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ドーレン・パーキンズ=バルデス『わたしの手をとって』を買書つんどく。あのふたりのことを考えずに一年が過ぎることは決してない。エリカ。インディアー。1973年、アラバマ州。モントゴメリー家族計画クリニックの新米看護師シヴィルは、アフリカ系アメリカ人の女性たちが自分の人生と身体について自分で選択できるための力になりたいと、使命感に燃えていた。ある日、指導看護師から避妊薬投与の指示を受けて訪れた貧しい父子家庭にいたのは、わずか13歳と11歳の恋も知らない姉妹だった。自分の仕事に苦悩しながら、姉妹とその家族に心を寄せ、彼らを今の生活から救い出そうとするシヴィル。しかし、姉妹の身に想像もしていなかった恐ろしいことが起こるー。2023年NAACPイメージ・アワード優秀文学作品賞受賞、Audible 2022年ベストブック選出。公民権運動の熱冷めやらぬ米国南部、実在の裁判をベースに熱いシスターフッドを描く傑作ブラック・フェミニズム小説!(「BOOK」データベースより)
2026年09月21日
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『古典アメリカ幽霊譚傑作集』を買書つんどく。「英国の怪談文化の黄金期たるヴィクトリア朝とほぼ同時代に著されたアメリカの怪奇幻想と郷土趣味が混淆する滋味豊かな恐怖譚13編。E・A・ポオ、W・アーヴィングら文豪のほか、南北戦争時代の家族の悲劇を描く「太鼓叩きの幽霊」、1888年に全米を襲った大ブリザードを背景とした「吹雪の道」など、ラヴクラフト登場以前、パルプ・マガジン隆盛期前の知られざる佳品を集成する。」(「BOOK」データベースより)
2026年09月16日
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波多野澄雄さんの『なぜ日本は米英中ソと戦ったのか』を買書つんどく。「大東亜戦争の「失敗の本質」とは?先の大戦は、太平洋での日米戦争だけを見ていても理解できない。中国大陸での日中戦争、東南アジアでの日英戦争、満洲・千島列島などでの日ソ戦争、これらを複合的に捉える必要がある。日本が米英中ソという大国を敵に回してしまった背景には、日中戦争の終わらせ方に問題があったー。終戦史研究の第一人者が、複合戦争としての大東亜戦争から日本の「失敗の本質」を読み解く。」(「BOOK」データベースより)
2026年09月14日
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カミラ・グルドーヴァ『楽園の子どもたち』を買書つんどく。「ほとんど何も持たずに、この国に引っ越してきたばかりのサリーが働きはじめたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館。同僚の誰からも話しかけられない日々を過ごしていたが、ある日閉館後の館内を覗くとそこにはー。英語圏最注目作家による傑作長編。」(「BOOK」データベースより)
2026年09月13日
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『誰かがいる部屋 A・M・バレイジ怪談傑作集』を買書つんどく。英国怪奇小説の巨匠バレイジ初の単行本!「怪談の名手として、20世紀初頭に読書人たちの称賛を浴し、今なお根強い人気を持つA・M・バレイジ。日本ではアンソロジーでのみ馴染み深い怪奇小説作家の、長年のあいだ待望されてきた単著を、今ここに贈る。本書では名人芸の光る幽霊譚をはじめ、吸血鬼ものや骨董怪談、時間奇談など、多彩な本邦初訳作11編に加え、名作の名高い「遊び友達(Playmates)」と「間違った駅(The Wrong Station)」の新訳を収録。」(JPROより)
2026年09月12日
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理山貞二さんの『すべての夢、果てる地で』を買書つんどく。「記憶を失った少年・Kの前に現れた、霧の体を持つ“図書館”の遣いたち。彼らにいざなわれ始まったのは、“世界の中心”をめぐる現代の冒険だったーきわめて野心的な着想と、グレッグ・イーガンを思わせる華麗なサスペンスによって絶賛を浴びた第三回創元SF短編賞受賞作「〈すべての夢|果てる地で〉」をはじめ、外界から孤絶した宇宙施設を舞台に、五分後の未来を見せるキューブの奪い合いをスリリングに描く「ディセロス」など、驚くべきアイデアを凝縮した全六編を収録。日本SF界が登場を待ちわびた俊英によるデビュー短編集。」(「BOOK」データベースより)
2026年09月10日
