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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2015年01月24日
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あしゅらのごとく.jpg

【スタッフ】
監督=森田芳光   原作=向田邦子   脚本=筒井ともみ
撮影=北 信康   美術=山崎秀満   編集=田中愼二
音楽=大島ミチル  照明=渡辺孝一   録音=橋本文雄

【キャスト】
大竹しのぶ =三田村綱子(長女)   黒木 瞳 =里見巻子(次女)
深津絵里  =竹沢滝子(三女)    深田恭子 =神内咲子(四女)
小林 薫  =里見鷹男(巻子の夫)  中村獅童 =勝又静男

坂東三津五郎=枡川貞治        木村佳乃 =赤木啓子
益岡 徹  =緒方          長澤まさみ=里見洋子
紺野美沙子 =土屋知子        八千草 薫=竹沢ふじ(四人の母親)
仲代達矢  =竹沢恒太郎(四人姉妹の父親)

【あらすじ】
昭和54年の冬
竹沢家の三女『滝子』が突然三人の姉妹全員を呼び集めた

「滝子」は探偵の証拠写真を示し、70歳になる父『恒太郎』に愛人と子供がいると伝える

四人は母には知らせないようにと約束する

だが、彼女たちも互いに人には言えない問題を抱えていた

華道で生計を立てる未亡人の長女『綱子』は、妻子ある男性と付き合っている



潔癖症の「滝子」は、父の調査を頼んだ内気な青年との恋が足踏み状態

四女『咲子』は売れないボクサーと同棲中

母『ふじ』だけが、何も知らずに平穏な日々を過ごしているようだった・・・・が

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その昔 NHK連続ドラマ 「和田勉」の演出でやってた「阿修羅のごとく」


映画は 流石は女流作家「向田邦子」作品だと 感心させられるラストに 大拍手

亡くなった母親「ふじ」(八千草薫) 夫「恒太郎」(仲代達矢)の長年に渡る浮気
それを知っていての、その寛容さと諦念 そして少しの嫉妬と悔しさ・・・・(巧い)
次女「なんか心配ないの?」 母「そうねえ 血圧が高いことくらいかしら」って  

その心うちを なんとも粋で したたかな抵抗を見せたのが 新聞コラムへの投稿記事
それを母親の遺品(新聞社からの記念品万年筆)で知った娘たち四人の驚き・・・・ 

母親の父親に対する 深く熱い思いを知って 笑いあいながら 
次第に涙する四人の姿に うるっとくる

知ってか知らずか 次女の旦那と縁側で将棋を指している父親 居眠りをして・・・・

以前 次女「巻子」(黒木瞳)は 
「みんな、一つや二つ、後ろめたいこと持ってんじゃないの 
 お父さんだって、70過ぎたって 男は男なのよ」なんて 言ってたのに・・・・


家族6人 其々バラバラに その生活風景を 詳細に写し取って見せてくれるが・・・・
どんなに波乱万丈の人生であっても最後はチャンと家に収まってしまう 
それがホーム・ドラマの定番なのか・・・・

家族が集まって 正月の大きな鏡餅を割り砕いて揚げた揚げ餅を 皆でポリポリガリガリ
食べながら賑やかにおしゃべりする居間風景は 原日本的で とても懐かしく愛おしい 

冒頭に字幕が 「加藤治子」のナレーションと共に・・・・・
「阿修羅 インド民間信仰上の魔族。 外には礼・義・智・信・を掲げるに見えるが、
 内には猜疑心が強く 日常争いを好み、たがいに事実を曲げ、またいつわって他人の
 悪口を言いあう。 怒りの生命の象徴。争いの絶えない世界とされる。」

「女は『阿修羅』の如き存在」というテーマに沿って作られているのだろう

【オ・ン・ナ】という生き物の不思議 その競争心と攻撃的な行動力は種の保存の為?   
母親(八千草薫) :夫(仲代達矢)は 子供がいる未亡人(紺野美沙子)と不倫中
長女(大竹しのぶ):華道の家元(坂東三津五郎)と不倫中 奥様は「桃井かおり」
次女(黒木瞳)  :夫(小林薫)に 秘書(木村佳乃)が浮気中
三女(深津絵里) :父親の素行調査を依頼した調査員(中村獅童)と恋愛
四女(深田恭子) :家族には内緒でボクサーと同棲 子供が出来て結婚

おそらく 世の中の女たちは こんな風な女性像を 身近に感じながら
自分たちには到底出来ないコトを覗き見しつつ 自分を重ね合わせ 
一緒に怒り 悩み 笑い 泣いて いるのだろうか?「向田邦子」人気の秘密はこの辺に

オイラ的には 女の対決場面 演技力と その熱演ぶりに火花が散ってて 面白かった
先ずは「黒木瞳」と「木村佳乃」 中年女の色気対決は メヂカラ勝負で

そして「大竹しのぶ」と「桃井かおり」の 不倫現場 玄関対決場面は最高
イヤイヤ 笑わせてもらっちゃったけど  でも二人の真剣勝負は 怖いぞー

大物俳優を揃えての2時間超作品は 飽きることなく・・・・

「74才でも 男は男なんだゾ」 
「でもジイジ もう終わってんじゃないの?」
「バカヤロ まだ始まっちゃいねえよ!」

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1月20日~25日まで 県のつくば美術館で開催中「ラパン展」
らぱん.jpg



















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最終更新日  2015年01月29日 09時42分20秒 コメントを書く


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