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前を向いて歩きます。彼はもう居ないものと思って。
2005年07月26日
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明日、何ヶ月ぶりかで会う。それはそれは私の大事な大事な友達2人。何を話すのか。何を話さないのか。そこを見極めようと、今夜、彼女達に向けて今この日記を書いている。知っていたのなら知っていたと教えて。言ってくれた事に感謝する。それまで黙っていたことは瞬間で吹っ飛ぶ。そしてもう一生・・・・・この身を削ってでもアナタ達の側にいると誓うわ。でも・・知らん振りするならそれでもいい。後でしっかり泣いてやる~(笑)・・・なんて結構、暗い事をスルリと書いたりする三十路の戯言。どちらにしろ、明日は1年半ぶりの夜遊びだ~☆あした はよ来て。眠れないよ。
2005年07月15日
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寄ると触ると喧嘩になるのは、恋愛や結婚や事実婚でも末期の症状。頼まれてもないのに昨日今日と食事の用意をした。その歳、また何かイライラして文句を言うので????と思ったら、私宛に届いた一枚のはがきが原因だった。昔、少しだけやっていた凍結中の株の配当金の支払手続きが完了したという内容のはがきを持って彼は帰って来た。今日は何処にも出てなかったので、彼がポストを開けたのだった。「君が引っ越すのにあれこれ心積もり(金銭的な援助のこと)をどうしようかと仕事中でも毎日毎日考えているというのに、君は結局、何にも困ってないじゃないか!!」と怒鳴り始めた。一緒に暮らす中で、隠して貯めた資産でもない。それはもう10年以上前の、私がまっさらの独身の頃に給与天引きで貯めた持ち株で、色々しがらみもあって売りそびれ、そのまま口座管理料を配当金でまかなうようにして持っていたことが彼の心にひっかかった。私の資産に株がある事は、この暮らしを始める時に彼に話していた。かなり損してるから売れないものをそのまま持っているよ・・って。今じゃ購入価格の3分の1になってるそれを、今更配当金が入ったよ~とはがきが来て、しかも数千円のことで。別れると決めた彼が、何をものを言う事が出来るのか。それが不思議で不可解だった。言っとくけど、一緒にいるんだったら使うときが来たら損であっても使ったって構わない。首が回らないような事態があるんだったら、独身の時の貯金であろうが子供のためのお金であろうが、一家の主を助け、支える事は全くもって、やぶさかではないのだ。私に資産があれば、自分の心積もりの額が減るの?と思わせるような彼の物の言い方が解せなかった。そもそも、心積もりの話は彼から出てきたものだった。何度も断ったけど、それでも冷蔵庫持って行き~洗濯機持って行き~TV持って行き~と言い続け、最後に「もっと可愛い女になりなさい。人の好意は素直に受けなさい」と言われた事で始まった事だった。そんなものいらない。私はアナタとはもう何処まで行っても話が噛み合わない。確かに最初の三ヶ月はアナタ、頑張ってくれたと思う。でも、その後アナタは努力してくれたの?その間何ヶ月もの間、私は毎日毎日努力し続けたの?我慢したって言うけれど、我慢だけだったら誰だって出来る。でも、我慢がなんなの?足踏みしているだけで、何にも前には進まないでしょう?努力は違うわ。努力する事は目的を持って前に進もうとする気持ちでやってゆくもの。毎日毎日、何ヶ月もの間、努力してきた私に文句言うだけで、自分はちっとも努力しないで「我慢してる」って言う事がどんな意味があることか、その年でわからないの?我慢だけだったら私だって日常普通にしてるわよ。それだけでいいならどんなに楽な毎日だったか。勝手な事ばかり言わないで!してもらうだけしてもらってと言うけれど、虚しくないの?じゃ、今日だって昨日だって、頼まれもしないのに食事とお酒の支度して気持ちよく出してることを「やってやってるのよ」って言ったら何を思うの?住まわせているんだから当たり前?私がその事についてアナタに何も感謝してないと思うなら、それでもいいわ。人を立てて話しましょう。アナタもその方が楽でしょう?・・・と一気に捲くし立て言ってしまった。はぁ~~~~。口の減らない女だと我が身振り返ってそう思う。わがままだと思う。甘えているのかもしれない。もう少し控えめな女だったら、上手く行っていたのかもしれない。知らない知らない。もう知らない。は~~~~~スッキリした!!
2005年07月13日
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こういうことはせえへんほうがいいのか?そうよ。してはいけないのよ・・・。
2005年07月11日
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物件探しは本当に疲れるわ。今回は結局、決まらずに終わってしまった・・。来週、また行って探そう。
2005年07月10日
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彼の腕が好き。そんなこと今更、不毛なことかもしれない。昨日、午前様だった彼が帰って来たときバタン!と階下の扉の音で目が覚めた。フラフラ階下に降りて行き、洗面所で彼を捕まえた。それからお茶を持って行き私はソファーで眠い目をこすっていた。着替えた彼は「寝ないんか?」と横を通り過ぎたので「うん寝る・・・」と言っておもむろに彼の部屋に入り彼の横に寝て「おやすみ」と言ってみた。「おいおい。寝るとこちゃうやろ?」と言われたけれど、「いいじゃん。たまには。」と構わず彼の腕にくっ付いた。飲んで帰って昨日も遅かったのに彼はリビングに続くドアを開けたまま布団の上で本を読んでたから・・・・。私の勘違いでなければ彼は私に「隙」を作ってくれた・・・と思う。(そう思いたい)しばらく彼の枕に乗っかって彼の腕にもたれていたら「寝るんなら自分の枕、持ってきやぁ」と・・。その夜、私は何の夢も見ずに泥のように眠った。若い頃の私の方がもっときっぱりとしていた。別れ方が、潔(いさぎ)よかった。でももう、若くもない。それがこんなにも暖かくて切ない夜を迎える刹那の瞬間を求めてしまうのかしら・・・?好きあってでも相容れなくて散々なことがあって別れが決まっていて先がなくてお互いに十分すぎるほど大人で何を選んでどうしなければいけないことが判っていてもう・・・二度と会わない人かもしれないけれど。この人とこうして夜を過ごすことをどうか許して下さい。
2005年07月07日
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悶着あって、彼と深夜まで話をした。頑固で引かないところが大っ嫌い。でも、女としての君は大好きや。君の愛すべきところも可愛いところも、よーく知っている。ただ、母親としての君は正直、もう見たないんや。惚れた女が他の男の子供を育ててる。そんな君を見ると複雑な思いがする。この一年、その繰り返しの毎日やった。勝手な言い草と思われても仕方ないんやけど、正直に君に言うとくわ。君がひとりだったら・・・と何十回思ったことか。ジタバタしたって同じことだもの。ただきれいに終わりを迎えきれいな終わりを見届けよう。大丈夫。もう私は泣かないわ。
2005年07月05日
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息子と娘の連絡帳に長々と転校の旨を告げる文章を書いた。動き出した。もう止まらない。
2005年07月04日
