さすらいの若旦那の日記。

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2010.02.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
こうなることは、前から分かっていたことだ。

頭の中では理解していたはずなのに。

いざ現実を目の当たりにした私は、ただ呆然とするしかなかった。

彼女はもういない。

一緒に過ごした季節が巡り、彼女は私の前から姿を消したのだ。

もう一度会いたい。

もう一度、温かなキミに触れたい。

そんな願いも叶うことなく、私は彼女の面影を探した。

無駄なこととは分かっていた。



そっと目を閉じた。

彼女の微笑が鮮明に蘇った。

これから先、彼女なしで生きていかなければならないのか。

怒りと後悔、どうすることもできないもどかしさ。

いろんな感情が私の頭の中をぐるぐる回った。


彼女と初めて会った日のことを今もはっきりと覚えている。

秋も深まり、冬がもうそこすぐそこまでやって来そうな寒い夜だった。

電車を降り、私はいつものコンビニに入った。

私は彼女を一瞬見た途端、その美しさに引き込まれた。

瑞々しく、艶やかで、その上、色白でツルンとした柔らかそうな肌。

私の欲求がムクムクと大きくなった。



それは自然の成り行きだった。

私は彼女に話しかけ、彼女もまた私を気に入ってくれた。

私は彼女をお持ち帰りした。

家に帰り、私は貪るように彼女を口にした。

彼女はいつも私の欲求を満たしてくれた。




冬の間だけの、期間限定の恋。

さようなら、コンビニのおでん。

さようなら、コンビニのゆでたまご。

ほんとに美味しかったよ、ありがとう。

また冬が来たら会えるよね。

それまでさようなら。






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最終更新日  2010.02.25 01:30:14
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