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例年より遅れて梅雨入りした奄美地方。沖縄よりほんの2、3日遅かったぐらいかな?なのに、今月中旬に梅雨明け宣言の出された沖縄に遅れを取って奄美地方の梅雨明けはまだ発表されていません。もう明日から7月だよ~こんなのあり??思えば、これまで好天の日が多く、梅雨本番だというのにお洗濯物、外に干せる日が多かったよな?その、しわ寄せ?蝉も早くから鳴き始め夏を思わせるのに、暑さが~~本来の暑さじゃなくて、明らかにジメジメ~(+0+)自分に出来る東日本大震災に関わる決め事で、節電を誓いあの年から冷暖房は使わない主義の我が家今年は早くも肘関節の辺りにあせも様の湿疹が・・・(@@)今の時代に、あせもってあり?あ~ん、だけど簡単にリタイヤする事できな~い(TT)そんな訳で涼を求めてよく海岸へ走る私です普段からビーチコーミングの関係で海辺はよく訪れますが最近は、こんな景色を眺める為だけに通ってます美しい景色が一時の暑さを忘れさす癒しの時間に変わるのです にほんブログ村
2013年06月30日
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気温も安定し、そして天候にも恵まれた良いGWでした(^^)この陽気は、やっぱり海に惹かれるのでしょうね。いたる所で沢山の観光客に出会いました。奄美が一番、奄美らしい季節の夏到来を思わせますが、その前にあの梅雨がやって参ります。気象予報では5月11日ごろ、梅雨入りだそうです。ですが、そんな気配もまだ感じさせず、今日もカラッと快晴♪こうも天気がいいと磯日和とばかり、気分が踊らされますが磯と言わないまでも、海は眺めるだけで心が癒されるものです(^^)休み明けのスイッチを切り替えないとまずいぜぃ…と、しながらも行ってきたのは南の海。いくら道路事情が良くなったとは言え家から南大島へは片道1時間半~2時間近くは悠に掛かる。だけど、南のオーラが好きなんだなぁ私。この島が神の島とも云われる所以は南にあり、と密かに思ってる位です。そんな訳で、此処もそのひとつ 穏やかな南大島の海に在って、此処だけはひと味違う姿を見せてくれている。打ち上げられた石が海岸一面を埋め尽くしているが、荒波によって角を削られ見事なまでに丸く変形してしまった石ばかりだ。 この形になるまで、どれ程の年月を要した事か。自然の物にも時を費やした魂が宿ると言うが、この石もそんな象徴を現しているような何かしらの気配を感じる。て云うか此処自体…一気に体感温度が低くなる~? 石の持ち出し禁止は魂(霊)を連れて帰る事になるという謂れなのかどうかは知らないが、そんな話しを聞いた記憶がある。或いは訪れた人、皆がその都度珍しさから持ち帰っては、将来的に景観を損うって、そっからの説って感じがしないでもないし~ほんとの所、持ち帰り禁止も定かではないが、ま、そういう事で持ち帰らないに超したことはないでしょう。にほんブログ村
2013年05月07日
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北大島のハートロックの他に南大島にもハートの形をした風景が存在する。荒い北場の波と違い、いつ来ても南の海は穏やかだ。荒れた海も好きだが、静かな海も何だかホッとする。高台から見下ろすと、ちょうど良い感じに繋がってん~ン。。。ハートに間違いない♪ にほんブログ村
2013年04月09日
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謹賀新年 今年も宜しくお願いいたします。 皆様のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。 にほんブログ村
2013年01月02日
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海で見つけた変なもの・・・いくら自然の作り上げる造形の変わりもの大好きな私でもこの子は…ちょっといただけません(^^:)元々、こんな姿だったとは思えませんが、時を経てこんな姿にされたんなら、堪ったもんではありませんちょっと可愛そうな気もします水木しげるロードに立っている妖怪の顔で似たのがありませんでしたっけ?沖縄のキジムナーはじめ河童系の妖怪の類に…はたまた子供のヒーロー、仮面ライダーも一皮剥けばこんな感じ?が、しないでもないけど(^^;) ガジュマルの木の精霊と言われるキジムナー奄美大島にも同じくガジュマルの精霊なるケンムンと呼ばれる妖怪がいるけど…この子を見てると、どうもそっち系を想像してしまうごめんね、連れて帰る事出来ないけど、少しの間遊んであげるまずは…身体が鈍っていることでしょうとブリッジなど、してもらいました(^^:) にほんブログ村
2012年11月30日
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過ぎ行くその日を惜しむような情熱的な夏の夕日もいいけれど明日に期待を持たせてくれそうな情緒溢れる秋の夕日も最高♪春夏秋冬、その折々の季節に応じて眺める夕日はそれぞれに持ち味が違って見える海岸線を北に…北に…向って走ると晴れた日には一年中、夕日の見える場所へと辿り着く天気さへ良ければ…此処の夕日は裏切らない黄昏に反応しキラキラ輝く美しいシーグラスに暖かいでしょう?つい…貴方達を拾い上げて良かったと思ってしまう海岸線に沿っていくと、そのまま付近の集落の堤防へと繋がっていく更に進むその途中に(自称)チンさむロードなるものが出現するそれも、同じような急降下面が三箇所も続き連続三回も…チンさむ(寒)を体感出来る(^^;)す・ご・い!避ける事もせず、この一瞬の、ぞぞ~~~とした感触を味わう為に身を任せて思い切りダイブする私って…変?最近、凝ってるマイ・ロード、マイ・アクション、マイ・ブームなのです(^^;)にほんブログ村
2012年10月20日
