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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2015年06月19日
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にんげん合格.jpg

【スタッフ】
監督=黒沢 清   脚本=黒沢 清   撮影=林淳一郎
音楽=ゲイリー芦屋 主題曲=洞口依子  美術=丸尾知行
編集=大永昌弘   録音=井家眞紀夫  照明=豊見山明長

【キャスト】
西島秀俊=吉井 豊   役所広司 =藤森岩雄   菅田 俊=吉井真一郎
りりィ =岩谷幸子   麻生久美子=吉井千鶴   哀川 翔=加崎
大杉 漣=室田     洞口依子 =ミキ


14才の時に交通事故に遭い、昏睡状態が続いていた『吉井豊』が10年の眠りから突然覚めた
しかし、彼を出迎えたのは懐かしい家族ではなく『藤森岩雄』という風変わりな中年男だった

産廃処理業を営む「藤森」は「豊」の父『真一郎』の友人で、離散した豊の家族に代わって
数年前から東京郊外にある豊の家の一部を釣り堀に改造して暮らしているらしい

「藤森」に連れられて、すっかり変わり果てた家に帰る「豊」
彼は心のリハビリを兼ねて、かつての友人たちに会って失われた時間を取り戻そうとするが、
既に成人している友人たちとの溝は埋められる筈もなく、ひとりやりきれなさに苛まれるばかり

そんなある日、一頭の馬が「豊」の家に迷い込んできた
「豊」は「藤森」に頼んでその馬を買い取り、ポニー牧場を作り始める
「豊」の家はかつてポニー牧場を経営していたのだ

暫くすると、今は宗教活動をしている父「吉井眞一郎」 


しかし、10年ぶりの家族の再会はどこかぎこちなく、数日後、彼らは再び家を出ていった

また、「千鶴」から母『幸子』の住所を聞いた「豊」は、父と離婚し自立している母に会いに行く
が、どうやら彼女には一緒に生活している誰かがいるようだった

その後、「豊」はポニー牧場再建に向けてこつこつと働くようになったが・・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代 そして次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返し
やがて 薬物におぼれていくその姿を描いた「人間失格」を 何らかのカタチで模したものかと
・・・・それは とんだ思い違いで、全く 似ても似つかないモノであった

14才~24才の現在迄 10年間の寝たきり状態から覚醒した「吉井豊」(西島秀俊)
その10年間という時間と その10年間に得られたはずのもの 又失ったモノ から
自分の生きてる意味や 存在感 そして そのブランクを埋める必要性があるのか等を
観客にも考察させる映画じゃない? (・・・・あんまし自信は無いのだけれど)

もしも それがオイラだったとしたら・・・・
中学校での初恋、修学旅行 高校時代はバスケットの部活、親友、映画三昧、受験勉強
大学時代の映研、アルバイト、大恋愛、学生運動・・・・そして就職 等々

人生の中でも 一番輝いてた 楽しい想い出がぎっしり詰まった宝箱の様な10年間で 
その10年間のブランクは 後のちには絶対埋めることなど出来やしない 

「豊」は 父親と母親 妹の4人の家族 今現在 みんなバラバラに生活しており
父親の友人で 父親の地所で 釣り堀を経営してる「藤森」(役所広司)が・・・・ 
「豊」を 何故か病院に迎えにきてて 退院した後も なにかと面倒ているのだ

その「藤森」が「10年間のブランクを取り戻さなくちゃネ」と 過去の雑誌・新聞
・ビデオ等 事件・ニュース・ファッション等を時代を追った資料を山ほど取り揃えて・・・・

でも「豊」は「何を 取り戻すのかわかんないよ」と・・・・戸惑うばかり 
そう 「豊」の知識は14才のままなんだから・・・・失ったモノなんて解るはずがないのだ

その上 自動車事故を起こした張本人の加害者(大杉漣)の異常さもも 半端なく・・・・

さらに「豊」の近辺で起こる様々な事件は 生きて経験しても なんの意味もなく 
むしろ そんな経験なんぞ したくもないようなモノばかりで・・・・・

そして「豊」は、気づく「自分は10年間のブランクを埋めることばかりを考えて、
現実に目を向けようとしなかった、そろそろ目を覚ます時が来たんだ」

しかし 丁度そんな時 迎えに来た「藤森」のトラックに馬を乗せようとして・・・・・
「豊」は 山積みしたスクラップの下敷きになって あえなく命を落としてしまう

そして その死に際の「豊」は 「藤森」に訊いた 「俺、ちゃんと存在した?」

自分の存在を 誰かに認めてもらいたい・・・・自分は何の為に生まれてきたのか?

そう 「豊」が誰かに言った言葉「オレ 眠り続けていたほうが良かった」は
正直 それが一番正しいのかもしんない・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日は姉の3回忌の法事だった 帰りに甥っ子「シンちゃん」の営む あんみつ屋へ寄り
予約がなかなか取れない 北千住にある豆腐料理「宇豆基野」で会食でした
うずきの.jpg
とれたて「湯葉」や 目の前で造る「よせたて豆腐」等ヘルシーな料理「マイウー!」

幾つものプールに浮かぶ湯葉を 夫々が箸で掬いあげ 暖かいまま モンゴル岩塩でいただく
うずきの2.jpg





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最終更新日  2015年06月22日 13時17分39秒 コメントを書く


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