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小森陽一/成田龍一さん『大江健三郎を読む 文学と歴史の複眼的視点から』を買書つんどく。「ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ虐殺、アメリカによるベネズエラ・イランへの攻撃……戦後80年が過ぎ、世界は今また大戦の空気に包まれつつある。日本も例外ではない。大江健三郎は「戦争」と「戦後社会」について発信し続けた作家である。1973年には「新しい戦前」という言葉で核時代の危機を指摘するなど、政治や戦争、世界の欺瞞と向き合ってきた。その大江の作品を文学者・小森陽一と歴史学者・成田龍一が相互の視点から読み解き、戦後体制、日米関係、核、憲法改正といった、現在我々が直面している危機の本質を探る。戦争が近づき、憲法が危うい今こそ、大江健三郎の視点が必要だ!」(JPROより)
2026年09月05日
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フアン・ルルフォ 『黄金の軍鶏』を買書つんどく。「メキシコのとある田舎町。片腕の不自由なディオニシオ・ピンソンは、町の知らせを大声で触れ回るお触れ屋をささやかな生業として、病身の母と貧しく暮らしている。ある夜、闘鶏で深手を負った一羽の軍鶏を譲り受けたところから、彼の人生は思いもよらぬ方向へと転がり始めることとなる。やがて息を吹き返した“黄金の軍鶏”は、闘鶏で勝ち続け、富と名声を彼にもたらす。こうして町から町へと渡り、賭けと歓声の中に生きる道を見出したディオニシオは、ある日、妖艶で抜け目のない巡業歌手ラ・カポネーラと出会う。世知に長け、男たちの欲と金の匂いを嗅ぎ分ける彼女と行動をともにして、彼は勝負の世界の裏側を知り、ますます運に身を委ねてゆくのであった。欲望と勝利の陶酔、目に見えぬ運命の鎖に引きずられ、孤独な男が行き着く先は…。ラテンアメリカ文学ブームの先駆者にして、メキシコの国民的作家、フアン・ルルフォ…巨星が放つ最後の閃光!デビュー作『燃える平原』、不朽の名作『ペドロ・パラモ』に続く、その文学的終着点が、本邦初訳でついに登場!!ガルシア=マルケス、カルロス・フエンテスの脚本によって映画化もされた、欲望と宿命の物語。」(「BOOK」データベースより)
2026年08月19日
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フリーダ・マクファデン『ハウスメイド3 最後の秘密』を買書つんどく。「ハウスメイドを引退したミリーは夫エンツォと子どもを連れて郊外へ引っ越すことに。隣人スゼットの提案でハウスメイドのマーサを雇うことになるが、その日から家で不審なことが起こり始める。夜中に耳障りな引っかき音が聞こえるのだ。さらにエンツォは何かを隠しているようで…。隣人と夫、そして子どもたちの秘密を暴いた時、ミリーはこれまでで最も恐ろしい真実と向き合うことになる。戦慄と仰天のシリーズ最終作。」(「BOOK」データベースより)
2026年08月15日
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ガビーノ・イグレシアス『魔の道』を買書つんどく。「難病に苦しむ幼い娘の医療費を賄うため、殺しに手を染めるマリオ。だが、彼の努力もむなしく、娘は死んでしまい、妻は家を出ていってしまう。現実を受け入れられずドラッグに溺れ、幻覚に悩む彼に、フアンカという男からとある話が持ちかけられる。それは麻薬カルテルから大量の現金を強奪するという自殺行為にも等しい仕事だった。そして、麻薬カルテルに潜入したマリオが目にしたのは、この世のものとは思えないほどの凄惨な光景だった。これは現実なのか、それとも…読者を混沌の渦に巻き込む悪魔的ノワール。ブラム・ストーカー賞、シャーリイ・ジャクスン賞受賞の悪魔的ノワール!」(「BOOK」データベースより)
2026年08月08日
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スタニスワフ・レム『レムかく語りき スタニスワフ・ベレシとの対話』を買書つんどく。「生い立ちから創作過程、文学観、政治情勢から文明論、最先端の科学から宇宙論、そして人類の未来まで、あらゆるテーマについて縦横無尽に、融通無碍に語るレム。文芸批評家のスタニスワフ・ベレシが聞き手となって1981年11月から1982年8月の間と、その20年後の2001年9月から12月にかけて行われた連続インタビューをまとめた本書は、すさまじい知力と博識の持ち主であり、SF作家という枠だけではとうてい収まりきらない、ユニークな思想家でもあるレムの偉容ーー科学の様々な領域と最先端の技術に精通し、古代ギリシアから近代の哲学までを頭に入れ、文学も古典から前衛まで博読し、さらには世界の文明と宇宙を一望に入れるようなスケールの大きな視野の持ち主ーーを浮かび上がらせる。また本書は第二次世界大戦とホロコースト、戦後のスターリン時代、社会主義体制の行き詰まりと崩壊といった激動を生き抜いてきたポーランドの知識人が語ったオーラル・ヒストリーでもあり、歴史の第一級の貴重な証言ともなっている。レム自身が紡ぎ続けてきた自らについての物語の到達点にして、レムを知るために決定的に重要な一冊。」(JPROの紹介)
2026年08月07日