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北大島にある蒲生神社の続きです(^^)夜な夜な平家の落ち武者の幽霊が出るとかカップルで訪れると別れる…とかとにかく色々噂の多い所なので、いつかは行ってみたいと思いながらも、ある意味、避けてた所でもあったのです壇ノ浦の合戦で破れた平家が流れ着き、源氏の落ち武者狩りを恐れて見張っていた場所…由来が由来だけに噂は信憑性も濃く霊感の強い私の事…行ったらきっと『見る』に違いない、と私自身、決め付け何となく近寄らなかったんですねでも、ドラマ『平清盛』を見ているうちに、いよいよ行ってみようと言う気になってしまいました(^^:)思ったより明るくて、展望台まで歩きやすく整備されてます神社への入り口は2箇所あり、遠回りだけど今回は草むらの少ない安全そうなこちら側を選びました実は、悪い霊ではないのですが当初から、やはり気配を感じてましたので、此処で手を合わせ、お伺いを立てました「今から、そちらに参りますが伺っても宜しいでしょうか?」とすると、これまでと違う柔らかな風が吹き、後ろから背中を押され、前からは引っ張られるように、軽くなった身体はまるでひとりでに動くように、ぐんぐん進んで行きました。「あー…歓迎されている(^^)この人達は噂のような …ちっとも悪い霊なんかじゃない」「こんなにも人を受け入れるこの人達は、普段、人恋しくて 淋しい思いで過ごしているんだろうな」社まで2~3分の距離をこんな事考えながら歩きました社の入り口には、獅子が左右に祀られ、それぞれの獅子の横に立っているのは、かつての見張り番でしょうか、古い石像が2体並んでいました。写真に収めると左手の石像の目が光っているのが…わかりますか?木漏れ日が、ちょうど目の部分に当る(?)にしては出来すぎです東シナ海、太平洋と四方を海で囲まれたこの場所で見張り番としての忠誠を果たした生き方が今もその目に反映されているようで…切ないですそんな見張り番筆頭の蒲生佐衛門さんをはじめ、平家の落人達を供養する為に後々、島民によって建てられたと言われる蒲生神社は、志が現在も地域住民に受け継がれ綺麗な環境の中、感謝しながら付近と一体化している霊の存在を確かに感じました。神社に纏わる世間で言われているような悪霊ではなく神聖で高貴なものですので、『此処に訪れたら災いを齎す』はガセです…ねそんなふうに感じて帰ったその後から、現に私は次々とハッピーに見舞われ、益々その思いを深めている次第です私からは、寧ろ、ご利益のある神社としてお勧めしたいぐらい…です(^^)にほんブログ村
2012年09月15日
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壇ノ浦の戦いで敗れ全国各地に散らばったとされる平家の落人達。実は奄美大島にも、逃れ着いた『平家の落人伝説』が現在も受け継がれています。平有盛、平行盛、平資盛…清盛の孫や甥に当るのかな(?)この3人を武将とした平家勢に南、北、中心部から襲撃され奄美は一時、平家によって治められていたとも…支配後は島民との信頼関係も厚く中々良い島作り(?)が出来ていたようです。そんな中でも、源氏の執拗な追っ手を思えば落人達に心休まる日は、なかったんでしょか毎日々…海を見下ろせる高台に見張り番を配置し残党狩りに備えていたと言いますから切ないですね。築いた城跡や見張り台跡に、平家落人を祀る為に島民によっていつしか建てられた社はその数奄美圏内、北から南まで3~4箇所(?)内、今回は北大島の観光スポット【蒲生神社】をご紹介。奄美の野生生植物が数多く生息する地としての観察目的をも含んでいる為、駐車場から展望台まで綺麗に整地されているので、天気の良い日中は明るく、楽に進む事が出来ます。なんて気軽そうに書いてますが…実は、奄美では色々と曰く付のこの神社、夜な夜な落ち武者の霊が彷徨っているとか、肝試しには打って付けの場所とされ私がず~~と避けてきた所でもあるのです(^^;)でも…毎回欠かさず見ているNHKの大河ドラマ平清盛に触発されて「これは、もう一度は行かなきゃ」と、初めて足を踏み入れたのでした。 ~つづく【展望台から眺めた景色】見渡す限り周囲を海に囲まれた此処から、源氏襲来を見張ってたのですねぇ。時には、栄華を極めた遠い都を思い出す日もあったりしたのでしょうか?低視聴率と言われるNHK大河ドラマ平清盛日本の文化が初めて形成されたばかりと言える頃の平安時代のお話しは第一、言葉そのもの、ややこしく難しくて自分のオツムの弱さを感じながら必死で喰らい付いて見てましたが…(^^;)先週の『白川院の伝言』で、清盛が出生を拒まれた訳が解明しようやく、これでストーリーが繋がって面白くなって来ましたよ~これまで【物の怪】って何のこっちゃ??って感じでしたから(^^;)う~ン。。。次回が楽しみ♪にほんブログ村
2012年09月08日
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奄美大島にあるハートロック♪この場合のロックは『岩石』を意味します。北大島の海岸に干潮の時刻だけ現われる潮溜りなんですがハートの形が見事で水面もキラキラしてて中で魚が泳いでたりします。愛くるしい自然の造形は感動もんですカップルで訪れて愛を誓い合うのにピッタリのシチュエーション・アイテムです…ね。 こちらはビビット加工です↓ にほんブログ村
2012年09月06日
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先日、最大規模と言われた台風15号が奄美大島を通過しました。停電、断水、農作物の被害、他と台風特有の影響をまともに受けた訳ですが最大瞬間風速60mが観測されたんですから我が家が揺れたのも納得ですねぇ通過後の後片付けに2日を有しました(^^;)家の裏側が山に面しているので、すぐ下の家庭菜園用の敷地には山からの折れた雑木枝やらが散乱し有料ゴミ袋10袋ぶんに達しましたョ(TT)先の豪雨で土砂災害の危険区域に指定されていた裏山一帯ですがまだ復旧工事途中にありながら、幸いにも4月に法面工事が終わってたので土砂崩れの方は、今回、幾分か安心して過ごす事ができました片付け後の山を見上げたら、何だかすっきりとして「あー…山なんて庭の植木の剪定と違って、こんな事でもない限り掃除出来ないんだよなー、だったらこれもあり…か」と自然のサイクルで風景も保たれている事に気付きましたでも…大事に思ってたもの、案の定、全てオジャンです(TT)台風の前日から風が出てましたので、見納めに収めた画像です(^^) 花カマキリ…って、ご存知ですか?幼虫の間こんな姿をした カマキリがいるんですが…↓ 餌となる獲物を狙って、花に紛れて潜むにしては、化けるを通り越しその姿は、もはや花そのものですね。奄美の固有種、野生蘭の【奄美エビネ】を眺めては「そっくりだ~」と楽しんでいたのですが、どうですか? ↓ 奄美エビネも終わりの時期ではあるのですが、台風後、勿論見事に花は吹き飛ばされていました(TT)撮影中の風の中、飛ばされまいと必死でしがみ付いているトンボを見つけました赤トンボなのですが、上半身の色は黒で下半身は赤って…?赤とんぼをこんな風に身近に見たの初めてで良く分からないのですがこれって…あり、ですか?↓ そして、極めつけ…最も悲しいのはこれ↓ 毎年、順調に実を付け、今年は小ぶりながら4本同時に少しずつ成長していたご存知【島バナナ】です。濃厚で少し酸味のある独特な味がプレミアム級とされながら、風に弱い事で流通の生産確保が難しく、主に地元でしか味わえないのが残念ですが…樹木でなく繊維質で出来たバナナの木は確かに…台風となるとイチコロです。にほんブログ村
