柴楽日記

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2017.07.20

ナツ劇場

カテゴリ：ナツ・マリ

昨朝ナツマリ部屋へ入ると、ゲージに入っているはずのマリノが外へと飛び出して
しまっていて大慌てするひとコマがありました。
トイレを我慢できなかったらしくゲージの天井を頭でこじ開けて出てしまった
様子でした。
よじ登る際にもそして着地した際にも手術をした右足にずいぶん負荷がかかって
しまったのでは？と心配になり、大分の病院へと連絡し、念のため診察を受ける
こととさせて頂きました。
問題はないとの先生の御言葉に、ホッと胸を撫でおろすと同時に、私自身の管理の
不十分さを反省する出来事となりました。

病院から戻ったマリノを暑い中、迎えに出てきてくれたナツマリ。

マリノのカラーに興味津々なナツ。

「オヤジ、それちょっと貸してくれ」とでも言わんばかりに手を伸ばし始めます。

マリノをゲージのまま庭へと運び入れて、ナツのリクエストに応えてカラーを装着して
みました。

ご満悦な表情を見せるナツ。
その様子を木陰に置いたゲージの中から眺めているちび子。

「あ～あ、着けちゃった。あれ外せないよ。大爺ちゃんは超暑がりだから、すんごく苦しくて
大変だと思うな～。」そんなマリノの独り言がゲージから聞こえてきそうです。（笑）

一方、こちらはそんな玄孫の心配を余所にノリノリなちょいワル爺ぶりを見せるナツ。

「オヤジ、どう？俺イケてるだろ！今日からこれオレんのだから！！」そんな表情を見せる

蒸し蒸しとした真夏の庭には蝉の声が勢いよく響き、立っているだけでもＴシャツの隙間を汗が
流れていくのが感じられます。
そんな中、マリノの心配が的中したかのように、自由が利かないことを理解し始めた様子の爺。
しゃがみ込んで何かもぞもぞとし始めました。

「あれ？これじゃ、まともに水も飲めねえし、サッカーもできねえじゃん！」

しばらくすると激おこモード・スイッチが入ったナツ。

「ナツがオレにも！って言うから着けてあげたんだよ」そう切り返す私にも「オヤジ、笑って
ないで早くこれをなんとかしろー！」と言わんばかりにすんごい顔で迫ってきます。（笑）

ちょっとお灸を据えるためにしばしそのままにして遠目に眺めていると・・・。

しばらくカラーと格闘する素振りを見せていましたが、程なくしてあきらめムードがその
背中から漂い始めます。

少しは反省してくれたかな？と思い、カラーを外してあげると・・・、

途端に息を吹き返したかの如く、勢いよく怒りを発散すべく高速回転を始めるナツ。
あまりお灸を据えた効果はなかったみたいです。（笑）

ただ、この日は最後のキメの着地も見事には決まらず。
さすがのナツもだいぶ消耗していた様です。

その様子をこちらも遠巻きに眺めていたマリ。

相変わらずの旦那に「孫たちの前でホントにもう、ナツはいくつになってもバカなんだから。」
呆れ顔のマリからはそんなボヤキが聞こえてきそうです。

爺のおバカモードのスイッチが切れて、ナツ劇場も終了したところで、再びカラーを装着した
マリノも静養スペースへと戻ります。

今回のひとコマがしばらくはゲージの中で安静を求められるマリノにとっても
ちょっとした楽しい夏の思い出になってくれていたらいいな。

「欲張りすぎると、大変なことになる！？」そんな御話だった今回のナツ劇場、
いかがでしたでしょうか？
マリノも他のちびっ子たちも良い子のみんなはマネしないようにね。（笑）

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