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最近良く左脳と右脳について考える事が多い。
近年誰が言い出したのかわからないが、右脳を開発することが、なぜか人間の能力開発につながると信じられている。
だから、何も知らない人は自分の右脳の殆どは使われてないと信じきっているのだ。
悲しい事実であり、大変残念な思い込みでもある。
なぜならば、自分で自分の脳が使われていないと信じているのであるから、使われないのは当たり前である。
へたをすれば、一生使う気が起こらないかもしれない。
右脳の数パ-セントしか使われてないと思うのは、非常に自分自身癪なので、その世間の思い込みを打破する為、今日は左脳と右脳が自分の脳をどう共有しているのか、考えてみた。
題材は誰でも一度は見たことがあるだろうと思い、『車』にした。
先ず、『車』と思うことで、左脳は活動を始め、『車ってどんなものだっけ?』とか『車には何がついてるだろうか?』と思い始めることにより、右脳が動き始める。
つまり、車自体に対する普段の自分のイメージを右脳の一時記憶場所(メモリのS-RAMと言いたいが、D-RAMのようなもの)に記憶させるのである。
車のメーカ及び車種、色や形の単語は左脳で考え、それを形や色を含めたイメージにするのは右脳である。
そして、やはり『おっ、タイヤがあるぞ』と見つけてくれるのは左脳だ。しかし、そのタイヤの形状のイメージ(あくまで自分の普段抱いているもの)がしっかり右脳にイメージデータとして一時記憶に追加されるのである。
また、『ドアを開けて中を覗いてみよう』と思うのは左脳で、実際に中を見ている(イメージする)のは右脳である。
更に、これを繰り返していくうちに、イメージというものが鮮明になるのである。
こんなことは、普段意識してやらないかもしれないが、特に無意識に行っているわけでもなく、いつでも誰でもやっていることなのである。
現在、信じられている右脳開発は、上記のDRAM(一定時間毎に記憶保持のための再書き込み(リフレッシュ)を行なう必要があり、コンピュータの電源を落とすと記憶内容は消去されるメモリ)から訓練によりSRAM(記憶保持のための動作を必要としないメモリ)にするようなものだと思う。
つまり、人間の脳のデータの一時記憶処理は通常DRAMのようなもので、常にデータが入れ変わっている。
なのでそれを、意識的にSRAMのようにすることができれば、能力を向上させることができる。
つまり、速読などはその顕著な例である。
右脳にデータ(文章の内容)を記憶保持させるのだ。
故に、私は脳力開発は右脳だけにこだわらず、 左右の脳のバランス
が重要で、簡単に誰にでもできるものだと思っている。
ただ、普通の人は自分にはできないとか、特殊能力者や、特別な厳しい訓練ではなくても絶対に訓練をしなければならない、と思っているだけなのかもしれない。
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