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エミリー・カーペンター 『ゴシックタウン』を買書つんどく。「ニューヨークの一流料理店を閉業して鬱屈を抱えるビリーは、南部の町から移住のオファーを受け取った。100ドルで買える豪邸に加えて事業補助金まで約束するという。慎重に調べた末に夫と娘と猫を連れて移り住み、田舎暮らしを謳歌するうちに、町の異様なホスピタリティに隠された秘密に触れてしまい…。シャーリイ・ジャクスンの系譜に連なるアメリカン・ゴシック・ホラー。」(「BOOK」データベースより)
2026年07月22日
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服部龍二さんの『安倍晋三 平成・令和の光と闇』を買書つんどく。「戦後最年少の52歳で首相に就任、8年8ヵ月の史上最長政権を誇った安倍晋三。岸信介を祖父に持つ政界のエリートは、自民党最右派として憲法改正を掲げたが、一次政権は挫折する。政権復帰後、アベノミクスなどにより支持を獲得、6度の国政選挙に連勝し「安倍一強」体制を築く。彼の威光はG7でも際立った。だが、敵と味方を峻別する政治姿勢に批判がつきまとう。本書は波乱に満ちた安倍の生涯を辿り、彼の政治を総括する。」(「BOOK」データベースより)
2026年07月20日
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渡邊英理さんの『中上健次 路地のビジョン』を買書つんどく。「戦後生まれで初めての芥川賞作家となった中上健次(一九四六ー九二)。「戦後」と「現代」の狭間を生きた中上は、高度経済成長のもとで(再)開発によって失われゆく路地を執拗に描き続けた。その作品群は変革とレジスタンスへのたゆまぬ意志で満ち溢れている。類まれな想像力で仮設された虚構の時空への、最良の道案内。」(「BOOK」データベースより)
2026年07月19日
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P・ジェリ・クラーク『カイロの死せる精霊』を買書つんどく。「19世紀後半、ジン(精霊)の世界の扉が開かれ、世界は一変。魔法と科学の融合により急速な発展を遂げたエジプトの世界都市カイロで、錬金術・魔術・超自然的存在省の敏腕女性エージェント・ファトマが難事件に立ち向かう…ファトマと恋人の女性シティの出会いを描く前日譚の表題作など3編を収録。ネビュラ賞、ローカス賞など4冠&『SFが読みたい!』ベストSF2024海外篇第1位に輝いた『精霊を統べる者』シリーズ最新刊!」(「BOOK」データベースより)
2026年07月18日
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小林恭二さんの『三鬼』を買書つんどく。「国家はなぜ、俳句を危険視したのか?昭和15年、「京大俳句事件」発生。治安維持法違反で同人が一斉検挙されるなか、新興俳句のカリスマ・西東三鬼は、思わぬ運命に巻き込まれていく。「特高警察」×「日本陸軍」、「インド独立運動」×「シンガポール華僑」×「イギリス軍事情報部」、「東南アジア盛衰史」×「俳句王国の興亡」…戦争の影が迫る日本と国際都市シンガポールを舞台に、弾圧を強める特高警察と南方進出をもくろむ陸軍の間で、前代未聞の逃走劇が幕を開けるー!〈時代の転換点〉を描く、著者17年ぶりの新作小説。大戦前夜の日本と南洋を疾駆する、天才俳人の流転の運命。史実とフィクションを融合させた、ノンストップ・歴史エンターテインメント!」(「BOOK」データベースより)
2026年07月18日
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小砂川チトさんの『ゾンビ回収婦』を買書つんどく。「この世界の秘密をあなたに教えたいーー。わたしはこのホテルの、たったひとりの掃除婦。殺されたゾンビの骸を拾い集めて、世界を美しく保つのだ。AI〈やつら〉に侵食された世界で、夫とともに職を失ったわたしーーの前にもうひとつの現実がたち顕れた。三十余年良い子で大人になったわたしは、これまでと変わらずに、懸命にひたむきに役割をこなしていく。感謝されず、褒められもしない。それこそまるで「 」みたいに?一気読み必至の圧倒的虚構世界〈リアルライフ〉。」(JPROより)
2026年07月15日
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八木詠美さんの『アンチ・グッドモーニング』を買書つんどく。「眠りは突然奪われた。仕事のチャット通知に追い立てられ、自分を失った「わたし」。ウェルビーイングを強要する会社、丁寧な暮らしを推奨する夫、怪しげなeラーニング講師。安眠のために奔走するうち、いつしか不思議な世界に迷い込んで──。ポジティブ至上主義の現代社会に反逆する、“不眠”アドベンチャー長篇!デビュー作『空芯手帳』が世界26か国・地域で異例のヒット中!世界が注目する著者による、新たなる“不眠”文学の誕生!」(JPROより)
2026年07月15日
