2014年01月26日
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カテゴリ: 萩市周辺観光情報
口羽家住宅(くちばけじゅうたく)


 桁行14.9m、梁間11.9m、切妻造り、桟瓦葺、東西両面に入母屋造りの突出部をつけた武家住宅。口羽家は萩毛利藩の藩士で、幕末には寄組士1018石であったといわれています。この住宅のある堀内地区は藩内でも大身の武士が住んでいた所です。主屋は現在南向きですが、もとは表門と同じく東向きであったものを、1845年(弘化3)に移動したと伝えられています。建設年代については資料はありませんが、18世紀末から19世紀初とおもわれます。当初部分の平面は棟通りで前後に仕切った六間取り型で、南面に広庇(ひろひさし)と縁を設け、北面に廊下が付きます。現在は北面増築部に玄関が設けられていますが、もとは南面東端に式台があったと推定されます。南側西端間が座敷で床が付き、この間と南側中央間には長押(なげし)を廻す。東面突出部は板敷と土間の台所となります。

 表門は桁行12.5m、梁間4.9m、切妻造り、本瓦葺きで、建設年代は手法からみると18世紀後半頃とおもわれます。もとはもっと桁行が長く、入母屋造りでした。表側は腰下をなまこ壁とし、軒は腕木で出桁を支える。扉口南側には門番所があります。柱間装置や内部はかなり改変されています。
 この住宅は旧萩城下に残る上級武士の屋敷としては古く、かつ全国的にも比較的数少ない武家住宅の一遺例です。後世の拡張のほかは改造も少ない。また表門は縮小されてはいますが雄大な気風があり、屋敷構を示す上に重要です。


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最終更新日  2014年01月26日 18時02分47秒
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