2012年08月31日
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やっぱり…桜を見ると何だかホッとしますね今年も…「春が来た」って感じですかねご存知のように奄美大島は一昨年、昨年と二度の記録的集中豪雨に見舞われ、特に被害の大きかった一昨年の爪痕は現在もあちらこちら残されたままです復旧工事も必然的に【人命に関わる】のが優先となりますから…そんな訳で、奄美の桜の名所【本茶峠】と【奄美自然観察の森】はその時から通行止めになっていて、今もそうなんだと思い込んでたのです現に、どちらも入り口には通行止めの標識が立てられていて…先週の好天日、母に「桜が見たい」と強請られ何処に行こうか迷った末、ある街道沿いにそこそこ植えられている場所へ向ったのです。ちょうどまだ満開の見頃の時期であーきれい!と心までホワホワ癒されたばかりでしたがなんと、本茶峠が頂上折り返しで通行できる事が判明し昨日も、すこぶる天気が良かったので「やっぱり本茶の桜が見てみたい!」と、車を走らせたのです途中、何箇所もがけ崩れで片側通行の箇所があり、路肩はガードレールごと欠損しているとこも多く「怖い!」とても横目で桜を見物しながらの話しではないそして開花の早い此処の桜は既に殆ど葉桜状態(_ _)でも、満開の時期、やっぱり此処が一番きれいなんだろうな本来、お花見スポットなので各地点毎、テーブルベンチ等完備されていて、悠長にお茶してたりシート広げて持参のご馳走食べてる人もいて、昨日のお天気で繰り出した人、多かったみたいだけど…ちょっと遅くて残念だったネ(^^;) 花の絨毯 ↓ 本茶峠の桜は既にこんなです ↓ 綺麗だった街道沿いの桜(先週) ↓にほんブログ村
2012年02月13日
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昨日のブログで9月25日、26日の奄美大島の豪雨災害の事に触れましたが、私の記事にチラッと登場した近くの損壊した牛舎から流された牛さんに関する10月6日付けの地元新聞からの記事です。豪雨から10日も経って、10キロ離れた砂浜で行方が分からなくなっていた黒毛和牛の繁殖用母牛が生きて発見されたと報じられました。川から海に流され泳いで砂浜に辿り着いたのだろうとの事でしたが、本当に運の強い牛さんでしたね(^0^)牛舎主によると、25日の深夜、近くの川が溢れて濁流が流れ込み、飼っていた54頭のうち37頭が流されたとの事。水は1.9m近くに達し牛舎主は、棚の上に登って難を逃れたが目の前で次々に牛が流されていったとの事でした。その後、牛の多くは町内で見つかったが、3頭は残念ながら死んでいて、子牛10頭が今も行方不明のままだとか…奇跡を信じて、何とか10頭無事に生きて見つかってほしいと、願います。私の見た牛さん、3頭連れ立って仲良く、礼儀正しくしっかり歩道を歩いていましたから…時折、立ち止まって不安そうに、当てのない道筋を確かめているような姿が、とても印象的でした。 豪雨の後と言えば、前回の豪雨で、本来、夜にしか咲かない月下美人の花が、朝の光の中、燦々と咲き乱れびっくりさせられたものでしたが、今回も又、豪雨の次の日位から沢山の蕾を付けこれが、一斉に咲いたら、どんなに美しい事だろうと、秘かな楽しみを運んで来てくれてるのです。明らかに豪雨のあと、何らかの反応を示す月下美人です…少なくとも、うちの月下美人に関しては…です(^^)たっぷりの、お水が性に合う(?)のでしょうか?(^^;)数えたら12個の蕾を持っていました。いつも多くて一度に4~5個位のもんでしたから、それに、夜咲いた名残を朝見つけてあ~あぁ…なんて悔しがる事しょっちゅうでしたから…絶対、見逃さないように今からスタンバってます(^^;) にほんブログ村
2011年10月10日
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ブログを放置して…まさかの3か月です(^^;)こうして、いざ書こうと思っても、どう纏めたらいいのか分からないほど…色んな事の多かった3か月です。まずは、記憶に新しい奄美の豪雨災害の様子からお話しますね。昨年10月の豪雨災害から、ちょうど1年が経とうとしていた先月の25日、26日両日にかけて、同じような気象状況が重なり奄美大島は又しても、豪雨災害に見舞われてしまったのです。夕方から降りだした激しい雨が、記録的短時間雨量として避難勧告が出される頃には、既に道路は冠水し河川の氾濫など避難所に辿り着くまでの道はアッと言う間に通行止めになりもはや、右にも左にも行けず、裏山からの水が直接流れ込む我が家よりは安全だからと、お隣さんから「家へいらっしゃい」と連絡を頂いた程でした。周囲全体が避難勧告を出された危険地域で、家の中の一番安全な場所で様子を見守る事しか出来なくなっていたのです。暫くして…先ほど様子を伺った時は、普通の雨と思い込みベットに入り込んで呑気にテレビを見ている…と言っていた一人暮らしの母から家の中に水が入り込み物が浮いている、と慌てて電話が…。母は今回、被害の大きかった龍郷町、浦・大勝地区に住んでいたのです。後に…同地区に住んでいた娘の同級生から、避難した時の様子を聞いた時は、改めてゾッとさせられましたが…割と小柄な同級生はかろうじて顔だけ出せる冠水した道路を、消防の誘導員に必死につかまり、途中、顔まで完全に水に浸かりながら、息を留め渡ったようなところもあり、避難所に着いた後、震えが止まらなかったとか…この後、消防も立ち往生となったそうですから、母の救助を求めて行政に入れた連絡も結局、どうしようもなかったんでしょう。埼玉の姉にも、母から連絡が入り、二人の間で最悪の場合家の中の一番高い所、つまり押入れの上段に上れるよう足場を確保しておく等、やりとりがあったそうなのですが、実は、普段四点歩行器で歩いているような足の悪い母は、押し入れなど上れる筈もなく「もう、なるようにしかなるまい」と覚悟を決めていたそうです。夜間の時間帯もあっての事でしょうか、テレビでも何でも奄美の情報が全然入ってこないと、不安がる姉と一緒に、母を気遣うその時の心境はとても言葉で、言い表せるものではありません。目の前の大変な状況に、手も足も出せない現実に焦りと苛立ちの時間を過ごし幸いにも、一時的に雨が止み出した頃から、中の水が少しずつ引いているとの連絡を支えに、祈る気持ちで朝を迎え、車が動き出しているのを確認するや否や、一目散に母の元へ駈け出しました。前回の災害時には、長い通行止めが続いたものでしたが、復旧工事の最中、水捌けも大分、改善されていたんだと思います。損壊した近くの牛舎から流された牛が、3頭連れ立って歩道を歩いているのに出くわせた時、いくら田舎と言えど、こんな光景あり得ない「此処は何処…?」みたいな錯覚に陥りました。10m程の、隣家との仕切りのブロック塀は、見事に倒れ、外の風呂や浸水した家の中は、土砂に埋もれ…近くの川がせき止められ、流れの向きをまともに受けた為、被害に遭った母の悲惨な家の現状を見て…それより何より、生きて其処に居る母を見て…力が一気に抜けこの上ない、不幸中の幸いを噛みしめたのでした。二人の従兄弟の所も、床上浸水に遭ったと聞き、浦・大勝地区を訪れる人は、島の人でさえ、情報を知らなかった人が多く後から…現状にびっくりしている始末です。私のとこは毎回の床下浸水ですが、またもや余所に比べれば…と思わせるような、今回の奄美の豪雨状況でした。地震、豪雨、台風、今年は至る所で被害が発生し、何処で災害が起こってもおかしくない環境変化が生じているような気がします。皆様も、決して他人事ではないと肝に銘じ、日頃から備えに対する心掛けを忘れずお過ごし下さるよう、切に願っております。 にほんブログ村