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あれ以来、私は彼を避けている。又彼も、私を避けている。なのに家で今日は「一緒に(酒の肴を)つままんか?」と言われてつい。一緒にお酒を飲んでしまった。それが間違いの元。まだシップの外せない私に「いい加減、気持ちの問題だけとちゃうか?」と言うものだから、悲しくなってしまった。彼に今回の事を聞いた。ごめんとも何とも言わないし、申し訳ないという気持ちを持っているなら、せめて態度に出してくれないと判らないわ、と。彼は見る見る顔を青ざめ、机に煙草を叩き付けた。「君は散々、人の人間関係をグチャグチャにしてまだ懲りずにそういうんか?!」今までどれだけ君に迷惑被っているとおもうんや!「不可抗力や!何度聞いても同じ事や!」去年の今頃も、同じようなことがあった。再三再度喧嘩になると、グラスを割ったりテーブルを叩く、追い回す彼に毎日泣いて暮らしてた。その日、彼がテーブルにモノを叩きつけけた時、私は食事をしていたテーブルをひっくり返した。実力行使には実力行使で抵抗しないと、身の危険を感じるほどのキレた怒り方だった。私は彼と喧嘩して2階に駆け上がったところを風呂場(2階)寝室(2階)と追い回され、階段を引き摺り下ろされる途中、落ちた。次の日、お岩さんのようになった目の上をサングラスで隠しながら保育園にお迎えに行き、そのまま娘を連れて病院に行った。「自分であやまって階段から落ちて・・ちょっと頭痛がするので・・」と。それから何日も経ってない頃、やはり家中を追い回され取っ組み合いのようになった時、私は自ら警察に助けを求めた。その後、彼は自分の母親に電話し、私はお義母さんに散々電話口で怒鳴られた。「なんで辛抱できないの!うちのこの何処が気に入らないの! そんな状態で明日仕事に行って何かあったら、あんたどないすんの! 子供の前で喧嘩したら絶対あかん!」泣いてすみませんと謝ることしか出来なかった私・・。それから私は一切、彼に向かってゆくことを辞めた。心に誓った。殴りはしなかったけど、何を何処に叩きつけられても、突き飛ばされても腕をつかまれても蹴られても。そんなことから今回のこと。お義母さんには5月、女性関係のこと話したけど、怪我のことは話してない。勿論、私の親にだって話せることではない。今回のことでは黙っているはずないもの。ただ7月末にある、今の小学校最後のイベントになる息子のキャンプだけのためにここにいる。愛情が・・いくら残っていても、こんな状態では続けられない。頭では判っている。入院した病院の主治医に「随分前から暴力があったんですか?」と聞かれた。思わず涙が出てしまった。悪い人ではないんです・・と言うと「みんな最初から悪いわけではありませんからね」と。一言でいい。本当に心からの言葉を聞かせて。
2005年07月01日
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ここ数日、色々なことを考えている。ひとつは彼との事。ひとつはこれからの事。それから・・・・告白しようかどうしようか迷ったけれど。・・・・もうひとつ。親しい友達にこの日記の存在を知られてしまったみたいだ。この日記の中には彼女達に話している事もあるけど、話してない事も沢山あるばかりにそれに気付いた時・・・・なんだか本当にショックで落ちた。以後、何となく気が晴れない。彼女も言ってたけれど黙っているより言ってくれた方が気が楽なのですね、やっぱり。私も・・・・・知ってるのに黙ってた。ごめん。とってもとっても反省。聞かれたら答えようと思ってた。誰にだって秘密はある。知られたくないことだってある。だから本人がこんな事があったと言って来るまでは何も聞かない、知らん振りを決め込む事が優しさだと思ってたけれど・・・・なんだかよく判らなくなってきた。彼女達にここの存在を隠してたのに理由はある。信頼してないわけじゃない。ここでの私はあまりにも赤裸々すぎる。バーチャルではなく日々社会と関わって子を育てる親として男を愛する1人の女として人として毎日を生きている『私』を創り上げ維持する為の気持ちの整理の場だった。勿論、生身の己でブログを書いてる人も沢山居るであろうけれど・・・『下書き』ここは私が私であるための予習と復習のブログ。私が話す以前の、下書きの気持ちを覗かれてると思うとなんだかなぁ~。じゃぁ書くな隠すな・・・って話?う~ん。格好つけ。さて・・・。このブログをどうしようかと思案中。ハンドルネームには気を付けなきゃ。明るいオーラのある名前。気に入ってたんだけど。
2005年06月30日
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朝はいつも通りの時間に起き、家事育児をこなし、カピカピになった昨夜のサラダを片付けた。彼は昨夜の言い争いを少しはバツ悪く思ってか、娘にちょっかいをかけてたけれどもう知らない。暑い夏の昼。最近、寝不足気味の私はクーラーの聞いた寝室で横になった。と、隣の子供部屋にいた娘と息子が、入れ替わり立ち代りやってくる。お母さん、あれない?これない?と。しばらくして今度は彼が部屋に入ってきた。彼の服はこの寝室のクローゼットの中。ガサガサとクリーニングに出した洋服を選び、出て行く。様子を伺ってた娘に「お母さんは疲れているんだから邪魔しないで寝かせてやりなさい」と言って。お昼になって「ご飯は~?」の声でやっと目が覚める。ボーっと食事を作っていると「起こされたんか?」と彼。すっかり支度を整えている。「出かけるの?」「うん。ちょっとそろそろ物件でも見てこようかと思って」「そう」彼もとうとう、ここからの引越しを決断したようだ。“出なくてもいいよ。 ここに来たのも私たちだし、ここを出るのも私たちで”そんな風に週初めに言ったのだけど。「独りで住むには広すぎるしな」と「代わりに君達が残るか?」と聞かれた。そこで初めて、遠く離れて暮らす決断をしたことを彼に告げた。その日、彼は夜中まで帰って来なかった。何処に言ったんだか誰に会ったんだか、食事はしたんだろうか・・・など、そんなことをいちいち気に病んでる私って何なの?・・・今夜も23時を過ぎた今でも帰ってくる気配が無い。めったに出歩かない人だから、こんな事は珍しい。誰かと会ってるのかな?・・とか・・。・・・また気にしてる。とことん、アホやね。こうして幾度と無く、自分の気持ちを確かめてみる。はぁ・・・。このため息はなんだろ?
2005年06月26日
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ウチは正直、つまらない事でよく喧嘩になる。今日の御題は44歳父親が15歳の息子に殺傷されたこの事件父親が彼と同い年で「厳しい教育方針だった」と番組のキャスターや学者の方が解説してたのを、サラダをほおばりながら見ていた時、「tomoさんと同い年だね」と言ったらキレた。机をバンバン叩きながら「何が言いたいんや!」と喚き散らしてたので、「なんでそんなことで怒ってるの?同い年、って言ったらいけないの?」と聞いたら「君は訳のわかんない言い掛かりをつけて言ってるやないか!?」と。「別に同い年だから私よりこの親の気持ちが判るんじゃないのかと思って言うだけしょ?それにアナタがいつも私に言ってる通りに言っただけよ」と言った。何かある度に「今の若い親は・・」とか、「君らの年代はいつも・・」と批判を口にし、捲くし立て、君も一緒だ!と結論付けて話してくるのは彼なのに、自分の幻想を本当に判ってないんだな・・と、半ばあきれてしまった。それでも、「こんな問題があると揃ってバカな学者やマスコミは、子供の目線でしかよう話さん!父親殺しがどんな理由があろうとも悪いことだっていう前提がすっ飛んでの話しや!」と、捲くし立てるので「ここで私に怒鳴ったって何の解決にもならないんだから、気持ちがあるなら局に電話でもしたら?」と言ってしまった。「なにぃ~?君はホンマに・・!」だから聞きたくないんだってば。なんちゃらかんちゃらまだ大声で怒鳴ってた。・・・・・プチン。「判ったわ!もうこの話はやめよ!?他人の話でエキサイトするのはやめましょ!これこそ不毛な争いだわ!!」・・・私もキレた(苦笑)そのままぶっ飛んでる彼を尻目に、席を立って寝室に駆け込んだ。この間の怪我があったことだし、今夜は追いかけては来ないだろうとの読みもあった。だけど、腹立って寝れやしない。未熟者。ほんとにアナタは時々、大人げなくて大キライ。(あ、私もですね)
2005年06月25日
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結局・・・・・。動き出すとにわかに元気な私。彼が帰宅してからも(いつも早いけど今日も6時半)夜9時まで、4件の短くないそれぞれの電話に「やかましいの~」と、エノキのベーコン巻きをほおばる彼。ほっといてよ。なんて思ってたら、今度は友達から半べその電話・・・。旦那さんのお母さんが嫁(友達)の母親に電話して、色々言ったらしい。そのとばっちりを受け、自分の母親から相当きつい事を言われてた。彼の側を離れて電話してたけど、TVには顔を向けているけれど、うつろな目でもれ聞こえる私の口ぶりに耳を傾けてる。やっと腰を落ち着けて箸を伸ばした私に聞いてくる。「その話は今はしたくないから・・ね?お腹空いちゃった!」とやんわりと断ったけど、駄目だ。言いたくてしょうがない。らしい。他人の家庭にあれこれ言えるほど、ウチはマトモな家庭?と、1人で納得し独演会の彼を横目にサラダを頬張る。大分、冷静になってきたのかな。それはそれで一抹の寂しさ。
2005年06月24日
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妹にほぼ5時間あまりを電話で付き合ってもらいました。IP電話でなければ出来ない事だけど、お腹が張るよ~とか他のきょうだいの話やら。。。本当に本当にありがと。来月生まれ来る新しい命を宿した彼女が、どうか無事にお産を終えますように。私の分まで。あの子の分まで。神様。どうぞどうか、よろしくお願いします。。。。
2005年06月23日