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加賀谷きよいさんの『朱天の都』を買書つんどく。「政治腐敗が進み、荒れた都を取り巻く山々に鬼たちが跋扈していた平安中期。右大臣の妹・尚侍は、鬼の首領・朱天童子と偶然出会う。人懐っこい朱天童子に尚侍は心を許すようになるが、宮中では、飢饉や疫病、果ては公卿の姫君の不審死まで、禍をすべて鬼のせいと断じた帝が朱天童子の討伐を命じていたー。人を脅かすものの正体は本当に鬼なのか。異形の者とは対立するしか道はないのか。「日本ファンタジーノベル大賞2026」受賞作。善悪の境目がゆらぐ今こそ問いたい、鬼と人とが織りなす絵巻。」(「BOOK」データベースより)
2026年07月15日
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ジャック・ロンドン『試合/獰猛なる野生児 ボクシング小説集』を買書つんどく。「結婚のため引退する若いボクサーの最後の試合を描いた「試合」。運に恵まれなかったボクサーの父親に人里離れた山の中で育てられ、訓練を受けた息子が主人公の「獰猛なる野生児」。表題2作を含む全4編を収録。各ボクサーの覚悟と悲哀、その心情を細やかに描いた傑作ボクシング小説集。抜群のストーリー展開と緊迫感ある打ち合いのシーンが読みどころの本作を、ボクシング経験者によるリアルすぎる新訳で贈る。」(JPROより)
2026年06月17日
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ナオミ・クリッツァー『陽の光が消えた町で』を買書つんどく。「食糧も電気も供給が不安定になった近未来、老婦人を助けるため、近隣の住人たちで自転車発電チームを結成することに…。暗い世の中の優しいコミュニティーを描く表題作「陽の光が消えた町で」のほか、庭さきに設置した無料貸し出し図書ボックスに不思議な贈り物が残される「小さな図書館の司書さまへ」、猫写真好きのAIの暗躍をコミカルに描いた「報酬は猫の写真で」など、未来への夢と希望、失った友情と過去、未知のものとの温かいやりとりなどを題材に、現実のちょっと先にある世界から今日のわたしたちを真摯に見つめる珠玉の短篇集。近年、立て続けに三大英米SF賞のヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞している短篇SFの名手による、受賞作・候補作ばかり6篇を収録する。」(「BOOK」データベースより)
2026年06月11日
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辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を買書つんどく。「25年前、平穏だったはずの地方都市は、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生、その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こすーー。「もう言われてるよ! どうせ、親が殺したんだろうって!」」(JPROより)
2026年06月10日
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三浦佑之さんの『古事記研究 神話篇 近代篇』を買書つんどく。「その目はもちろん、足でも、古事記の世界を渉猟しつづける著者による、これまでの思索と実践の結晶。オホクニヌシは国を譲ったと言えるのか、黄泉の国はどこにあるのか、竹取物語や万葉集と古事記の関係から、いまなお古事記神話が息づく場所まで…。」(神話篇)「近代国家の成立期に古事記はどう利用されたのか、戦前から戦後にかけて古事記解釈はどのように変わったのか、そして、人びとは古事記になにを求めつづけているのか…。ラフカディオ・ハーンや西郷信綱といった先達の足跡を確かめながら、古事記がたどった数奇な運命を第一人者がたどりなおす。」(近代篇)(「BOOK」データベースより)
2026年06月08日
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クリストフェル・カールソン『暗殺の冬』を買書つんどく。「1986年、冬。スウェーデン首相が暗殺された夜に、寂しい寒村でひとりの女性が殺された。それは連続殺人犯の最初の犯行だった。しかし暗殺事件の余波で捜査は十全に行われず、第二、第三の事件を許すことになった。第一の被害者を救えなかった刑事スヴェンは姿なき暴行魔を単身、追い続けた。執念の捜査は警官となった息子ヴィダルに引き継がれたが……。 そして現在。作家である「私」はこの村に帰郷する。かつてスヴェンの相棒の刑事だった老女エヴィと私が知り合ったことで、ついに封印されていた恐るべき「罪」が姿をあらわしはじめる。 30年以上にわたる歳月、罪、秘密。最年少で最優秀スウェーデン・ミステリーを受賞し、スウェーデンと北欧のミステリー賞を総なめにしてきた最重要作家カールソンの出世作、日本上陸。」(JPROより)