2011年10月08日
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あまりの可憐さに見とれてしまいました(^^)珍種?新種?とにかく普通じゃないんです~戦闘機のようにブ~ンとすぐいなくなるような普通の種類の動きでもなく、なんとも優雅な振る舞いお陰で、ちゃんとカメラに収める事が出来ました早速ネットで調べてみたら、既に存在が確認済みのものでしたが奄美に住む私でさへ、初めて目にしましたよ(@0@)なるほど…水辺を生息地とした希少性と書かれています水辺の妖精と例えられるのも納得です翅を広げた瞬間、私も思わず妖精?・・・と錯覚を覚えたほどですあの、ピーターパンに出てくる愛くるしい妖精ティンカーベルを想像してしまいました(^^) リュウキュウハグロトンボの雌です リュウキュウとつくだけあって沖縄にも生息するみたいですが これは奄美独特の『奄美型』と言われるものみたいです 雄は全身、金属光沢の緑色ですが、雌は成長すると普通体部が黒 なのに対し、『奄美型』は胸の付近まで緑色を保っているのが 特徴みたいです 雌は翅端に白い一点の模様が入ってます 翅を広げた時、一瞬見えるこの模様が幻想的! 『イトトンボ』ってだけでも可愛いのに、輪をかけた可愛さは どうですか?水辺の妖精に見えませんか? にほんブログ村
2011年05月18日
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桜が咲きました。 奄美大島では、もう麓の方まで降りてます。 春は忘れずに、今年もちゃんと やって来てくれました。 寒かった分、今年の桜は とくに癒されます。 大丈夫ですよ…大丈夫ですから 貴方の所も…もうすぐですよ。 そして…心が寒い貴方には この画像と共に、この歌詞を…。 ・・・ ・・・ ・・・ 生きてる事が辛いなら 喚き散らして泣けばいい そのうち、夜は明けちゃって 疲れて眠りにつくだろう 夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし…。 生きてる事が辛いなら 悲しみをとくと見るがいい 悲しみはいつかひとひらの お花みたいに咲くという そっと伸ばした両の手で 掴み取るんじゃなく 守るといい…。 大丈夫、寒い心にも、春は必ず届きます…よ。 にほんブログ村
2011年02月19日
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ルリカケスの巣作り…順調に進んでいるようです。今日も、資材調達の為、裏庭に降り立っているところを発見♪先日は、洗濯物を干している時だったのですぐ傍にいるのに勿論、カメラなど持っている筈もなく…私がいる事を気づかれないようにとしばし息を殺しながら眺めてましたよ(^^)リビング側から和室へ行こうとしてガラス越しに発見し、すぐカメラを手に「逃げないで…」と祈りながらシャッターを切りました。少しづつ近づいていったのですが結局、気づかれてしまい、バタバタと飛び去ってしまいました(大慌てしながら)もう~何もしないっつうの…って言いたくなります(^^;) ゴミではありません(^^;)堆肥の為(?)放置したバナナの木の前 ワ~(^0^)結構、銜えてますね~ にほんブログ村
2011年01月12日
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クリスマスのイルミネーションも本番の日を迎えていますが、正に奄美大島の今を反映したこんな文字装飾のネオンに目を惹かれました。 ↓ 今年10月に奄美大島を襲った集中豪雨を意味するものですが我が家にとっても、これまでの認識を覆す程の出来事でした。当時、避難所行きを諦め、2階の窓から…雨が止んだ後も滝のように流れ出る裏山の光景を眺め、不安に駆られながら写した画像です。 ↓ (バナナの木がある真下は既に我が家の面積地です)台風や梅雨の時期、その都度ビクビクしながら暮らしていましたが、この時ばかりは家族の安全を第一に考えたら、この家を離れるべきではないかと…我が家への愛着さへ薄れたのでした。これまでやってきた…土砂が崩れる度の後片付けも思い出すともう、おっくうに感じられました。只、今回は裏山だけに限らず周囲も被害にあった事で、引っ越して間もない内に、この状況に見舞われまだ電話が繋がっていた際に、慌てて、その機関に連絡を入れ「それどころじゃない!」と対応された事にショックを受けていたお隣さん…確かに、その時は全体像を知らない中でのやりとりだった訳で「それはないよ…な」と思えたものでした。お隣さんに限らず、訴えてみた所…それ位にしか受け取って貰えなかったこれまでの経緯にも限界を覚え本気で此処を離れようと考えたりしたのです。結局、奄美大島は【豪雨】による災害適用法を受け全体的に復旧工事が始まった訳ですが我が家の周辺もその対象となり、お陰様で例になく早目に対応して頂く事が出来、仮設工事に入っていた裏山の修復作業がようやく一段落しました。 ↓ 鉄筋柵を作って下さった事で、対策上、これまでより安心できるものとなり…離れようと思っていた我が家での生活を、もう少し様子を見る事で落ち着きました。そんな心情を抱えてましたから、この家で新年を迎えられる事は、いつもに増して倍の喜びを感じます。年の瀬を目前にして、いつまでも引っ張りたくないという思いと共に、マテリヤショップは勿論個人的にも、ご心配や励ましの、お言葉を頂いた皆様に改めて、御礼を申し上げたく、現状お知らせの為に画像を添えて掲載させて頂きました。その節は本当にありがとうございました。
2010年12月24日
