7-2

～卒業まであと・・・～

あと少しなんだなって考えるととても恋しく（さみしく）なる教室
みんなと笑いあったり泣いたり怒ったり
そんな日々もあと少しなんだ

汗を流した校庭(つち）ももう踏むこともなくなる
幾度も掃除（キレイに）した教室にも入ることもない
約束（ゆびきり）なしで会える　みんなの笑い声ももう聞くことはない

卒業まで歩んだこの足も羽になるときが近づいてきて
頭に未来（明日へ）の創造（想い）がオーバーに映し出される
見える未来の空は今より青く澄み切っていて
僕らを迎え入れてくれる・・・

勉強が嫌だなんて思っても毎日来て座るイス
学校生活でイスに座ってるのが一番長いのかなあなんて考える
思い出つまってるここにもっと座っていたいって思う

踏んでないところのない（この）廊下ももう歩くことはなくなる
何度も転んだ体育館で運動することもない
約束（ゆびきり）なしで会える　君の笑顔にも会うことはない

卒業まで話し（問い）かけ続けたこの心も大人になるときがそこにきていて
いままでの思い出が頭をかけめぐる
君の笑顔　僕の失敗　すべてが力になって
今、羽を広げていく・・・

桜咲く季節も　せみが鳴く季節も　すすきがなびく季節も　雪が降り積もる季節も
残っているのは思い出だけ　みんなとの思い出だけ
出来ればここにいたいけどそうもいかないよね・・・
だからみんなに言いたい　感謝の言葉
ありがとう　たった５文字の言葉だけど
この言葉でさよならしよう　力いっぱい強い声で
ありがとう　ありがとう　ありがとう・・・

僕の友達Ｒ．Ｓ．さんからの投稿です