2026年05月20日
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残雪『廊下に植えた林檎の木』を買書つんどく。「ぼくの家族はみな他人にはいえない秘密をもっていた。変わり者で、リュックを背負い、甲羅をつけた昆虫を思わせる父親。夜は姿を消し箱の中で眠るという母親は、皮膚に針を刺して水を絞りだす。喘息を治すためミミズを食べる妹は横暴で、ぼくを馬鹿にしきっている。二階の住人で妹の婚約者は医者にも探偵にもなり、天井に貼りつき床を這いまわる。廊下に住む檳榔(びんろう)売りの女は実は叔母で、かつて父と密通していたらしい。異形の家族の奇妙な日々と、鳴りわたるような孤独を超現実的手法で描き、作者が「難解ではあるが、とりわけ好きな作品」と語る表題中篇。夜、草地の外れに建つ家にたどりついた“わたし”が陥るカフカ的な不条理状況を綴った「帰り道」。ある日、母親がたらいの水に溶けてしまう「汚水の上の石鹼の泡」ほか全五篇。付録として「残雪との対談」、近藤直子「夜の涯の家ーー「帰り道」を読む」を併録。」(JPROより)
2026年05月19日
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シェイクスピア『タイタス・アンドロニカス/ファヴァシャムのアーデン』を買書つんどく。「勇猛な将軍タイタスはゴート族の美しき女王タモーラと王子らを捕虜として引き連れ、祖国ローマを凱旋。女王の願いを無視し、王子を惨殺する。ところが新皇帝が女王を娶り、立場が逆転。女王による復讐が始まる。-過激でダーク、血で血を洗う復讐劇の元祖『タイタス・アンドロニカス』。それに加え「これもシェイクスピア?」と論争になり、国内全集で未邦訳だったが2016年に正典入りした、幻の『ファヴァシャムのアーデン』も初収録。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月18日
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南條竹則さん編『英国幽霊いまむかし』を買書つんどく。「イギリスは18世紀以来怪談が盛んに書かれた国だが、それが文芸の一分野として成立する以前に、怪談実話やフォークロアの形で長い伝統を有していた。本書は、そうした素朴な幽霊譚から次第に洗練された小説形式が生み出されるさまを、時代を追って辿る英国怪談アンソロジーである。M・R・ジェイムズが古文書から発掘した中世の怪談実話に始まり、17世紀英国を騒がせた怪現象「テッドワースの鼓手」事件の報告書、18世紀にダニエル・デフォーが記録した幽霊実見譚、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの幽霊バラッド、19世紀からは英国幽霊小説の白眉と称されるブルワー=リットン「幽霊屋敷」、奇書『インゴルズビー伝説』のユーモラスな怪異譚、子供の幽霊が哀切極まるJ・H・リデル夫人「胡桃屋敷」、20世紀に入り近代怪奇小説を完成させたM・R・ジェイムズとその継承者H・R・ウェイクフィールドの傑作、交霊会を描いたW・B・イェイツの戯曲、A・C・ベンスンの中篇「最後の一厘」まで14篇を収録。全篇新訳。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月17日
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三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖V 〜扉子と謎めく夏〜』を買書つんどく。「その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの歸還』と残されたいたずら書き。真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まるー。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月16日
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古川日出男さんの『夏迷宮』を買書つんどく。「飢餓状態でヨーロッパとアジアの境界をさまよう日本人兵士は、禁断の人魚の肉を食べて不老の身となった尼と子供たちに出会う。原発事故後に招致された大型遊園地「郡山ピースランド」では、人気アトラクション「夏迷宮」に呼び起こされ、地中の湖に棲む幻獣が目覚めはじめるー。現代と古代、日本とユーラシア、神話と現実が呼応して生み出す圧倒的スケール。新たな戦争の時代に、古川日出男が放つ予言的長篇小説!」(「BOOK」データベースより)
2026年05月15日
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『私の謎 柄谷行人回想録』を買書つんどく。「私の謎」は「人類の謎」につながるー。左翼だった父、戦後文学者たちとの出会い、くじ引きで決まったアメリカ滞在、建築から哲学までに至る世界的知識人との交流、ある日突然「やってきた」交換様式論…現代日本の批評・思想を代表する哲学者の人生を彩る様々な出来事を振り返る。メモワールにして柄谷思想最良の入門書。朝日新聞好評連載を大幅増補のうえ書籍化!(「BOOK」データベースより)