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奄美大島の豪雨災害から、ちょうど1ヶ月が経ちました。報道的には少し落ち着いた感じですが地元の情報紙などでは、まだ災害関連の記事が連日続いていますし、あちらこちらで災害の爪痕が生々しく残る光景を目の当たりにする度に島の外観が大きく変わってしまった事を本当に悲しく思うと同時に嫌でもあの日が蘇ってしまいます。もう1ヶ月…まだ1ヶ月…この島に住民の安心と以前の美しい景色が帰ってくるまでには時間が掛かりそうです。そんな中、私達を励ますかのように奄美では、ある植物が異変をきたし、ちょっと話題になったものがあります。この時期に開花する事態珍しいそうですが咲く時間帯も限られてるので、その姿を見逃す方も多いのでは?ご存知、夏の夜に一晩限りにひっそりと美しい花を咲かせ翌朝には命を終わらせている…その名も『月下美人』豪雨の後から…奄美ではこの月下美人の花が何と日中に咲き、見る人の目を楽しませてくれているのです。まるで、被災後の私達にエールを送っているかのように夜しか咲かない幻のベールを解き放ち不思議な自然現象を辿って咲き誇り“ちょっとした癒し所”としてひと時の間、心を和ませてくれます。そして、我が家の月下美人も話題の通り間違いなく明るい陽射しの中で…見事な花を披露してくれたのです。 この不思議な現象は、やはり災害に関連しての自然の恵みと言えるのでしょうか。災いの後も、こうしてちゃんと素敵な事も与えてくれる。自然界のバランスって保たれているんですね。
2010年11月21日
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20日未明…2年前の裏山崩落から雨の降るこんな夜は、神経を尖らせる習慣性が出来ていた私は、夜中の2時半に自然と目が覚め根こそぎ横たわる松の木や島バナナに愕然としました。すぐに家族を起こし、外に出て見ると更にビックリ!すぐ近くの新たな場所も崩壊していて、下の駐車場を土砂が埋め尽くし下敷きになった車が数台…こんな時間帯ですから、まだ誰一人気づいていない様子で家どころの話でなく…そこのマンションの住人に知らせる事から始めました。次々に人が集まり…騒然とした中、まだ、移動の余地ある車が安全な場所へと移動をはじめる最中も雨は勢いを止めず降り続き、そして、この雨がその後奄美大島に深刻な事態を齎したのです。心配する埼玉の姉・妹から電話がありました。固定電話は既に不通となっていて携帯も一時、圏外となったものの、1~2日位で使える状態に戻ってましたので連絡を取り合う事が出来ましたがとにかく、母、家族共々、無事であること以外伝える事が出来ませんでした。当初、停電・断水に加え、通行止めなどで外に出れず報道も見れなかったので、実は地元の人の方が実情を知らないという状態になっていたのです。各地区、災害本部が設置されるべき行政機関との連絡も絶たれ今、何が起こっているのか…島は一体どうなってしまったのか一切、分かりませんでした。前回ブログで避難所行きを断念した様子を書きましたがこんな時でも、日常は当たり前のようにやって来ます。昨今、台風の時でさへ滅多にしなくなっていた停電に土鍋でご飯を炊きました。幸いにガスだけは使えてましたから…断水が解除されてからも、出て来るのは濁り水で暫くはペットボトルの水が必需となってしまいました。まだ、お家が使え、携帯も繋がっている分、本当に助かりました。被害が最も大きかった住用町では現在も避難所生活を余儀なくされている方もいらっしゃると聞きます。3人の尊い命が奪われた今回の奄美大島豪雨災害県内外、沢山の方の応援、支援を頂きながら復興に向けての懸命の作業が続く中以前の姿を取り戻す為の作業に加え、被災者達のメンタル面を含めた健康対策も課題に挙がって来ているそんな今日この頃です。
2010年11月04日
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当初、直撃を予測されていた台風14号はコースを免れた事で、新たな被害はなく豪雨災害から10日目を迎えた奄美大島では昨日、今日と晴れ間も覗くまずまずの天気に恵まれ、中断していた復旧作業が本格的に再開されています。現在、国道・市道共に一部交通規制はあるものの、ほぼ開通したとの事でこれで、取り残されていた集落の孤立状態も解消できたみたいです。良かった~(^^)2年前の土砂崩れに始まり、こんな条件下では必ず毎回、崩れる我が家の裏山は例に漏れず案の定、崩れました~(^^;)只、今回の島全体の被災状況からすると我が家の災害なんて取るに足りない位それ程、もの凄い集中豪雨だったのです。何しろ、1時間に130ミリと観測史上最多記録を更新した猛烈な雨でしたから…。住用町の車がプカプカ浮いていた映像をご覧になりましたか?冠水した川から濁流が福祉施設内に押し寄せてくる様や龍郷町の土砂に押しつぶされた民家や住宅浸水の様子を…。一瞬にして身動きの取れない状態となり奄美大島は完全に海の孤島となってしまったのです。我が家の地点も国道やあちこちの道路閉鎖で右にも左にも出られなくなった人たちが閉じ込められ近くの大型ディスカウントスーパーの駐車場に避難し車の中で不安な幾日かを過ごされた方もいます。停電、断水、に加えライフライン不通自家発電を備えたスーパーは、休むことなくお湯や暖かいお茶の提供、その上、営業時間を延長したりして対応して下さいました。多分、従業員の方の中にも帰るに帰れない方もいらしたと思います。かねてから、島民が大事にしてきた心と心を結び支えあう奄美大島の【結】(ゆい)の精神は即座に生かされていました。降り続く雨に、裏山からは滝のような水が流れ下には滝つぼまで出来上がった状態に避難しようと真っ暗な闇の中、車のヘッドライトに映し出された光景は何処が道筋かさへ、わからなくなっている冠水した道路に何でこんな物までと思う位、色んな物が浮かんでいました。ドラム缶や、クーラーボックス、乳母車、シルバーカー…既に動かなくなった車は至る所に放置されもはや避難所へ行くまでが危険な状態でした。行くも地獄戻るも地獄のような恐怖を味わいながら結局、必死になって我が家へ戻ってきました。こんな状況でも、2階のある我が家の方が、まだ安全だと思えるような外の光景でした。 (すみません、また続きを書かせてもらいます。)
2010年10月31日
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青いうちに房ごと切り離して吊るして成熟するのを待つ奄美大島の島バナナ一本の木から一回の実しか付けないが繁殖力は案外、逞しい植えた時期から成長に関連して実を付けるので一年を通して味わえるのだが、ちょうど今頃(夏)のものが一番美味しいとされる長さ10cm太さ3cmほどのミニサイズながらバナナの常識を覆す、その独特な味が一度食べた人を虜にしてしまう(ほんの少し酸味が混ざる濃厚な甘さ)そして、その食べ方が面白い熟した順にもぎとって食べる早い者勝ちの略奪戦「あれ?昨日、目をつけていた奴…もう無いわ」まだ青い我が家のバナナのシャンデリヤもこんな日がもうすぐやって来る ↑実がなってから3ヶ月位…角が取れた頃が目安これを元に切り離されたバナナはこうやって成熟するのを待つ他の木もしっかりと実が付き次の収穫の順番待ちも控えている今年は美味しい「島バナナ」三昧が期待できそう ※ランキングには参加していません