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退院後、今日になって、やっと車の運転が出来ました。「前向きにプラス思考で行こう」そんなメールの一行に救われる。本当にありがとう。
2005年06月22日
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女友達に洗いざらいを話してしまった。「そんなに我慢してたって知らなかった・・ちっとも気付かなくってごめん」今まで彼女に、何かを故意に隠したことは無かった。でも、彼と暮らすようになってから、ブログに書いていることの十分の一も話して無かったことに愕然とし、自分でも改めて気付いた。起こったことを口に出すと、相手に話しながら言葉を自分の耳で、自分の声に乗せて聞いてしまう。もう一度、その言葉と起こった事実と感じたことが頭と心に反芻してカラダに入ってくるのが辛くなっていた。「思慮深くなったね」いいえ。本当は違うのよ。このブログで赤裸々に自分のあるべき私的生活を吐き出す事が出来てたことが、私の印象をこうも変える事になるなんて。。何か月分もの日記を破棄してしまった事もあった。いつか彼に・・・この日記の存在を明かしたいと思ってるのかもしれない。そんなことを考える、背中にシップだらけの午後。
2005年06月18日
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今日一日。彼は仕事を休んで家にいた。朝は子供達に、いつも通りのしつけとお説教をしてるからなんなん?と思ってた。日課の朝の散歩はまだ出来ない。階段も昇降は、壁に手を添えてじゃないと、踏み外しそう。ゆっくりゆっくり家事をこなした。ふと彼に呼ばれ・・・話し合い。話し好きなのは彼の性分なんだろう。「君らが出て行くまでは、家の中はきっちしてくれ」私にも子供にも、最後の日まで『この家のやり方』を貫くように・・と言われた。話し合いでもお願いでもない。条件。それが条件だそうだ。その後、まだ車の運転の出来ない私を自分の車に乗せ、彼が海に投げ捨てた私の携帯を買い替えに連れ立った。帰り。マンションの下に車を停めると彼は部屋には戻らず、駐車場から海岸に出る階段を上がりはじめた。「一応探したけどないな。海の藻屑だ」この人の、こういうところが可愛げが無い(苦笑)自分でもチクリチクリとした嫌味な言い方にも気づいているのかどうか・・・。損だよ、tomoさん。私にもそう言うでしょ・・・・・・?小雨の振る海を見ながらこれからのこと、自分の思いを・・・私に告げた。珍しく素直に。虫のいい話し・・・一言で言えばそうだろうケド。だからそれを前面に出して話すことは出来ない。「君次第」彼の最近の閉め言葉。私はどうしたいのか。痛む背中を丸めながら、小雨の中遠くを行き交う貨物船を眺めていた。夜。私はPCの前で音楽を聴いていた。子供たちは自室。ふと彼がやってきてこんな物件があったんやけど・・と、私のPCを開いて、と言って来た。見つけてきたのはここの近所。やはり海の見える、広々としたマンション。このマンションからも、その建物は見て取れる。この間取りのここがいい、とか台所が使いやすそうだぞ、とか言ってたけれど・・・・。私が探していた実家のそばに比べたら同じ金額で3倍の広さと新しさ。駐車場だって4分の1の値段。そりゃそうよ。ここは本当に田舎の田舎。へぇ、あそこが出してるんだ、と答えた。田舎がどうこうと言う問題ではない。彼が私を、少しでも側に置いておきたい・・と思う気持ちが感じられ私は他の言葉を飲み込んでしまった。ついてこい。ついてこれないならそれまでや。君らの年代の男みたいに、女のご機嫌取ったりはしないんよ。それが俺らの年代の男の意見や。そんなことを夕食の時に言ってた。なのに、彼が海を見ながら話した言葉。目の前の行い。それら全てが彼の本音と建前をとてもシンプルに物語っている。40歳半ばの酸いも甘いも噛み締めた男の姿。そうそう。彼はつい先日、ある官公庁からの評価を受け彼の考案した新技術は、その官庁のHPに名入りで文章が載ることとなった。長くこの技術に携わってきた彼にとって、どれだけ名誉な事だったのか。話が決まって表彰を受けた3月。そう。ホントに最後の、私と彼と家族が一番、幸せだった時。彼にとって私にとって人生を変える大きなきっかけのひとつは失ってしまったけれど・・・こうしてひとつは残ったね。理性と感情。その狭間で自分も意見も相手も揺れ・・・せめぎ合う。恋愛や結婚や生活や子育ての答えは、ひとつではないものね。十人いれば十色の色があるように、またその色は詳細に見れば十色どころか百色・千色・・・それ以上にもなるのだろう。それでも同系色にはくくれる。そして答えには『基本の色』が必ずある。私と彼は画家であったら反対色を持った、感覚もテクニックも流派も違う画家だったはず。それぞれの人生の中で、今までに沢山の絵を描き、世間的にも「自分は絵を描きます」と言える位の経験と実績を積んできた。一目置かれた事もあった。脚光を浴びた事もあった。勿論、批判も受けたことも・・あった。スランプもあった。実力以上の評価を受けた事もあった。自分の色が出来つつある頃、それをくつがえす様な事も・・・あった。そして時に色を重ね過ぎて剥がれ落ちてしまった絵もあった。ある時は自分の描いた絵に恋をしまたある時は愛したその絵を自らの手でズタズタに破り捨てたりもした。そうやって私は彼と出会った。初めて見た時、彼の描く『絵』に猛反発をした。彼の絵を否定し、破り捨てた事も・・・一度ではない。でも、強烈に影響を受けた。私が無くしたモノを、彼は熟考し見事に開花させそのまま持ち続けて存在していた。また彼も同じようにそれまでの私の『絵』を痛烈に否定した。何度も何枚も描いた絵を破り破り続け、いとも簡単に捨て続けた。ショックと悲しみと怒りと悔しさで何度、不毛な喧嘩が続いた事か。結局、私が、そのゴミ箱自体を捨てられずに居た彼の気持ちに気付いたのはもっとずっと時間が経ってからだった。私たちが画家だったら、もう絵を描くそのものを辞めてたかもしれない。でも、それを辞めた所で描きたい気持ちや心の奥で求めるなにかを捨てられず、その後ただ苦しみ生き抜くだけだということを・・・・これまでの経験の中でお互い既に知ってしまっていた。それだけ子供でもいられない。ということ・・・。『潔(いさぎよ)い』今、そんな名前の絵の具が一番欲しい。
2005年06月15日
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些細なきっかけで彼に自分から女の存在を暴露してしまった。携帯を海に投げ捨てられ、「何するの!?」と叫んで・・までは覚えてる、金曜日の夜。そこから先の記憶は断片的。私の名を呼ぶ彼の声。救急車のサイレン。痛い!「心拍が戻りました!」酸素マスク。レベルなんとか。・・気付いたのは土曜、明け方近くICUのベットの上。「xxxさん、わかりますか?」はい・・・。TVでよく見ていた緊急時の病院搬送・その後の場面。ドラマって本当によく出来てる。・・・・そのまんまだったもの。って入院の話すらしてないのですが、私が彼に鬱積した気持ちをぶつけて女に電話してここで確かめようか?と押し問答になり突き飛ばされ、脳震盪を起こしてしまった・・・らしい。私は救急車。彼は救急隊からの通報で駆けつけたパトカーで病院に向かったと後から聞いた。何をやってるんだか。何処まで行けば気の済むことなのか。内縁だけど、『夫婦喧嘩』警察にそれを説明する為、彼は病院の入り口で刑事と2時間押し問答をした・・・らしい。翌日、朦朧とする意識の中、ベットで私は彼に散々怒られた。もうやめとけ。誰もがそういうと思う。今日は息子の遠足。彼が子供達を見るのはもう無理なようだ。子供達も悪い。危機感が無いというか、こんな緊急事態に助け合わなければならない状況にもかかわらず、頑張る気持ちも無く彼に甘えた態度をとっていた・・らしい。本当の親子だったら良かった。本当の親子になろうとしている最中だったら良かった。今は燃えカスの中。彼に頼むのは門違い。散々、病室で怒りを露わにする彼に気持ちがすさんでゆく。子供達の日常の世話もあるし、思い切って私の親を呼んでも良かった。・・・が、そうなると、もう決定的。もういくら何を言った所で、私は彼と引き離され最悪の状態で終わるだろう。それでもいいか・・と幾度も幾度も脳裏を過ぎった。潮時。私はその時期をまた逃すのか・・と。とにかく先生に頼み込んで退院した。早起きしてシップだらけの体で遠足の息子にお弁当を作って・・登校させ家の中を整え・・・・もう後悔していた。第三者に話を持っていったらもうお互いの間だけの話にはならない。君と俺との話はいくらでも何とでも答えが出ても、第三者が入ってきた時点で、人間関係はグチャグチャになる。君はそうやって跡を濁すどころか、とことんまでぶち壊してメチャクチャにしないと気がすまないのか?そうやって君が得るものは何なんや?彼の言葉は正しくもあり正しくもない。そう思う時点で、もう歩み寄れない大きな溝があることを改めて思う。彼が言うとおり私は全面的に間違っていて、救いようが無いほどアホなのか?とりあえず元通りになった静かな家の中で横になり、私は私の行くべき道を考えていた。