2026年05月14日
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恒川光太郎さんの『幽民奇聞』を買書つんどく。「文明開化で姿を消した鬼とも妖怪ともいわれる超常の集団「キ」。民俗学者の鴬谷玄也は、各地に伝わるキの痕跡を追ううち、不可思議な物語と数奇な因縁を知ることになる。『鬼婆図探訪』幕末の戦乱で全てを失った少年は、未来視の老女と出会う。『夢狒々考』人語を話す大猿が書いた幻の書「狒々日記」をめぐる回想と証言。『最後のキ』とあるキが激動の半生を語る。争乱と復讐の果てに残ったものは。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月13日
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ジャック・ロンドン『ジョン・バーリコーン 酒と冒険の自伝的物語』を買書つんどく。「どれほど労働が苛烈であれ、世界のどこへ旅しようとも〈彼〉はいつも傍らにあったージョン・バーリコーンは「大麦から作られた酒」を擬人化した呼び名。野性よりも人間よりも、手強い相手はアルコール。危ういそのせめぎ合いはやがて…。どん底暮らしから作家への道をつかんだ来し方を小説仕立てで活写する、己と酒のメモワール。」(「BOOK」データベースより)
2026年04月17日
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『山尾悠子偏愛アンソロジー 構造と美文』を買書つんどく。「端正な入れ子型、視覚的イメージを強く喚起する一直線構造、極度に人工的な言語世界、中毒性のある美文…作家・山尾悠子の想像力を刺激し、育てた短篇小説作品に詩を添えて。ボルヘス「バベルの図書館」、バラード「時間の庭」、ラヴクラフト「アウトサイダー」、澁澤龍彥「蘭房」、三島由紀夫「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」など、幻想的かつ美しすぎる文学作品の花束。」(「BOOK」データベースより)
2026年04月15日
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山下大地さんの『ヴァンパイア・リヴァンプド 「吸血鬼」神話を解体する』を買書つんどく。「《ヴァンパイア学》が、ここに始まる。近代ヴァンパイア文学史ーー東欧の民間伝承にあらわれる怪物から、ルスヴン卿、ドラキュラ伯爵など文学史上の記念碑的キャラクターまで。ヴァンパイアをめぐる各地のテクストを批判的にひもとき、ゲーテ、ホフマンらの物語にもふれながら、イメージの歴史的変遷を最新の視座にもとづき詳述する。現代カルチャーに広く根付いたヴァンパイア表象はどこから来たのか。本質に迫る必読の文学研究。」(JPROより)
2026年04月15日
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斎藤幸平さんの『人新世の「黙示録」』を買書つんどく。「【戦争と選民ファシズムの時代が到来。「世界の終わり」を生き抜くための羅針盤!】世界的ベストセラー『人新世の「資本論」』続編!!資本主義が招いた気候崩壊。そこから世界は極度の欠乏経済へ。奪い合いの不安のなかで、他者を切り捨てる「選民ファシズム」が蔓延し戦争も次々と勃発する。破滅への行進をどう止めるのか? 気鋭の経済思想家が、その秘策を提示する!」(JPROより)
2026年04月11日
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有賀未来さんの『あなたが走ったことないような坂道』を買書つんどく。「あたしは香港人?中国人?日本人? 18歳、鮮烈な新潮新人賞デビュー作。「あたしって、何、」真っ赤になった両脚をティッシュで拭きながら、涙が、言葉があふれ出して止められないーー。国籍とは何か? 母語とは何か? 性的指向とは何か? 香港で生まれ、移民の養父母のもと日本で育った女子高生、星瑤はアイデンティティの揺らぎを全力で駆け抜ける。絶望よりも速く。新世代の才能登場!」(JPROより)
2026年04月10日
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方丈貴恵さんの『盾と矛』を買書つんどく。「「絶対に逃さない探偵」vs.「必ず無罪にする仕事人」対極の二人が繰り広げる究極の推理合戦。罪を犯した者を必ず捕らえて有罪にする「絶対に逃さない探偵」草津正守。旧友である霧島は、草津の「助手」として彼の探偵事務所に勤めている。ある日、雪山の別荘で発生した殺人事件の調査が舞い込み、霧島は現地調査へ向かう。事務所に戻った霧島から報告を聞いた草津は、すぐさま犯人を見抜く。早くも事件解決ーと思われた矢先、犯人確定に必要な証拠が「消失」してしまう。事件を隠蔽・捏造して犯人を確実に逃がす「必ず無罪にする仕事人」ヒミコが裏にいると気づく草津。「事件は犯人が分かってからが本番だよね」草津は霧島と共に現地へ臨場し、仕事人ヒミコとの上書き推理合戦に挑む!」(「BOOK」データベースより)