2010年08月05日
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ちょうど今の時期奄美の原生林には野生のエビネが満開の時期を迎えていますエビネはラン科エビネ属の植物で中でも奄美大島に咲く『奄美エビネ』は固有の変種とされ、その名を持っています6月頃から花を開花させ暫く花の時期が続きます現在では数の減少から保護植物の対象とされ盗掘した者には厳しい罰則が課せられていますが本来、野生の花は咲くべき場所で本来の姿のまま眺めるのが一番適して美しいだろうし、原生林の中で見っけられたら「ラッキー♪」と遭遇出来た喜びに感動を味わう事も出来るしまぁ…そういう感じでの眺めをお勧めしますラン特有の甘い香りが香ばしい白い可憐な花です ↓ 数が減った植物といえばもうひとつこれは何も奄美大島だけに限らず、珍しいものでもないのでしょうが、めっきり見かけなくなった点から言えばそういう意味でやっぱり希少性が高い!水辺に生育する大型のイネ科植物の数珠玉ご存知、今のようにカラフルなビーズなるものが無かった頃装飾用の手作り材料として大活躍した天然植物系ビーズと言ったところかな?ちょうど、今のおばあちゃん世代が子供だった頃までは至る所に健在していたと思われるがこの数珠玉も本土の物と奄美のものでは私が思うに違うんですね そこでちょっと相違点を…まず、呼び名ですが此処では一般的にスス玉と呼んでます公開されている文献などを拝見すると、その生育地は『水辺』と出てきますが、奄美では限られていないんです家の庭先だったり、畑の中だったり、それこそ原生林に生えてたり元々熱帯アジアが原産地らしいので奄美大島の亜熱帯の気候が生育に適しているんでしょうかそして色です…はと麦の栽培種になるだけあって、色や表面が本土のものは茶色(赤茶色?)で、そのままでもハト麦に近いですね奄美大島のものはグレー(或いは白、一部、黒が混ざる)なんです 因みに↓ 数珠玉をご存知の方は今更でしょうが、磨く必要も無いほどコーティングされた自力で発する艶が見事ですね奄美では場所を選ばず至るところに生育するって言いましたけど、いつの頃からか見向きもされなくなった影響を受けてか(?)やっぱり此処でも見かけなくなってしまってるんですでも(^0^)ムフフ…縁あって…このスス玉を手に入れたんです~手に取ると綺麗で、やっぱりアクセサリー向きだなぁと思って早速、昔の少女に習ってネックレスを作ってみましたネックレスの作り方と画像を、すぐ次でアップしますね ※ランキングには参加していません
2010年08月03日
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毎年、春と秋の2回そのチャンスは巡ってくる今年も又、その時期がやって来た奄美大島の龍郷町、円集落にある【かがんばなトンネル】の中に夕日がすっぽりと入り込む珍しい現象として以前ご紹介した事のある、題して“夕日のショー”春分の日、秋分の日の前後約2週間位と言われる短い期間の中で、天候や条件に左右されながら目にする為に通い詰めたとしても、目的達成出来るのはほんの僅かの確立でしかないトンネル部分を龍の目に例え、普段目を閉じ(或いは眠っている状態)の龍の目に夕日が通過する瞬間は、龍の目が開いた(或いは光った)として周囲から感嘆の声が漏れ、美しい自然風景に感動さへ覚えるトンネルを『龍』に例えるのは、似ているその形から来ているのか龍郷町の地名から来たものか、定かではないが、いつしかそう伝えられるようになった奄美大島の新しい観光スポットは公園へと整備化され、運悪く、“龍の目”が見れない日でも案内版の画像を、マイ・カメラに収める事で満足して頂けるよう配慮がなされている(こっちの方が綺麗に撮れると噂あり)(>
2010年04月04日
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「方言を使ってはいけません」「方言を無くしましょう」子供時代を、こう教育され育った、私達の世代例えば奄美大島の方言で自分の事をワンと言うのですがこれを学校などで使い、運悪く先生に聞かれた場合「ワンとは何?お前は犬か?」と大層な剣幕でお叱りを受けおまけに頭をゴツンとやられるという結末教育現場でこんな調子だったので、方言を耳にする機会も当然無くなり、そんな世代が成長して大人になった頃…今のように、所々、端々に普通に方言が交じるような島言葉は全く存在せず、方言オンリーで育ったお年寄りとかたや私達の世代で、島の会話は、方言しか使えません派と方言なんてまるっきり分かりません派、どちらかしかない現象へと変わって行き、双方でコミュニケーションが図れないという事態が発生したりしていた病院の中でも島口クゥイグゥイ(濃厚)で苦痛を訴えるお年寄りを相手に困り果てた若いドクターが「誰か、方言、分かる人いないの~?」てな具合そんな時、通訳してくれる人も、どういう訳か…周りに一人や二人は居るもので…救世主のようなそんな人は当時、とっても、重宝がられていたっけ…先日2月18日、語呂合わせで、この日を『方言の日』としている奄美大島の、それにまつわる思い出として若かりし頃に思いを馳せた私でしたその後、『方言伝承』『方言を残しましょう』の動きがあり賛同していた私が、カラオケマイクを片手に、まだ馴染んでいなかった人達の前でウケるべく、ノリノリで歌っていた曲がこれですもう、この曲を知っている人も少なくなったんでしょうね三味線のバチさばきが素敵でした 松村和子さんの『帰って来いよ』 ↓♪きっと帰って来るんだと お岩木山で手を振れば あの子は小さく頷いた 茜の空で交わした恋を 東京暮らしで忘れたか 帰って来いよ 帰って来いよ 帰って来いよ♪この歌詞を奄美の方言に変えていってみよ~~ ↓♪きっとぅ むどぅてぃ きょらんばと~ おがみ山なんてぃ てぃをふりば~ あんくぁわや いなさっかわぁうなずいた はぁさんそらなんてぃ かわしゃんこいば ないちぐらしなんてぃ わすれんしょたか もどぅてぃくぅよ もどぅてぅくぅよ もどぅてぃくぅぅよ~♪こんな調子で2番・3番と続きます(^^;)奄美大島の方言、いかがでしょうか? ※ランキングには参加していません
2010年02月20日