2005年06月14日
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「100%決めてるわけじゃない」って・・・・今更何を言うの?翻弄される自分が嫌い。
2005年06月09日
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あといくつの夜を共に出来るのだろう。彼の規則正しい寝息。サッカーを見ながら彼の部屋で、彼の布団で、彼の横で観戦。そしていつしか・・寝入ってしまった。スイッチを消すのは彼。顔をくっつけて寝た。そんな夜がきっと思い出になる。
2005年06月08日
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「食事するより君を食べるよ・・」もつれ合い唇を重ねた。「・・こんな君で本当にここを出れるのか?」こうして彼に抱きすくめられるのはあと何回有るのだろうか。「本当に君は淫らな体してるなぁ」そんなこと言われたこと無いよ、と言ったら思ってたって言うわけ無いじゃん、と切り替えされた。でも、多分普通の男はそういう目でも君を見てるよ・・・と。自覚して自重しなさい・・と。勝手だね~。勝手さ。そんなもんでしょ。淫らにユダネル。
2005年06月07日
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子供をつれ朝早く、家を出る。今日は愛知県名古屋市のお隣、長久手・瀬戸に開かれた『EXPO2005・愛知万博』に行きました。お弁当が解禁になったというので、前日からお弁当作りに励んで。台所で遅くまでガチャガチャやってたけど、この日仕事の彼は今夜ばかりは文句も言わずにいてくれた。感謝。冷凍マンモスを見て、ガスパビリオンを見て、東芝館を見て・・観覧予約は当日分しかしなかったので、見れたのはコレだけ。(少ない)携帯で会場の混雑状況をチェックしながら移動してたけど、この日の待ち時間は日立館が最大で360分・・6時間待ち?!も出た。(月曜日は遠足や修学旅行が多くてかえって混むそうです)あとは子供を遊ばせられる「遊びと参加ゾーン」でパビリオンで終始した。ロボットステーションとわんパク宝島は同じ施設内にあるけれど、室内で、親が付いて回らなくても遊ばせられるから、お勧めです。休憩施設も沢山あるし、グローバル・ループの上にはテントとベンチがあるので私たちは行きかう人やグローバル・トラム(電気自動車)を見ながらお弁当を食べることが出来ました。下の子も、一度も「抱っこ~」とネをあげずに一日中、歩いてくれ・・。6歳なんだもの。当然といえば当然だけど、何か本当に『大きくなった・・』と実感させられました。夕方、早めに帰って来たけどやっぱり通し券じゃないと見切れないです。9/25までの会期。もう一度行けるかどうか・・・??帰って来たらニュースで小泉首相と皇太子様がいらっしゃってたと聞き、スーツ姿の男の人たちが何と多い事か?と思ってた?マークに答えが出ました。その会場の前を通ったけど・・・・だからあんなに物々しい警備だったのね。
2005年06月06日
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もうすぐいつも起きる時間。今日は土曜日だけど、授業参観と親子学級があって休んでいられない。でも、頑張って起きて応援してて良かった。もっと点は取れたと思う・・・・・けど、まぁまぁ。おめでと~うニッポン☆
2005年06月04日
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朝5時に起床。。6時からの散歩をやめて、5キロのランニング。それからシャワーを浴びて・・・・・・泣く(苦笑)。朝食をしっかりとる。今日は鯵の開き(自家製)。子供を送り出してから家事一切を8時半までに終える。9時からお花の世話・・今日はキンギョソウを植えた。10時。テレビ付けっぱなしor音楽ガンガンでPC。日記を書いてるときもあれば、物件と仕事探しに明け暮れる時もある。12時。この頃から3時までがホントに自由。自分でも何やってるんだか判らない。友達と2時間ぐらい電話をしてる時もある。寝てるときも。バレエの柔軟をしている時も。床にワックスがけをしてる時も。ボーっとしてる時も。子供が帰る前に夕食の買い物・下ごしらえ・お風呂掃除。夕食前にお風呂。6時、夕食。7時、娘の家庭教師をする。8時、子供を寝かせて、洗濯物をたたむ。9時、夜の家事を終わらせ自室へ・・・また友達に電話&メール。10時、彼の寝たことを確認してから、彼の食器や片付けを。そんな風に規則正しく、残りの毎日を精一杯生きようと思う。もうすぐ・・・・ゆっくりもしていられなくなるから。
2005年06月01日
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一週間ぶりに話しかけられた言葉。「レイナの歯が抜けたのか?」「うん。生え変わりなのよ。」彼がお風呂に入っている間に、ビールとグラスを冷凍庫に入れギンギンに冷やしてあげてたからかな?
2005年05月31日
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毎日同じ家に暮らして、同じように過ごしていると言うのに。もう顔さえもマトモに見ていない。それでいい。それがいい。昨日、母校の廃校が決定した。色々な事が終わりに向かっている。
2005年05月30日
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なんか嫌なんだけど・・。スリッパがへたってしまってたので、娘と買いに行った。私と娘と息子と・・・とカゴに入れて、こんな事で買っていかないのは子供じみてる・・と思って、彼のスリッパも・・カゴに入れてレジに向かった。そう、もう何日も口をきいてない。だから買って来たスリッパも、ダービーを見ているであろう彼の部屋に「交換します、って持って行きなさいよ」と言って娘に行かせた。生活費は別々だから、彼に何かを買うことも、何かを買ってもらう事も、今はない。一緒に外食したって、割り勘なんだもの。収入の無い私にはそれはそれはきつい事。この間の喧嘩も、これが発端。「働かなくても食べて行けるんだ。そんな母子家庭が何処にあるんだ?!」家賃・光熱費は彼持ち。あとは全部、私(養育費)持ち。だから彼は家で食事はしない。でも、洗濯・掃除は私がする。他にかかる見えない生活費は全部全部・・・。「たかが知れてる」そう言う、彼の言葉は間違っているわけではない。だけど、それは聞くたびに私の心を切り裂く。こんな生活があと2ヶ月。私は果たして何処まで私を保てるか・・・。別れた夫の「だからお前の付き合う男はろくなやつがいないんだ」そんな言葉が、眠ると聞こえてくる。彼とマトモに会話するのは、今や娘一人。息子は挨拶や、塾はこんなんだったよ~とか、そういう話は欠かさず彼に持っていくけど、私と彼の最近の様子を知っているので必要以上にそばには行かない。でも、必要とあらば、私の代わりをも買って出る。お風呂空いたよ~とか、今日は競馬?勝ってる?とか・・。10歳の気遣い。情けない情けない。大人が一番、子供みたい。「そんなとこ、早く出ろよ」今は友達になれた元彼がそう言った。ホントだね。ヤバイ。今夜は早く寝よう。
2005年05月29日
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Macを見つけた。・・・ハンバーガじゃないよ(苦笑)彼は夢を追った人。その彼を埋もれたメールの中から見つけ、思い切ってメールした。数年ぶり。彼は『まさか覚えててくれるとは思ってなかったのでうれしかった』と返事をくれた。こんな日常のささやかな幸せが今は糧。
2005年05月28日
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口をきかない。側にも寄らない。何の接点も持たない・・・で丸3日。いつもは私のほうから歩み寄ることが多かったけど、そんなアクションを止めてみたらどうなるのか・・をいい加減、自分に刻み込んだ方がいいと思ってこうしてる。側にいたら嫌いにはなれない。無理矢理も時には必要。意地っ張りでごめんなさい。
2005年05月27日
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・・もう一度、就職活動をするなんて思わなかった。けど。流れは自分でも作らなきゃ。知人からこの不景気の中、ものすごく美味しい話が舞い込んできた。給与面は交渉次第。正社員待遇で、しかも終身雇用のつもりでいてくれないと困る、と言う紹介者のお言葉。今時分、そんな話があって良いものか・・・。でも・・・多分断る。いやそうせざるを得ない。私は遠くに引っ越すから・・。彼から離れる。精神的にも物質的=距離的にも。
