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2014.09.11
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京都 東福寺の方丈には、禅庭として有名な八相の庭があります。

東西南北に四庭が配され、「八相成道」に因んだ名園で、
方丈の四周に庭園を巡らせたものは、東福寺本坊だけだそうです。

DSC01745

まずは東庭。

星座の「北斗七星」をあらわしていて、
それを円柱、白川砂、苔、背後の二重生垣のみによって表現されています。

DSC01781

DSC01753

DSC01755

続いて、メインの南庭。

蓬莱神仙思想を中心とした意匠形態となっていて、
蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈の四神仙島を石だけの構成による


その中の三神仙島(蓬莱、瀛洲、壺梁)には、6mほどの長い石を、
立石とのバランスをとりながら横に寝かせています。

DSC01817

西庭は、大市松模様「井田の庭」ともいわれ、
日本古来から伝えられてきた伝統的な市松模様を、
サツキの刈込と葛石の使用によって表現されています。

石材には、この本坊内に使われていた
敷石の縁石(カズラ石)が再使用されているそうです。

DSC01764

北庭も、勅使門から方丈に向けて敷きつめられていた切石を再利用したもので、
小市松模様の庭園です。

西庭の大市松模様を受けて、最初は、ほぼ正確な市松で配置され、
程なくしてそれが崩れていき、そして最後はポツン、ポツンと


DSC01767

方丈庭園には、このような石仏さんも配置され、なかなかの風情を味わうことが
できました。









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Last updated  2014.09.11 08:53:08
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