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凛とした空気の中、冬の奄美大島があったその景色の、あまりの美しさに思わず釘づけになったあてもなく走っていたドライブの最中・・・風の強い奄美の冬は地元の私でさへ戸外へ出る事をつい躊躇ってしまいがちなのだが・・・そこだけ空気が違っているような・・・そんな静かな奄美大島を発見した気がした瀬戸内町へ入った国道58号線古仁屋集落を目前に左へ折れると瀬戸内町・節子集落を見下ろすところにその美しい風景は広がっていた 透き通った水面は限りなく美しく・・・冷たいであろう・・・深いであろう・・・と思われたが・・・飛び込んだら、きっと気持ちがよいだろうそして、この身は間違いなく清められるに違いない・・・みたいなそんな感情に襲われた(オイオイ、ある意味危ない)ここへ来る道すがら、珍しいとされる南国独特の植物の中でも特に稀少性の高いものも数多く目にする事が出来奄美大島の南ならではの風情が楽しめる折しもその日、古仁屋港には、【南の島クルージング】で立ち寄った『パシフィックびーなす』をも目にする事が出来『白い貴婦人』と呼ばれる船体に溜息しきり・・・私もいつか、この船で旅してみたい~写真素人の私には、どうしてもカメラの中にその全体を納める事が出来ないくらい・・・とにかくデカイ 先日、最高気温が23.5度まで上がった奄美大島年明け早々に龍郷町の長雲峠では桜の開花宣言が出されていました毎年行く私のお花見コース、本茶峠の桜も今が見頃となっているようです 今日あたり出かけてみようかな南国の春は、すぐそこまでやってきています ※ランキングには参加していません
2010年01月22日
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全長29mの日本一短いトンネル『かがんばなトンネル』去年のこの時期、ある物を見たいが一心で何度も通ったこの場所結局、一度も目にする事が出来なくて次の年にと期待して1年待ったそして…又、巡ってきた『その時』毎年、春分、秋分の日の前後数日間のみ訪れる珍しい自然風景だが…見れるのは…時の運比較的、好天に恵まれた昨年の春分の頃は寸前のところで、雲に邪魔されつづけ(T_T)秋分の頃は、天候に恵まれず(T_T)だからこそ、余計に昂ぶる気持ちが…ある絶対に…自分のこの目で…見て、感じて、写した写真をお届けしたいという想いそんな訳で…去年の続きです H21・3・26 綺麗な夕日だけなら…晴れた日はいつでも…どうぞ いつも邪魔されていた下方に構える雲を… なんとか、うまい具合に乗り切ってくれました そして、ついに…待ちに待った瞬間~ 約5分ほど見事なショーを披露しつつ沈んでいく太陽 周囲の形を龍の顔に見立て、トンネル部分を眼とし太陽が通過する様を『龍眼』などと呼ばれ始めている前述のとおり自然条件などによりシーズン中でさへ普段、閉じている龍の瞳が見開く瞬間は滅多に無く今回、開いてくれた龍眼は今春3度目(前回から10日ぶり)の天体ショーとなりました島民にも、まだ馴染みは薄いものの、龍郷町円集落で見る事の出来る自然のファンタジー『夕日のショー』は奄美大島の新しい観光スポットとして今後浸透して行くことでしょう
2009年03月27日
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奄美大島体験交流受入協議会主催によるある日の『島コンシェルジェ育成講座』の様子です↓午前中は歴史や文化から…奄美大島を学びます(講義して下さる先生方も多種多様…毎回、意義深い内容でした)午後は自然から学ぶべく…恒例の歩け歩け(動き易い楽な服装で…には、こんな理由がありました)この時ばかりは、日頃の運動不足を痛感しながら何とか1年間の全過程をつつがなく終え、今月島コンシェルジェ育成講座は終了式を迎えました受講にあたり出席回数など…条件をクリアーした修了生に対し与えられた認定証とステッカー 『大島紬』の模様地に天然記念物『奄美の黒ウサギ』 が可愛くプリントされてますいよいよ『島コンシェルジェ』としての活動がスタートしますコンセプトとして、長年の現場で培った看護師としての経験から急病時や健康面に対処できる『島コンシェルジェ』なんてのは、どうですか?夏の【皆既日食in奄美大島】に向けての準備も着々と進められ現在、自然遺産への登録申請中、候補にも挙げられている【美しい島・奄美大島】をご案内させていただきますご来島、心からお待ちしてま~すm(_ _)m
2009年02月28日
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太陽が月によってすっぽりと隠れ辺りが瞬く間に暗くなっていく…この神秘的な現象、【皆既日食】を本年日本国内では46年ぶりに見る事が出来ます観測場所として好条件に恵まれ世界中の天体ファンから今、熱い注目を浴びている奄美大島このブログで最初に情報をお伝えしてから2年近く経ちいよいよ壮大な宇宙の天体ショーまで、あと155日となりました私のみならず…“この奇跡の瞬間を一緒に体験しよう”という想いは多くの島民が望んでいる事だと思いますが『皆既日食実行委員会』から出された最新の受入可能人数は6,800人…これは地域住民はじめ、来島者の安全・安心を確保する事を最優先とし、現時点での来島者が宿泊可能な人数として出されたものです既に宿泊施設は予約が満杯だそうですが諦めるのは、まだ早いです!島内の各観察スポットに設けられる特設テントサイト利用の募集はこれからです“感動をご一緒に”【皆既日食in奄美大島】へのご参加を心からお待ちしております皆既日食といえば…記憶に新しいのがエリカ様こと、沢尻エリカさん…皆既日食を見ながらプロポーズを受けたというのが話題になってましたねその後の結婚式の際の花嫁姿、本当に綺麗でした奄美大島での皆既日食への来島が噂されていますが今回は、新妻となった喜びをかみしめながらご覧になるのでしょか…
2009年02月16日
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あれから、奄美地方の寒気は益々強まり最低気温5.いくらまで下がったり…放射冷却現象でバケツに張った水が凍ったりして実に30数年ぶりの現象が起こるなど…寒さが続いていましたが、その後、徐々に寒気は緩み…天気の良い日は22~24度と、暖かい南国の特権をようやく満喫出来る様になった今日この頃です口癖になっていた「ハゲ~ひぐるい~」(寒い!)をようやく脱する事が出来た昨日、こんな寒さの中でも例年と変わらずしっかりと息づいていた春を覗きに行きましたこちらは、暖かい【奄美大島の特権】…一足早い春の訪れ…桜です『峠の道は七曲』と詠われるほどカーブの多い【本茶峠】以前は、奄美の主要地「名瀬市」(現、奄美市)へ行くのに必ずこの峠を越えなければならなかったのですが本茶トンネル開通と共に新たに出来た本茶バイパス線のお陰で今では滅多に通る事の少なくなった山道ですが、桜のこの時季は多くの人が訪れ、見事に続く桜並木に魅了される花見のスポットです交通手段もなく、道路整備も進んでいない昔…当時の人たちは徒歩で山道越えをして中心地「名瀬」へ買い物に出かけていたそうです私の母も例に漏れず…買い物の日は朝早くに出発して途中の頂上付近でお昼の弁当を食べ…名瀬での用事を手短に済ませて帰っても…とうに日は暮れ逸る心で…いつも家路を急いだそうです「お昼に食べるお弁当がおいしかった」…の言葉に険しい道のりの過程を覗うことが出来ます「名瀬」へ行くのは余程の条件が整った時の特別な日だったようですお昼を食べる当時の人々の休憩場所であり…美味しい飲み水を提供してくれた『滝つぼ』は、今はもうなくなっているけれど、多くの人を此処で癒してくれた頂上付近の滝↓今も変わらぬ島民の憩いの場【本茶峠】をコースに島内外からの出場選手を募り『商工会議所50周年記念イベント』として本日開催される『奄美 桜マラソン大会』キャッチフレーズは“日本一早くて 日本一過酷なマラソン”(出場選手達の御健闘をお祈りいたします)
