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~抜け出せない場所~


時計の針の音だけが聞こえるベッドで眠れない夜を過ごす僕
眠れば夢に君が出てきて 起きれば手を天井に伸ばしてる自分がいる
そして枕を濡らしているんだ

もうやめて欲しいよ どうして僕を困らせるの
僕は何か悪いことしたかな ねえ神様
幸せってつかめば離せないけど 手を伸ばしてもつかめないよね
どんなに前に手を伸ばしたって自分が一歩前に出ないとつかめないんだよね

一歩踏み出せずにいるよ 君という名の森に迷い込んだ僕は
どうしても抜け出せない そこでひとり泣いてる僕さ
そこでひとりしゃがみこんで泣いている僕さ

君の声だけしか聞こえないそんな夢みたいな日々を望んでいる僕
どこにいっても君がいて 手をみればいつでも指先がからみ合ってるふたり
そんな毎日を過ごしたいんだ

叶うことはあるのかな 願うことはできてもさ
僕はどうすればいいのかな ねえ神様
一度つかんだものは離したくないけど つかむのが大変なんだよね
どんなにつらくても頑張ってもすべて無駄になることもあるんだよね

無駄ってわかっても 僕は何度も無駄を繰り返すんだよ
どうしても抜け出せない そこでひとり縛られてる僕さ
そこでひとりたたずんで縛られている僕さ

心が森を抜け出そうとしても心の奥では抜け出せないんだ
心がくもの巣を抜け出そうとしてもやっぱり心の奥は言う事を聞かない・・・
もう君だけの色に染まってるんだよ 君さえいれば何もいらない
他のものじゃ埋められない 僕の心は君だけしか埋められない
君だけにしか出来ないことばかりが増えていく毎日だよ
昨日の僕は眠れない夜を過ごした 今日は君の夢を見た
明日は君といる現実を抱きしめたい




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