の風景を縮して表現したことに由来するとも言われています。
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園内では結婚式の写真撮影を行う数組の新郎新婦の姿が見られました。
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深まる秋の情緒を堪能しながら園路を回遊していきます。
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濯纓池に浮かぶ島ではアオサギが羽を休めていました。
現在では周辺の都市化も進み、新旧のコントラストな光景もずいぶんと見慣れた
ものとなりつつある様に思えます。
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街の喧騒を離れて佇む風景は一つ一つが本当に絵になります。

こちらはお昼前に訪れた原爆ドーム。
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核兵器の惨禍を後世へ伝える建築物として20年ほど前にユネスコの世界文化遺産に
登録されています。この建物は大正期に広島県物産陳列館としてオープンし、原爆
が投下されるまでは広島県産業奨励館と呼ばれていたそうです。第一次世界大戦が
終戦を迎えた翌年の1919年には当時、日本軍の捕虜となっていたあのカールユー
ハイム(菓子職人[ドイツ]、カールユーハイム創業者)もここで日本初のバウム
クーヘンの製造販売を行ったんだとか。
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平和記念公園へと足を伸ばしてみました。
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原爆の子の像前の広場ではこの日も修学旅行で広島を訪れたたくさんの生徒の皆さんが
平和への祈りを捧げていました。
時は流れ、戦争を経験した世代の方々の御話を伺う機会も随分少なくなってきました。
戦争の記憶は次第に風化していくのかもしれませんが、同じ過ちを繰り返さないため
にも、未来へ向かって私たちは考えることを止めてはならない、そんな思いを再確認
させられたひと時となりました。

次回は御手洗散策の模様をお届けしたいと思います。





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最終更新日  2015.12.24 23:27:46
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