2026年04月09日
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遠野遥さんの『吸血鬼』を買書つんどく。「女性は中学生になると若さや美しさによって「おひつじ」から「うお」までの十二等級に順位付けされ、社会的地位と財産のある男性から望まれたら十五歳で結婚せねばならなくなった世界。中学生の有紗は、二人の友人と支えあって学校生活を送っていた。ある日、校外学習先の美術館で、アナウンサーの美優と出会い、その夫で開業医の白井とも交流を持つようになる。かつては作家で、今は料理の宅配の仕事をしている父と二人暮らしの有紗は、知らなかった裕福な暮らしに触れるようになるがー。衝撃のディストピア。」(「BOOK」データベースより)
2026年04月08日
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荒俣宏さん編訳『欧米幻想ファンタジー精華第三巻 アメリカ異世界冒険譚』を買書つんどく。「アメリカで誕生した心霊現象や幻獣、不可解な人間の無意識な現象にまで及ぶ新感覚の怪異談集。主な収録作品『来たるべき能力』(エドワードベラミー)『血は命なれば』(F.M.クロフォード)『カリブ海の魔術師』(H.S.ホワイトヘッド)など。」(JPROより)
2026年04月08日
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江原由美子さんの『フェミニズム』を買書つんどく。「「女性である」という「普通」のことに差別や抑圧を見出すという「常識外れ」な主張は、どのように生まれ、いかなる変革を成し遂げてきたのか。共感と反感の嵐にさらされながら多様な展開を生んでいる思想・運動。そのあゆみを長期的な視点から振り返り、フェミニズムとはいったい何なのか、わかりやすく語りかける。」(「BOOK」データベースより)
2026年04月06日
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ロバート・ジャクソン・ベネット『記銘師ディンの事件録 木に殺された男』を買書つんどく。「帝国辺境で技術省高官が変死した。体から突然、巨大な木が生えたのだ。捜査を開始したアナとディンは十人の技術省技師が同様に死亡し、海から現れる巨獣を阻止せんための防壁が破壊されたと知らされる。帝国を揺るがす事件の謎を二人は解くことができるのか!?」(JPROより)
2026年03月21日
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呉座勇一さんの『平家物語と太平記 通説の虚像を暴く』を買書つんどく。「〈王権への反逆者の物語〉=〈王権の絶対性の物語〉。平家物語を貫く主題は、太平記にどのような影響を与えたのか?二大軍記物を精緻に比較検討することで、浮かび上がる真実とはー。」(「BOOK」データベースより)
2026年03月18日
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飯嶋和一さんの『虚空蔵の峯』を買書つんどく。「その一行六人が神田橋本町の公事宿・秩父屋に着いたのは、雪まじりの北風が吹きすさぶ宝暦五年(1755)の真冬のことだった。数日降り続いた雪で道はぬかるみ、六人の草鞋も革足袋も泥にまみれていた。二日目の明け方に宿を出た六人は、闇が降りてようやく武家一人と足軽らに連れられ、宿に戻ってきた。武家は老中・酒井忠寄の家中を名乗り、六人が登城途中の老中の駕籠へ直訴に及んだことを告げた。明朝、秩父屋の主人・半七は、武家の指示どおり訴願主二名をともない、神田橋門内の庄内藩酒井家へ向かった。美濃国郡上からやって来たという一行は、藩が出す通行手形も持たず、勝手に領外へ出てきていた。それだけでも罪となる。その上の越訴となれば、一行は酒井藩の調べの後、町奉行所へ身柄を引き渡され、そのまま牢屋に拘引されるものと思われた。だが、半七の案に相違して、酒井家は訴願主の二人を薄縁の敷かれた十二畳の間に、丁重に招き入れた。いったい彼らは、何を訴えたのか?手に汗握る展開に、一気読み必至!人の値打ちとは?生きる意味とは?その根源的な問いを投げかけながら、歴史小説の巨人が圧倒的な筆力で書き下ろした、江戸時代最大の裁判劇!」(JPROより)
2026年03月16日
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木村紀子さんの『神さまたちの由来 日本「多神信心」のみなもと』を買書つんどく。「「正直の頭に神宿る」「苦しいときの神だのみ」「触らぬ神に祟りなし」「お客様は神さまです」…さまざまな慣用表現に半ば自然に出てくる、日本人の神意識の根っこやみなもと。それは、遠くどのあたりから発し、人々のどんな思いや願いに根ざしているのか。古事記・日本書紀・風土記などのいわゆる初期文献から、王朝の日記、物語、歌謡や古辞書、延喜式などの漢文資料まで、神々をめぐる多様な言葉の世界に、この国のカミとヒトの関係の原景を探っていく。」(「BOOK」データベースより)
