与え続けること と 工夫すること

与え続けること と 工夫すること

2009.05.16
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カテゴリ: 気づいたことメモ





ご主人がでてこられて、


世間話をちょっとしながら、


話は柏餅の餅の部分の話になりました。



手間かかってるっていやあ、


このあんこを包んでいる皮ほど手間のかかっているものはない。


とおっしゃる。


え?といいますと、、、、、と聞き返すと、


(あんこを小豆を煮て毎朝作っているのは存じてあげてますが)





そして、これはもち米でなくて、うるち米。


これを研いで晴れた天気のいい日に天日する。


それも3日間。


そしてそれを粉砕して、いわゆる上新粉をつくる。


こんなことするとこないよ~~~~~とすごく遠慮がちに強調され、、、、


「え~~~~~~~粉(上新粉)を仕入れてつくってるんじゃないの?!!」


「ちがうよ~~ 見た目は同じでも違うんだ。食べてわかる人にはわかる。


お日様の暖かさというか甘みがあるんだなあ」


う~~~~~~~!!かんど~~~~~~


スーパーだってちょっとした和菓子は150円くらいする。


それなのにこんな手間をかけていて、147円の柏餅。





一日たったら、もう固くなって食べられない。



プロだわ!!!プロ。


あんこだって、粒あんとみそとこしあんと。


粒は草もち色、こしあんは白、味噌は黄と皮の色が違う。


いつまで柏餅をやっているかたずねると、





「まあ、5月一杯かな」


わたしはこういう良心的なお店、ほんとに頭が下がってしまいます。


そして、個人的に弱いんだこういう人たちに。


世の中どんどんせちがなくなっていく、、、っていうのに、


こうやって、律儀に謙虚に和菓子を手作りしていく、、お店。


だってね、今の人たちは添加物に舌が麻痺しているから、


わからんのよ、微妙なおいしさが。


甘いければ、おいしい、脂がのっていれば、おいしいって。ちが~~~う。






地元のこういうお店を知ることができてよかった。


息子にはこういう人たちが作る味がほんとの庶民の和菓子ってわかってもらいたい。


こちらのお店との出会い、


縁を作ってくれたのは、息子。(やっぱり、彼はただものではない)


ある日突然、中に入っていったのです。


親はあとからついていって、、、、、どうもーみたいな。


ガラス張りのこのお店、ガラスの色は和菓子のために遮光になっています。


それで、お店の中がみえにくいから、入りにくい。


ま、入ってしまえば、もちろん暗くはないんだけど。


で、串団子があったので、買って帰りました。


スーパーの団子って甘くてへん。と思っていたわたしなので、


この串団子を食べて、旨い!!って思いましたよ。




そんなわけで、食べようって思ってもこんなリッチな柏餅を


めったに食べられないってわかったので、


今まで以上に味わって食べようと思います。147円ですからね。


こんなに安くていいの???






和菓子やのご主人が、その皮の話をしてくれたあと、


すっごく照れているんです。


手がね、お金をいれる受け皿をいじくりまわしてたんですね、意味もなく。


あ~~~いっちゃった内緒だったのに~みたいなことを内心思っていたのでしょうか。


私もそうなると聞けちゃった、聞いちゃった、ほんとは教えてくれない話なんだけど。


と得した気分。まあ、それがなじみの客ってことなんだよね。


職人気質(かたぎ)の人でありました。よい時間でした。














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Last updated  2009.05.16 09:51:29
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