2005年05月25日
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一年生になったばかりの娘がおねしょをした。バツは、散歩の中止・2時間の正座・朝ご飯抜き。これが彼と喧々囂々とやりあって辿りついた、おねしょの時の罰則。正座をしている最中に、伸びをして足を崩そうとしていたのを彼に見咎められ、「反省して無いなら、学校に行くな!」と娘に彼は声を荒げた。私にも、「正座させても飯抜きでも、この子は全然反省しとらん。学校には行かすな!」といって仕事に出て行った。はぁ・・・。息子に食事をするよう促し、娘に「お父さんがどうして学校行くなって言ったか判る?」と諭した。叱られている時に反省の色があまり見えない娘のこういう所を彼はとても嫌っている。嫌っていると言うか、許せない。彼だけに限らず、誰でもそうなのかもしれない。 「所詮は他人の子。 俺の子じゃない。 だけど、大人として子供に正しいことを教える責任はある。 それが君と喧嘩し持ってでも、 君の親にボロッカス言われてでも、俺は譲らないんだ」その責任感だけで動いているという、彼。それから30分後。彼から電話で「あんなことを言ったけど、そこまで俺が口を出す話でもないし、小学校は義務教育だし、お母さんが一緒に謝ってあげるからって言って、学校行かしたり」といって来た。「ありがとう」って口に出た言葉が正しかったのか?なんて思うまま、娘に支度をさせ、牛乳だけ飲ませて学校に出した。きっと、牛乳飲ませたなんて彼が知ったら「君は甘い!子供のために何をしたら良いのかが判ってない!」と怒鳴られたことだろう。夜。案の定、私が返した些細な言葉で彼は突っかかってきた。いつものことだけど、先週の話も一年前の話も、全部全部出てくる。あんまり書くと、ただでさえネガティブな思考に犯されてる今の自分にそれは相当に重いので、勝手に割愛(苦笑)その中で、彼が言った一言。今日はこれだけをここに書きとめておこう。嘘をついたんならハッキリさせろ。嘘を突きつけろ。「そうすることが正しい時ばかりじゃないでしょ?」と言葉を返したら、「なんでだ?!明らかな嘘を見逃せと言ってるのか? 君の方こそ、その考え方は間違ってる!」と凄い剣幕で怒りをぶつけてきた。そう。判ったわ。突きつけ、見逃さないのがあなたの生き方なのね。だったら望み通り、突きつけましょうか・・・。ある考えに私は支配されようとしている。それをゴクリと飲み込むように、昨日より強い薬で眠った。
2005年05月24日
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眠れない。規定量目一杯のお薬を飲んだけど、2時間で目が覚める。起き上がるとフラフラなので、布団の中でゴロゴロするしかなかった。過食もでてるし、まずいな~。階下にそっと下りると、またTVを付けたままで寝入ってる。物音を立てないように気を付けてTVを消し、部屋を出た。そのすぐ隣のリビングで暗闇の中、ステンドグラスのスタンドの明かりのそばで煙草を吸った。これからどうしよう。私はどうしたいのだろう。
2005年05月23日
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昨日の事実が事実であるかを確かめた。その事実を隠していた彼は驚き、黙って聞き、最初は笑顔も見せたけれど、すくっと私を抱き上げ覆いかぶさり、なにかそこから無我夢中で私を抱いた。そのあと、彼の口からその事実を聞いた。私の知らなかった彼の過去。驚きもしなかったけれど、彼の本音が聞こえたような気がした。無論、昨日のうちに他から聞いていた事もあったけど。こんな過去を持つ男じゃ、信用できなくなったか?ううん。何となく何かあるな・・・と思ってたから。何かあるって?あなたのお金に関する考え方とか、扱い方を聞いてるから、変だな・・・ってね。君は何を言われたんだ?ここを出ろって・・・言われたわ。それから彼の仕事の、これからに関する話をした。連想ゲームのようなやり取り。突き放せと言われても出来ない。冷淡になれと言われても出来ない。だから私はチカラを失って行く。
2005年05月22日
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早くここを出ろと言っている。もうすぐ終わりが近づいている。私が知るはずも無い彼の過去。事実だから仕方が無い。このままでは上手く行かなくなる恐れあり。彼を突き放せ。冷淡になれ。このままではチカラがなくなる。早く仕事を探して早く出ろ。これは未来。そして現実。
2005年05月21日
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歯医者さんであられもない姿であ~んと大きく口を開けている時、私の鞄の中からケツメイシの「さくら」が鳴り出した。年甲斐も無く、また季節外れの着信音に穴があったら入りたいほどの気持ちになった・・・その相手。受けますか?ああ・・いいです。後でかけなおしますから。それから1時間。自意識過剰な私は、病院のスタッフやおじいちゃんおばあちゃんまで私を見ているような気がして居たたまれなかった。病院をあとにし、ようやく携帯をチェック。・・・・・・予想で通り?彼だった。電話をかける。あ、すみませんね。お仕事でしたか?いえ・・。あ、昨日はすみませんでした。いや~大したことではないので気にしないで下さい。ちょっと、今社内なのでお昼過ぎにまたお電話しても大丈夫ですか?はい。じゃぁまた、折り返しします。私はバックミラーを傾け、口紅を引きなおし、車のキーを回した。お昼過ぎの電話。るなさんの予想通り?(笑)今度、個人的にお会いできませんか?携帯のメルアド交換しませんか?三十路過ぎても出会いはある。ようは、それをどう生かすかでしょう。今日も窓から向こうはいつもの海。つまんなそうな顔がガラスに映ってた。
2005年05月20日
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朝。先日、お会いした彼、から電話があった。考えがまとまりましたか?いえ・・・。正直まだ躊躇しています。まあ、急ぐ事でもないといいつつも、何処かで区切って行かないと何事も前に進みませんから。ではこの話は来週まで置いておきますね。申し訳ありません・・とお礼を述べて電話を切った。夕方。食事の支度をしていると、電話。携帯の表示は今朝の彼。はい。あ、すみません、OOですけど今よろしいですか?はい。少しなら・・。食事の支度してます?はい。そっか・・・いや~それはまずかったな~。少しなら話せますよ。いや~。あの~不躾ですけど、夜って何時ごろだったら電話できますか?え?少しお話したいことがありまして・・・。ん~9時過ぎでしたら子供も寝てますので。そうですか。じゃぁまたその頃お電話します。夜9時。今夜も彼の布団の中にいた。・・・・かと言って、別に何もしてませんよ(笑)別室に置いてあった携帯は鳴っていたようだった。9:02 9:07 9:16 9:32 。着信履歴はそこで終わっていた。今日は妹の誕生日。メールは入れたけど、多分、誰かと楽しく過ごしていると思う。明日、電話をしてこの話とともに彼女の酒の肴になろう。
2005年05月17日
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書きたいことは山ほどある。伝えたい言葉も沢山ある。相手とはそんなうちが華なのかな。今朝、彼の腕の中で目覚めた時、私はずっと抱えてきた疑問を聞いてみた。別々に暮らしても子供達と会うつもりがあるのか・・と。私の連れ子だけど、2人の子供達は彼に本当に良くなついている。特に父親のぬくもりを知らない娘は、彼を本当の父親のように慕っている。彼の布団の中に入ってゆくのが大好きで、いつも彼の膝に乗りたがる。「抱っこして~」と頼んで「もう一年生でしょ?」と言われても果敢に彼の足をよじ登ろうとする。息子はもう10歳もなっているので幾分かの距離は置いているけど、学校の話や、彼の趣味である釣りの話など、「こんな事、お父さんに聞いてもいいかな~?」と言うので「いいんじゃない?」と言うと、照れ笑いしながら彼の部屋に向かう。無邪気な娘が彼とじゃれていると、何気なくそばに寄っていて入って行くチャンスを伺っている。そんな子供達が彼と離れて暮らすことの影響はどう出るのだろうか。中途半端な状態でも、このままお父さんとしての立場を残した方がいいのかそれともすっぱっと切ってしまった方がいいのか・・・・・・。そしてもうひとつ。別居してしばらくが経って・・・こんな事があっても私ともう一度やり直そうと言う気持ちに成れると思える?それは君だって同じことでしょ。でも、今はやっぱりもう一度、一人一人にならないといけないんだよ。離れてそれぞれの暮らしを持って、初めて見えてくる事もあるだろう。ここで一緒に暮らした生活は君にとってなんだったのか。君だって、やっぱりこの人だったと思う事もあるかもしれないけど違ってたと思う事も出てくるよ。環境は人の気持ちを変えるから。・・・・それは、私だけではなく、裏返せば自分もそうって事だよね?・・・・わからん。彼には判っている。そして私にも。愛に保障を求める事は間違っているから・・・。性別が男としての彼が好き。でも家族にはなれない。今を刹那的に求め合う私たちを許してください。
