柴楽日記

柴楽日記

2026.09.22
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今日はご報告があります。

本日の未明に、ナツマリの息子であるトラがその生涯を閉じました。

この数か月、病気により床に臥す状態が続いていたトラ。
一週間前にかなり厳しいと思える状態に陥ったところから何とか持ち直し小康状態を保っていたものの、この連休に入り、日頃、多忙な家族が揃うタイミングを待っていたかの如く、看護に努めてきた実家の家族に見守られながら、旅立っていきました。
最後の最後まで、生きることを諦めることなく、大好きな弟の腕の中で息を引き取ったトラ坊。

その姿が母親のマリの最期にも重なるところがある様に思えてしまうところがあり、トラの旅立ちについてもまた犬とヒトとの絆みたいなものについて、いろんなことを考えさせられる様な気がしてしまいます。
覚悟はしていたものの、トラとの別れはやはり悲しくて寂しくてつい涙がこぼれてしまうところがありますが、最後まで力強くそして誇り高く生き抜いた犬生であったと感じています。
そしてまた、そんな息子の姿をナツもマリも見守り続けてくれていたのでは?そんな犬バカな想像を浮かべてみたりしながら、今はトラとの日々を振り返っております。


幼い頃から、愛されキャラでムード・メーカー的な一面は親父のナツ、そしておちゃらけてるようで根は真面目、そして家族や仲間思いな一面は母親のマリ譲りといった、両親犬のイイトコ取りをした様な子であったトラ。



ナツマリのもとを巣立って実家の家族の一員となった後も、ちょくちょく我が家に遊びに来てくれては、こうしてナツやマリとの時間を過ごしていた若かりし日のトラ坊。

姉のモモや妹のリンに比べ、生後しばらくはひ弱な感が否めなかった坊が、両親犬から受ける鍛錬により、雄犬としてのエネルギーの強さを身に付けていくその過程を犬バカなワクワク感を持って私たちも見守っていたものでした。(楽)

ナツマリのもとでメキメキと力を付けて頼もしい若犬へと成長していたトラ。

その後、姉のモモの娘であり、姪っ子にあたるサクラやスズを始め、歴代のちびたん達のお世話係として時に奮闘する姿を見せてくれたりと、ナツファミリーを支える存在としても活躍してくれました。(頼)

雨の日も風の日も、そして雪の日もロードワークを始め、鍛錬に励んだトラ。

ナツマリ同様に走ることが大好きで、折に触れ、我が家にやって来てはナツと駆けっこを繰り広げる姿を見せてくれていました。(楽)

夢の舞台を目指して、春季そして秋季といろんな場所に旅をする機会に恵まれている現在のナツファミリーの面々とは違い、展覧会にはご縁が無かったトラ坊でしたが、その分、我が家の一員としていろんな経験をさせてあげたい♪といった家族の思いがかたちとなり、いろんな場所へ家族と旅を楽しんだトラ坊。

結が我が家にやって来たタイミングで揃って長崎へと出掛けた旅は、私たち家族にとっても良き思い出の1ページとなっています。

成長しても母親のマリとの再会が嬉しくて仕方のない様子をみせていたトラ。

自身のスピリットみたいなものをふんだんに受け継いでいた息子に生前のマリはきっとたくさんのことを伝えてくれていたんだろうな??当時のことを振り返りながら今でもそうした犬バカな思いを巡らすことがあります。(楽)

マリの後釜としてその後、長らくナツファミリーの大目付役を担うこととなった結。



その後、女衆きってのスプリンターへと成長していった結と、折に触れ、ロードワークにて掛けっこを楽しむ姿が印象的に映るところがありました。


こちらはトラの父親であるナツの10歳の誕生日時に撮った一枚。

妹のリンが亡くなるまで親子そろっての再会の機会にも恵まれていたトラ。

3匹のちびまろが一堂に会すると、お互い童心に返った様にワイワイ賑やかにじゃれ合う姿が周囲の笑いを誘う光景が今でも懐かしく思い出されてしまいます。


群れの中に在っては和を以って貴しと為しながらも、ひとりの雄犬としての誇りみたいなものも持ち合わせていた様に感じられるトラ坊。




主に散歩のお供を務めた父とちょくちょく我が家を訪れていたトラ。
群れの一員として機能し続けたこうした坊の一面は、ナツマリより生来的に継承した側面と合わせて、結果的にふたりと過ごす時間の中で受けた教えにより形成されていったのでは??そんな楽しい想像を巡らせてみることもしばしばな坊との楽しいひとときでもありました。


家族によると、ご近所さんを始め、いろんな方から大切にして頂いたというトラ。

柴楽日記をご愛読頂いている方々より、主役のナツマリ、そしてカイに続き、トラちゃんファンです♪といった御話を頂く頻度が多かったことを思い起こしてみても、家族の話は何となく合点がいく様な気がします。

そんなトラが我が家にやって来ると、結ナナコンビを始めとする女衆が大喜びしていた光景を目にしてもまた、ヒトのみならず、犬社会においても坊は最後まで愛されキャラであり続けたんだなぁ・・・、ぽっかり空いた心の穴に今は往時のそうした記憶が去来します。


ついこの間まで元気に過ごしてくれていた姿を通して、私たちもまだこの先トラとの楽しい時間が続いていくと思っておりました。
最後までトラを最愛の一員として、大切にしてくれた家族には感謝したいと思います。

トラの日本犬としての気質について、母なりの自己解釈に過ぎないものなのかもしれませんが、老い先短い自身はもうこの先にトラみたいな犬には巡り合えないだろう・・・、坊を見送った後、そんな言葉を口にしていた母。
それは日本犬を愛する人々が日々思いを注ぎながら、それぞれのご家庭で犬達と過ごした中で迎える帰結といった解釈もできる様な気がするし、作出に努める私たちも希望を持ってその道を進んでいくことが日本犬の未来を紡いでいくことに繋がり、そしてそれが日本犬として生きる犬達に私たちができる恩返しのひとつとなるのでは?そんな犬バカな妄想を描きつつ、母の話に耳を傾けておりました。

その14年余りの犬生を本当に力強く生き抜いたトラ。

トラ、よく頑張ったね。
そして生まれてきてくれて本当にありがとう。
トラと出会えて、本当に素敵で幸せなひとときを家族で過ごせたと思うよ。
これからもトラがナツやマリとともに遺してくれたものを大切にしながら、みんなで楽しく生きていくからね。
ナツにマリそしてリンとともにみんなの成長を見守ってあげてね。





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最終更新日  2026.10.04 21:24:39
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