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2009.05.01
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そうだな、今回は著書『リヴァイアサン』で有名なホッブズの考えの一部でもどうかな。

デカルトやベーコン辺りでもいいかと思ったけど解りやすいのはこっちかな、と思って。








ホッブズは国家というものをそれ自体、加えて法などがない"自然状態"からそのあり方を考えた。

"自然状態"の個人は自己保存の欲求に従い、無制約的な自由の権利を行使するわけです。



<性悪説>

逆として<性善説>もありますね、性悪説は名の通り人間は本質的に利己的であるとするもの。

前述した"自然状態"では欲望、虚栄心を満たしたいが為に相互不信や嫉妬を避けられない。

従って人間の"自然状態"は「万人の万人に対する闘争」となる。

この「 」でくくったフレーズ、聞いた事ありませんか?結構有名だと思うんですけど。



敵がそんな近くにいては自らの命さえまともに保っていられるかどうかもわからなくなります。

では"命の危険"が薄れる為にはどうしたらいいでしょうか?

そこで人間は契約を結ぶ事にします。欲求を満たすにはまず自らが生きているのが最優先だと。

いや、ある意味生きたいと強く望む事こそが欲求といえるのかもしれません。

そうして国家が形成されていきます。

国家は国民の自由を制約する代わりとして命を保障する。といった契約を結ぶのです。




















契約をした国家の構成員となる国民は利己心・欲求を抑圧し従わなければならない。

絶対服従をさせると同時に絶対的な権限を持つ強力な存在として存在しなければ意味がない。

故にホッブズは強力な君主権を有する絶対王制こそ最もふさわしい政治形態であるとしました。

そして国家そのものを神話上の生き物「リヴァイアサン」に例えて強大な存在としてます。





国家(リヴァイアサン)は人間のあらゆる力を超えて人間にとって恐れるべき存在。



国家が人権を傷つけるなら国民は"自然状態"に復帰する。

復帰とはつまり前述した"国家や法がない"状態に戻るという事です。

"自然状態"の場合でも"自然権"というものが存在します。

これは人間でさえあれば持っている権利とでも解り易く言えばなるのでしょうか。

自由かつ平等である生存権、所有権、革命権などが当てはまります。





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Last updated  2009.05.22 16:32:37
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