2005年05月16日
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日曜日だったけど子供達に言伝をして、私は昼食を作って出かけた。彼が丁度、床屋に行っている間に。・・珍しく、私に声をかけて行った。ここ数週間は勝手にぷらぷらする事が多かったのに。7月の別居に向けて少しづつ、重い腰を上げている。今日は友達の社長の紹介で、人と会って仕事の話を聞くことになっていた。職務経歴書と履歴書を持って、待ち合わせ場所の駅のロータリーで待っていると、次々に来る車列の中、目の前を紺色の横浜ナンバーのBMWがすっと横付けされた。田舎町・・とは言え、この辺は以外と高級な外車が少なくは無い。漁師や農家は儲かるぞ・・・と誰かが言ってたけれど、娯楽の少ないこの辺では、やたら大きな家と外車と大型犬、と言うのがひとつのステータスになっている・・・ように思う。でも、ハマのナンバーはめったに無い。ん?と思って目の端で捕らえていた。で、問題の車。誰かのお迎え?と思いきや、私の「お迎え」だった。「xxさん?OOです。」私は仕事用にきちっとした身なりだったけど、彼はラフにもGパンなんか履いていた。ん??と思いつつ、どうぞ、と言われたので車に乗り込む。「お昼でも食べながら話し、でいいですか?」「はい」少し離れた郊外のイタリアン料理店に入って彼の話を聞いた。職種はSEの下で働く補助的業務。やる気があったらSEへの昇格も出来ますよ、と。話はどんどん進み、食事が来る前に一通りの説明が終わってしまった。「じゃ、ゆっくり食べましょうか。xxさんのご質問はこれから伺います」私は契約期間のこと、社風、などを聞いてみたが、どれも快活に即返事が返ってくる。彼がどういう人物なのか、経歴も何も社長からも聞いてなかったので、思わずその話し方から「あの・・理系の方ですよね?」と聞き返してしまった。彼はある大手メーカーの開発担当者でSEだそうだ。5年ほどアメリカに赴任していて、やっと日本に帰って来れました。xxさんと同じ、バツ1なんですよ。子供は居ませんでしたけどね。お互いにざっくばらんに話をしてゆくと、学歴・経歴を話す事となった。・・・これを昔で言う三高を気にする人だったら、ため息が出るかもしれない。会社名を聞いて驚き、出身大学を聞いてさらに驚いた。何よりも渡米前、私の結婚当時の住まいの2駅先に住んでいたのに最も驚いた(笑)久々に出会った超一流のエリート。もう少し、男前だったら良かったのに・・(笑)話を聞いて、近くまで送っていただいて別れた。良いお返事、お待ちしてますよ。家に帰ると、彼は自室で競馬中継に見入っていた。お昼にマックでハンバーガーを買って来てくれたようで(どうした?何の吹き回し?)そのお礼を言う。出かける時、書置きはして行ったのだけど、やっぱり気まずい。7時過ぎ。部屋から出てきた彼はジャケットを羽織って、娘になにやらちょっかいを出している。そして、もうお風呂の入ってパジャマの私に「居酒屋でもいかへん?」と。・・・。今日も?彼は変だ・・・。子供達に言付けをして連れ立って家を出る。昔は、娘がワンワン泣くので置いて出かけるなんてとんでもなかったけど、今は「いってらっしゃ~い!」と手を振る。大きくなったなぁ・・・と改めて思う。和食系の居酒屋で彼と蛍烏賊の沖付けをつつく。夜、こうして二人で出かけるのは何ヶ月ぶりだろう。仕事決まったのか?と聞かれる。(気になってるんだ・・・)まだよ。でも、そろそろっと周りに声をかけてはいるけど。ふ~ん・・・。お酒は進み、日本酒を飲む。酒量は私の小悪魔心に火をつけ、彼にチクリと尻尾をさした。・・・どうして誘ってくれたの?え、別に・・・まずかった?と言うより、変なの、なんかあったな、って感じ。何が有るの。例えば仕事で何かあったとか、トラぶったとか、女の子に振られたとか・・・。なんだ、最後のは?え?違うの?どうして?ん~「心ここにあらず」だったから。そうすると君はいつも女関係に持っていくのか?うん。判りやすいから。判りやすいか?だって私はアナタを見てるもの。彼のお猪口を口に持ってゆくペースが、どんどん速くなっっていった。家に帰って、子供達が寝ているのを確認し、着替えて階下に降りると台所でお茶を飲んでいた彼。飲みすぎた?うん。ちょっとな・・・。明日は仕事でしょう?ま、いつも通り。じゃ早く寝なきゃね。・・・・・・。ん?・・・・・・。どうしたの?・・・一緒に寝えへんか?は? 酔っ払ってるの?うん。たぶんそう。・・・・・・嫌か?・・・・・。いいよ。判った。一緒に寝てあげる。彼の腕。何度も何度も私を抱きしめKISSをする。背中を向けると背後から抱き、私の髪の中に顔を埋めた。男って弱い。彼女にきっと振られたに違いない。一昨日の発信履歴はチェック済み。私が早々に寝た日、彼は自室から電話をかけていた。前回、彼女は言ってた。社外でxxさんとお付き合いするつもりはありません。今度かかってきたら、はっきりとそういいます。風の無い夜。彼は私の胸に手を当てたまま眠りに落ちた。
2005年05月15日
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確かめてみたい。私は何処までの女か。何の価値があって、どう人に評価されるのか。そして何を生み出し、何を培う事が出来るのか。私の何が不足していて、何を補えばいいのか。そんな気持ちになった今日。花の市場で素敵な寄せ植えを発見。こういうイメージで鉢をいくつか作ろうと思います。去る家だけど、私の気持ちを残そう。それは私がここにいた証を残したい気持ちと・・・きっとお世話し切れずに枯れてしまうだろうと思う気持ちと相反する気持ちが相まって。枯れたら忘れて。枯れるまでは忘れないで。
2005年05月14日
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前日の深夜の長電話がたたって、今朝はいつもより1時間も遅く起きた。・・と言ってもまだAM6時前。私はここの暮らしですっかり、お年寄りのように早起きになってしまった。今日は金曜日か・・・・。なにか時間の感覚と私がおかしい。この一週間は本当に、長くて、激しくて、また穏かでもあった。今、私は渦の真っ只中に居る。今そこから抜け出す準備をしている。・・・・どうかこのまま揺さぶらないで。台所にある、四葉のクローバー(クロバツメクサ)がほって置いたら、うじゃうじゃ伸びていた。ほら、五つ葉。(ちょっとピンボケですけどw)幸せをまず、皆さんに。
2005年05月13日
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最近、朝からマメにPCを開いて『書いてる』私。それは時にこの日記だったり、友達へのメールだったり様々。知っている人は知っているが、彼は私がPCを触っているのをあまり快くは思わない。だからなるべく彼との時間は、PCに触らないように過ごしてきた。だけど。もう・・・先はないのだから。彼との『これから』が無いのなら私は彼の居ない『これから』を探していかなければならない。仕事も住まいも人生も。今朝も「仕事を紹介できるかも知れないから職務経歴書を作っておいて」との連絡が昨日あったので、朝からせっせと書いていた。が、気分が乗らないと平行してメールを書いてもいた。ふっと、彼が背後を通った。ちらっとPCに落とす目線を感じたが、そのまま書き続けた。今朝は何度も通・・・ったような気がした。いつも朝は、自室にこもって出勤の支度の時間まで出てこないのに。そして、いつもの時間より早く支度を始めた。なぜ?***************************もう行くの?今日は早出?ああ・・最近、道が込むし。***************************なのに出て行ったのは私の散歩の時間より後。いつもと同じ時間だった。定時に帰宅。お風呂に入るならOO(息子)が塾で遅いから、お湯抜かないでね。いいよ。今日はもう寝るから・・・。え?どうしたの?具合悪い?まぁあんまり良くもないな・・・・。風邪かしら?お布団敷きましょうか?いいよ。そこまで悪くないから。自分で出来るよ。そう。お食事は?済ませてきたよ。わかったわ。いつに無く元気のなかった彼。広い背中が今日はとても小さく見えた。
2005年05月12日