2009年02月01日
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この時期になると、帰宅途中に毎回目にする光景がある涼を求めてパンツいっちょうの姿でウチワをパタパタしながら道路脇のベンチに腰掛けている爺ちゃん…行き交う車にまじまじと目をやり、食い入るように観察しているようなその姿…爺ちゃん…アンタの方が逆に見られてますって…(^^;)トランクスだからいいようなもの…ブリーフやフンドシだったら目を背けるか…逆に目が点か…どっちかでしょうね家の中からそのまま外へ出てきたような島のお年寄りのこの服装は別に今でも珍しいものではないのです犬の散歩やジョギングしているおじちゃん達の姿はランニングにステテコだったり…お堅いことは言わないで、涼しそうだから良しとしましょう都会で常識やエチケットとされるところが通用しない無視されるのんびり、自然に暮らしたい人にはたまらない魅力の此処は南国の楽園…奄美大島…この服装もシマならではの風情でしょうね ~ときどき私はシマに帰ります~第2回【島コンシェルジェ】開催地 宇検村のご紹介奄美の自立再生、素晴らしい自然と文化を守るため多くの人達に奄美群島を知っていただき理解を深めてもらう事を目指したこだわり世代に贈る「シマ時間」という贅沢『宇検村まるごとオーナー制度』●時間に追われ観光地を駈けずり回ることなく、ゆっくりとした上質の リゾートライフを満喫していただくために必要なコテージをはじめ 滞在型に対応した各種宿泊施設やオーナー様ご自身のものとなる南国 ならではのトロピカルフルーツさらには新鮮でヘルシーなシマ料理と 黒糖焼酎等、この村ならではの特産物をご用意するなど滞在に欠かせ ない基本を満たすことは勿論、オーナー様ご自身の創造性という切符 さへあれば、時間を気にする事無く気の済むまで奄美各地の観光地を 巡ったりマリンスポーツをはじめとしたアウトドアライフを追求 したり、素朴な奄美の風土と太古の自然に触れながら思案を巡らす 散策など、まさに自由自在なリゾートライフを楽しんで頂く事が 可能となっております●会員プラン…法人・個人それぞれに嬉しい特典をご用意しています ●タンカン約30kg・マンゴー約10kgを贈呈 ●毎年14泊分までの宿泊が無料(朝食付き) ●宇検村の土地(農地)を貸与。Iターンのご相談にも対応可 などなど他にもご用意(^^)将来的に田舎暮らしを始めたい方が増えているそうですがこの制度を利用して時々島人、時々都会人から体験的に始められるのも良いですね~宇検村は奄美大島中南部西岸に位置し高い山々が冬の北風をさえぎり冬でも穏やかな気候と海を持つ深い入り江の『焼内湾』では養殖業が盛んで、奄美群島で最も高い霊峰『湯湾岳』は貴重な動植物の宝庫である~ 宇検村の中にあって唯一東シナ海に面する海水浴場 上から見るとドーナツ状になる「マイクロアトール(小さな環礁)」 と呼ばれるサンゴ礁
2008年07月14日
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奄美大島での旅行の魅力に、人との触れ合い・交流・特に現地の人との交流が旅の満足度を高めること、の調査報告があり、島の顔としての奄美の魅力を語れる人材育成が必要となりました奄美大島が持つ自然・文化・歴史は色々な観光資源として提供できる可能性がありますそれらの資源を活用し、観光産業の振興を図るために島の観光に深く関わる職業の方をはじめ、自然・文化・歴史に関心のある方々に講座や島を巡る体験講座を受講してもらい『コンシェルジェ』としての役割を育成する事を目的とした奄美大島体験交流受入協議会主催による『しまコンシェルジェ育成講座』がスタートいたしました『コンシェルジェ』とはフランス語でホテルの「総合世話係」「よろず相談係」というような職務を担う人の職名に使われています具体的には街のレストラン情報や予約を受けたり、買い物や散策の案内などのヒントを提供したり、電車・バス・観劇等の案内予約さらにビジネスサポートや旅行の相談なども引き受けます私自身、このブログやマテリヤショップを通じて奄美大島をご紹介しているのですが、お伝えするに当たり、間違いは無いだろうか…とか、島の魅力を充分に引き出せているかとかは、常に気になるところでありますそれに、長年、住んでいるのにまだまだ、知らない事も多い今後共、奄美大島を伝えて行きたいその為に、正しい情報を仕入れ専門的な知識を身に付けようと公募の『しまコンシェルジェ』に応募し選考クリアで先日行われた第1回講座に参加いたしました今後も、開催予定の講座全てに参加を目指し「コンシェルジェ」としての自覚と誇りを持って、自慢の我が愛する郷土・奄美大島をお届けしていく所存です島人の持つおもてなしの心(ホスピタリティ)を最大限に生かしその対応が旅行者にとって期待以上であった、と感じてもらい旅行終了後に多くの方が「口こみ」で周囲の人々に「奄美は良かった」と話されることを期待いたしております『しまコンシェルジェ』としての私をもどうぞ、宜しくお願い申しあげます※今回、記載内容の一部は『しまコンシェルジェ』事業目的・概要 テキストより抜粋しているものもあります第1回体験講座の現地対象となった→赤木名グスクと 宇宿貝塚
2008年06月25日
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昨日のテレビで「命がけのアルバイト」と称して奄美大島のハブ捕り名人達の様子が放送されていましたターゲットがそっちの方向なので仕方ないとは思うのですが街でもどこでも、インタビューを受けていた人たちが「それを見たら現金にしか見えません」「現金が落ちていたら拾わないわけには行かないでしょう?」などなど…(>_
2008年06月20日
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