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思考へ影響する脳のリミッター(1)
』では上下80%のところでプラスとマイナスが反転する事を述べた。
前回のコラムを補足させていただくと、この達成や飽和状態前の反転は負け癖がついていたり、勝つ事や達成する事に慣れていないと、例え勝利目前でも足元を救われることになるらしく、いわゆる大逆転をくらうことになる。
相撲に例えると勇み足というところであろう。(これは単に油断とは違うような気がする)
つまり、ドラマは終了間際にクライマックスをむかえ、劇的な終末にしたほうが快感を得る事請け合いなのである。
さて、今回は別の角度から捉えた脳の思考へ影響するリミッターについてご紹介したい。
『 パッチ・アダムス
』という、実話を元に構成されている映画がある。
ロビン・ウィリアムス扮する主人公アダムスは『ユーモアによる治療が重要』という説を実践し、医学界の常識を覆すという彼お得意のユーモアと温かな視点で、現代医学の問題点をさり気なく突く。
ストーリーは自殺未遂の果て、自らの意志で精神科に入院したアダムス。
彼はそこで目覚め、医学の道を志す。
2年後、ヴァージニア大学の医学部に入学したアダムスは、規則に背いては患者をユーモアで楽しませていた。
冷ややかな視線を向ける学部長や同僚を後目に、やがて彼は恋人カリンとともに、夢に見ていた無料治療院を開設するが・・・。
全ては順調に思えた矢先、最愛の恋人カリンが自分達が診ていた精神病患者に殺害されてしまう。
何に対しても常にポジティブに思考してきたアダムスが、その事件を機に何もかもどうでもよくなってしまう。
全てをネガティブにしか考えられなくなるのだ。
ここで、このアダムスはリミッターを自ら設定したのである。
それはどういうことかというと、それまではいろんな困難な出来事もポジティブに思考し解決してきたのだが、あまりにも耐え難い悲しいできごとと判断した為に、 リミッターを超えてしまった
のだ。
その後、生きる気力も一次的に失うが、また立ち直り、当初の目標をクリアするという展開になる。
このリミッターは度合いこそ異なるが全ての人が設定している事なのである。
ここまでは、プラス思考でいけるが、ここから先はいくらなんでも......、という具合になるのだ。
当然このリミッターには個人差がある。
これが、個性につながることはいうまでもない。
そこで、前回の波であるサインカーブを思い出していただきたい。
初めてお読みになる方は前日のコラムをご参照願います。
その 波の振幅の大小がリミッター
により決まってくるのだ。
ネガティブな思考であればあるほど、プラス領域での振幅が小さく、マイナス領域の振幅が大きくなるはずである。
また、ポジティブな思考であればあるほど、プラス領域での振幅が大きく、マイナス領域の振幅が小さくなる。
私はこのリミッターを外す、あるいは設定しないことを真剣に考えている超大馬鹿者なのである。(爆)
皆さんも境界線のようなリミッターをもっと広げると、視野も世界ももっと広がりますよ。
全てのリミッターは自分自身が決めている
のですから。
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