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いつもと違うことをしようと思った。いつも行ってた美容室ではない所に行ってみた。いつも連れて行かない娘を連れてってみた。浮気して髪を切る。・・・美容室の浮気。可愛いもんだ。私に出来るのはその程度。娘が撮ってくれた写メ。なんか怖そうな感じになってる。いつもと違う自分。自分・初公開。
2005年05月11日
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どうしたら良いのか判らないけど、まずは、いつも目の届く所に祖父母の写真を置く事にした。私をとてもとても愛してくれた二人。その愛情を、今生の別れの瞬間までずーっと、(そして今も)Maxで感じる事が出来た。先日電話をくれた伯母が「・・ちゃんのこと、きっといつも側で見てくれてるから・・」その言葉を信じたくて、写真を引っ張り出してきた。こうしていつも眺めていると何か・・・・・守られているような気がするから不思議。*********************************************************************そしてさっき、写真を両手に挟んで泣いてたら、手にふわ~っと熱が広がってきて・・・・・・手のひらに少し赤みが差すほどに。驚いて涙が止まってしまった。おそるおそる、もう一度で手に挟む・・・・。もう、何も起こらなかった。
2005年05月10日
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嵐のような一日が終わり・・・終わりにはなっていない。このまま目の前に広がる海の中に沈んでしまえれば・・・と思うけれどそんな勇気もない。私の波動は何故か娘にいつも届く。今朝からお腹が痛いといっていた。散歩から帰って来たら玄関先で戻した。ここの所、ずっと朝はこうだよ、と息子が言った。いつ頃から?う~ん。コウタローの家から帰って来てからかな。登校して間もなく、学校から電話。やはり学校でも戻してしまったらしい。迎えに行き、お礼を述べて家に連れ帰った。今、昼寝から目覚めた娘は、私のすぐそばで遅い昼食をとっている。さっきもお隣のお母さんがやってきて、初めて上がって頂いた。お隣さんは私と同い年の娘さんがいて、母と同級生。最近ご子息のお嫁さんを亡くして、とても悲しんでおられた。私も人恋しい。お昼前で家で珈琲を飲みながら話をした。泣き腫らした顔の私を見ても何も言わなかったお母さん。さっきコウタローのお母さんに電話した。何かあると胸騒ぎがしてて、電話をしなきゃと思ってたところよ、と。今日は動かないで。もしかしたら、お義母さんか女の子かどういう形でか彼の耳に話が入ってるかもしれない。動いては駄目。またかけるから。望まない方向へ流れて行っているのでしょうか。私の方が耐えられず、心を決めそうな気もする。あれからお義母さんはどうしているのでしょう。「うち、こわいわ~」と言われた言葉がこだまする。せっかく新月のお願いをしたばかりなのに。
2005年05月09日
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なんかヤダ。でも、こういう勘は恐ろしいほど良く当る。彼の最近の行動は明らかにおかしかった。彼には・・・口説きたいひとがいた。私が今回の別居を切り出された翌日、その彼女と野球観戦に行ってた。・・・仲間6人と行ったと言ってたけど。部会だと言って出かけたGWは私とも行ったことのある場所に彼女を連れて食事に行ってた。・・・3日。友達の家に泊まりに行った日だ。いやな予感がして、夜電話をかけたのだけど、携帯にも家の電話にも彼は出なかった。翌日、誰が来ていらしたの?と聞くとなんでそんなこと聞く?いつもは飲み会だって言ってもふ~んって言ってたのにと、切り替えされた。・・・おかしいのはアナタの方よ。心の中でつぶやいてた。そして今日。釣りに行った彼は船上から彼女に電話して釣り物を届けに行く約束を取り付けた。・・・一度家に戻り、シャワーを浴びて部長の奥様が来てると言うのでちょっと行ってくる、私に言って。おかしい。彼は嘘をついている。心臓が激しく鼓動を打った。もうこんな決定的なことはない。してはいけない事だと重々判っていた。シャワーを浴びてる間、私は彼の携帯を盗み見た。ずっと気になっていた名前はやっぱり、発信履歴と着信履歴の一番上にあった。思わず。かけてしまった。2コールで「はい」と可愛らしい声。無言で切ってしまった。でも、なにか余計に醜く汚い感じがしたのでもう一度電話をし、今度はしっかりと声を出した。「・・・のうちのものですけど・・・」ドアを開け、歩きながらマンションの階段を降り話し始めた。私の疑いは確信。彼女は彼の会社の総務の女の子。以前から何度かぽろっと名前が出ていた子だ。私に恋愛感情はないのですが・・・と。多分、・・さんもご親切で言われてるだけだと思いますけど。奥様はかなり誤解されていらっしゃるかと思います・・と。恥ずかしかった。気付くと私は、すみません、すみませんと何度も何度も電話口で頭を下げていた。ただやはり女性と二人っきりでお食事などにも行かれると私としましても気分のいいものではありません。・・の方が積極的に貴女をお誘いしているとこれで判りましたがやはり・・・。これからお魚を届けに来ると言ってたのですが、お断りしましょうか?いえ。私があなたに電話したと判れば、大変なことになりますのでこのまま黙って受け取ってやって下さい。きっと貴女に差し上げたくて頑張って釣ってきたと思いますので。あの、・・さんご結婚されてたんですか?いえ。総務の方ならご存知かと思いますが私たち籍はまだ入ってません。内縁の、とでも言うのでしょうか。一緒に暮らし始めてもう1年になります。部長さんはご存知ですので。あの、私のことは何も聞いていませんでしたか?ああ。何となく聞いて・・あ、はい。聞いてました。10分ぐらい話しただろうか。多分、こういう場合、他に何を喋ったか忘れたと聞くけれど私は彼女と話した一字一句まで鮮明に覚えている。部屋に戻ると彼はシャワーを浴び終え、また釣りの服に着替えて出てきていた。携帯がないんだよ、どっかで落としたかな・・と。私は何も答えず、お隣のお家に遊びに行ってた子供達を迎えに行った。入違いで出て行った彼。車に落としたんじゃないかと確かめに行ったのだろう。さてこの携帯をどうしたものか。程なく戻ってきた彼を、玄関を出た廊下で待ち、アナタの部屋の布団の隙間に落ちてたわよ、と言って渡した。・・・一件だけ発信履歴は消して。怪訝そうな顔をしてたけど、かまわない。帰りは?多分、遅くなるかもしれん。そう。廊下のはしのエレベーターの前で立つ彼を遠くから見ていた。なにしてんねん?ん?別に。見送ってるの。・・・・オーラが見える人がいたら、きっと限りなく黒に近い、真っ赤な炎が激しく渦を巻いて私の周りには見えてたと思う。それから1時間半後、彼は帰って来た。彼女がきっと上手く断ってくれたのだろう・・と思った。その間、私は迷わず、お義母さんに電話をしていた。母の日なので・・・と切り出し、たわいもない話をしていたけどやっぱり吐き出そう。と・・・。お義母さん。私、とんでもないことをしてしまいました・・と。大阪から帰ってくるときなにかあったらすぐかけておいで、と言われていた。こんなこと・・・私の母には話せない。なんでそんなことしたの!と、怒られた。今の時代の若い人らは平気で相手の財布や携帯を見るゆうけどそんなことは絶対したらあかん!相手を信じなきゃ!信じなきゃ。お義母さん。今の私に、それは到底無理なことです。今、置かれている状況を全て話した。もう後何回、こうやってお義母さんとお話させて頂けるか判りませんけど到らない嫁で本当にすみません。泣いて泣いて私は何度も頭を下げた。少し冷静になろ。あの子、帰っては来るんやろ?はい。遅くなるって言ってましたけど。私も何がなんだか判らなくなってきてしもたから一回電話切るで。な?もっと頭冷やしてまた話そな?・・・鍵を開ける音。あら、早かったのね。遅くなるって言ったのに。渡してきただけやから。遅い方が良かったか?ううん。ちょとびっくりしただけ。奥様にお会いできた?うん。私の中でふつふつと音を立てている熱いもの。努めて冷静なつもりだけど、こんな夜中に目覚めてしまうから、やはりどこかおかしいのだと思う。壊れかけている?いえ。まだ大丈夫。お義母さんに話したのは、懺悔と助けを求めたつもりだったけど、今、こうして文章にして読み返してみたらそれだけではないことが狭間に見えてくる。今頃お義母さんも心を痛めているだろう、眠れていないかもしれない、と思うとため息ばかり出る。私はこんなにも恐ろしい女。だから何度も何度も同じような目に遭うのか。そうして余計な勘だけがどんどん鋭くなっていくのか。心を静めよう。ほんとに。
2005年05月08日
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最近、本当に眠れない。お薬はあるので使おうと思えば出来るのだけど使わない。私は今、自分をとことんまで追い詰めようと思っています。一人になると大抵は音楽を聴いて・・泣く。声を上げて無くこともあるけれど、ただ涙がふわ~っと浮かぶ時もある。でも、ちょっと今日は失態・・・。洗濯物を取り込みに、ベランダに出たら白波の立つ、あまりに美しい海の風景に心を奪われ・・泣いてしまった。ふと、背後から私の腰を掴む小さな手。いつ来たのか、階下にいたはずの娘がそばに立っていた。・・・・・その目には涙。「どうしたの?」と聞くと、娘はみるみるうちに顔をくしゃくしゃにして泣き出した。私は娘をしっかり抱きしめ、抱き上げた。彼女の肌のぬくもり。小さな背中。私の元に生まれて来たばかりに、普通の子どもが感じなくてもいいはずの悲しみや寂しさをまだわずか6歳の彼女の肩に背負わせてしまいました。彼女から「パパ」を奪って、今まさに「お父さん」をも奪おうとしている・・・・罪。私だけは、何処までにでも堕ちよう。でも、この子を守らなければ・・。泣いている自分に酔う暇なんか本当はない。リハビリしなければ。明日の朝は、鏡に向かって今の自分を見つめようと思っています。
2005年05月07日
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大切にしていた花がアブラムシの大発生によって枯れてしまいました。 色々あって、この一ヶ月は水遣りも人任せ。手入れもろくにしていなかったので、当然ですね。咲き誇る花を美しいと思えない時・・・私の心は病んでいます。心が健全なら、美しい花を美しく、愛しく思う。どんどんこの花を咲かせて周りの人々を目だけでも楽しんで一瞬でも心が豊かになってもらえたら・・と思う。あと2ヶ月あまりの時間しか残されてないのだけれど廊下を、ベランダを花で一杯に飾ってからここを後にしようかと・・・。お隣のおじいちゃんからは「奥さんは花好きなんですな~綺麗に育ててる」と褒められて励みになっていた。ご近所さんからも「・・・さんのお家は何時も綺麗にされてて・・」と言われて嬉しかった。でも・・・。今から花を育てようとしている私のゆがんだ心を、きっと花は知っている。私がなぜそう思うのか・・・。そんな風に優しげで少しの悪意を持ったまま言葉にしています。
2005年05月06日
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今夜、彼から改めて確認があった。「君は・・準備をしているのか?」と。準備とは別れへの準備のこと。「今の所は具体的にはまだ・・。でも色々考えているから。」自分の気持ちにふたをして、私はそう返事をした。彼の決心はやはり、彼の生き方の姿勢のように強く、揺るぎないものだと改めて感じた。そしてその強い意志を持った彼が私は大好きだった。この部屋を出、住む場所を、職を探すことなどまだ何も考えていない私。いえ。正確に言うと・・・ほんの少しだけ考えてみてました。連休中、何人かの友達に事情を話した。顔の広い友達には仕事と住まいの相談もした。そこに迷っている自分を吹っ切るほどの勢いが無いのだけれど、それでも私には二人の子供に対する重い責任があるから、とほとんど責任感でだけで動く。「君と言い争いはもうしたくない。大人同士で話しをしているつもりや」大人の行動には責任が伴う。彼の決断にも、私の決断にも。気持ちに迷いが合っても、行動してしまえば迷いが断ち切れることもあるでしょう。ただその前にもう少しだけ、私はこの部屋でここに座って波の音を聞いていたい。「君とは人間関係を残して『別居』できないものか?」別居。でも本当は『別れ』が適切な言葉。そうやって、慎重に言葉を選んで話す彼を目の前にし、これ以上、私の感情のこじれが出ないようにと考える彼の賢さを透けて見得たような気がして少し・・・寂しい思いがした。だから気持ちを伝えた。私と人間関係をつなげていくことが出来るのかと、「君次第でしょ」これもひとつの大人の別れ方なのですか?
2005年05月05日
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この二日間、友人の家で過ごしました。彼と暮らし始めて1年あまり。その間、親のところ以外、泊まりで出かける事など無かったのですけど思い切って、出かける事にしました。彼女は私の1つ年上。離婚する前、離婚してから・・・誰よりも、私の全てを知っています。その彼女に今回の事を話しました。一晩中、眠い目をこすって私の話を聞いてくれてありがとう。今、隣の部屋から彼の寝息が聞こえています。背後には、波の音。遠くに・・ジェット機の音。思いはもう届かないのか・・と。未練がましい自分が情けないです。彼女のお母さんに、「・・・は一人でも生きて行けそうなのにね。」と言われました。私が一番、私を判っていないのかな。願いはただ1つ。彼とこのまま海の見える部屋で、暮らしてゆくこと・・。
2005年05月04日
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少しだけ報告が出来そうです・・。いつも心のどこかに気にかけて頂いていて書き込みをして下さったり、訪れて下さっていた・・・さん。本当に本当に、ありがとうございます。3月の末、桜の開花がようやくTVで流され始めた頃、大切な大切な1つの命が桜より一足先に、散っていきました。思えば一昨年も、大切な命が散った日がありました。その時も今と同じように、遺影を胸にし、マイクロバスの窓から降り注ぐ、満開の美しい桜を見つめていました。その時も今回も、幸か不幸かいきなりの別れではなく、私には心の準備をする時間がありました。大きなニュースになっていますが、JR福山線脱線事故のように、ちょっと前まで、それぞれの「歴史」を持って存在していた人が何の前触れも無く、ある日突然いなくなる。その残酷な現実は、経験の無い私たちにとっては、計り知れるものではありません。ただ再び、この悲しみを後世にまで伝え、戒めるよう努める事が生きている私たちの役目と思う事件でした。私は、彼の言葉を受け入れる事にしました。この夏・・・・・私はこの部屋を出て行きます。今となっては彼の望んだ答えを受け入れる言葉以外(とても残念ではありますが)、私の声は・・・・とうとう彼に届かなくなっていました。決断をし、それから数日が経って・・・・・・今に至ります。今朝も彼の明るさや、子供達に軽口をたたくゆとりが取り戻されたことを鑑みるとこの判断はこれで良かったんじゃないか・・・と思わざるをえません。一緒に暮らし始めたちょうど一年前、誠実に、一生懸命、やりなおそうと、共に人生を歩もうとしてくれた彼に、私は応える事が出来ず、あろうことか、散々傷つけ、思いやりの足らなかった結果。これが最後、今、出来うる精一杯の彼への思いです。入り口で失敗すると、後でそれを幾ら時間をかけて償い、つなぎ合わせようとしても人の心に刻み込まれた縫い目は、簡単には消えません。それを自戒の念として噛み締めていきます。あと数ヶ月はこの海の見える部屋で、彼と、子供たちと一緒に生活をして行きます。それは刹那的な感情に任せたものではなく、未熟ながらも、子供達の立場を考えて、彼の思いやり。大人の分別の成すものです。二人の子供達は、変わらず元気に登校しています。彼を「お父さん」と呼び、彼も「うん?」と、至って普通に応えてくれる毎日です。朝は散歩にでる私と子供と三人で、あるいは出勤する彼と共に四人で、家を出ます。駐車場で別れ、、歩き出した私と娘の後を、車に乗った彼が後ろから走ってくると「おとうさ~ん!」と、手を振る娘。彼は少し窓を開け、「ぶ~(娘の愛称)、じゃあね~」と手を振る。浜辺をランニングしている息子は、先回りをして海岸の端、バイパスが繋がる場所で彼を待ち伏せし、「やっほ~」と手を振る。短いクラクションを鳴らし、過ぎてゆく彼の車・・・・。(と、息子が話してくれました)二人とも笑顔で、とても無邪気に今も彼に問いかけます。「お父さん」・・・・・と。こんな日常の、些細な事が(比喩はおかしいかも知れませんが、)美しくとても愛しい・・・・です。流産。女性にとっては、本当に本当に辛い出来事です。私自身も、もっと若い頃だったらこの悲しみも、もう少し形が違っていたかしら・・・・と思う時もあります。一昨日、娘が『欲しいもの』と言う題で、学校で書いてきたプリントには「あかちゃん」「いぬ」と、つたない字で書いてありました。駄目になったことは勿論、妊娠の事実すら知らないので、上手に書けたわね、と声を震わせないよう言葉をかけるのが精一杯でした。少し、感傷的になってますね・・・・・私。今、ただあがくことなく、この美しい毎日を、抱きしめて過ごしています。春の海は今宵も美しい波音を響かせ、私の背中を抱いてくれてます。
2005年04月29日
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