2026年03月15日
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マルセル・シュオッブ『黄金仮面の王』を買書つんどく。「金の仮面を纏う病める古代の王、遥か未来の燃え盛る終末世界、鏡写しに並走する死を運ぶ列車、数奇な逸話に満ちた架空の伝記…古今東西の歴史・神話・芸術・哲学への驚異的博識のもと、硬質で緻密な幻想作品を創り上げ、ボルヘス、ボラーニョ、澁澤龍彦、江戸川乱歩、倉橋由美子ら後世の作家に多大な影響を与えた、〈象徴主義世代の最も優れた短篇作家〉待望の文庫オリジナル傑作選。新訳五編を含む全二十二編。」(「BOOK」データベースより)
2026年03月14日
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中村隆之さんの『今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために』を買書つんどく。「GDPが増えればほんとうに幸せになれるのか?「働かざる者、食うべからず」「豊かな生産と消費を達成すれば誰もが得をする」-気鋭の経済思想史家が私たちを支配してきた価値観を疑い、成長なき時代の「大問題」に挑む!「居場所が欲しい」「公平に評価されたい」…、経済成長を追求し、市場経済を駆動させるだけでは見えてこない、ほんとうに求められていること=「必要」に注目し、経済思想史を捉え直す。成長なき時代の豊かさを考えるための必読書!」(「BOOK」データベースより)
2026年03月11日
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グアダルーペ・ネッテル『一人娘』を買書つんどく。「わたし(ラウラ)とアリナは親友で、20代のころはお互いに「子どもは産まない」と誓い合った仲だった。その意志をかたくなに貫くラウラとは裏腹に、アリナは結婚し、やがて子ども(イネス)を身ごもる。そんななか、ラウラの暮らすアパートのベランダでは鳩が巣を作り、やがてラウラはアパートの隣に暮らす母子家庭の男の子とだんだん交流を深めていく。やがてイネスが生まれるが、イネスには生まれついて重度の障害があり明日を生きる保証もない状態だった。イネスの誕生と男の子との交流、ベランダに巣を作った鳩…、ラウラの心は揺れ動き、本人がそれまで思いもしなかった自らの気持ちに気づかされていく。イネスの生命や母という宿命、女として生きることの葛藤…。そして、物語は思わぬ形で最後を迎えることになる。ブッカー国際賞最終候補作。カラモもうひとつの視点賞受賞作。」(「BOOK」データベースより)
2026年03月09日
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ジュリー・フィリップス『男たちの知らない女』を買書つんどく。「『たったひとつの冴えたやりかた』などの名作で知られる伝説のSF作家、初の決定版伝記。波乱に満ちたドラマチックな生涯を追った傑作ノンフィクション!◎2006年全米批評家協会賞、2007年ヒューゴー賞、ローカス賞受賞ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは1968年、鋭利な作品群とともに突如SF界に現れた。男性的な文体で技巧を駆使した傑作を立て続けに発表し、「接続された女」「愛はさだめ、さだめは死」がヒューゴー賞、ネビュラ賞を受賞、現代SFのトップを走る特異な天才作家として活躍する。しかし、その正体は謎に包まれていた。1976年、彼がヴァージニアに住む61歳の女性であることが明らかになり、SF界に衝撃を与える。彼女、アリス・ブラッドリー・シェルドンは1915年シカゴ生まれ、幼少期から小説家の母に連れられてアフリカの冒険旅行に参加、画家・陸軍隊員・CIAエージェント・実験心理学者……と転身を遂げた、驚くべき経歴の持ち主だった。そして87年突然凄絶な最期を遂げ、世界に新たな衝撃を与えるが、SFの頂点をきわめた伝説的作品群は今も読みつがれている。みずからのジェンダーとセクシュアリティをめぐる葛藤に苦しみながらも、野心にあふれ、時代のはるか先を歩んだ女性ーー本書はその矛盾に満ちた二つの人生を、日記・書簡など厖大な未発表資料と関係者への綿密な取材をもとに詳らかにする、比類なき作家の決定版伝記である。」(JPROより)
2026年03月07日
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朝宮運河さんの『日本ホラー小説史』を買書つんどく。「「モキュメンタリーホラーの人気に代表されるように、今、ホラー小説はかつてない盛り上がりを見せている。日本のホラー小説はいつ生まれ、どのような道のりを経て、この空前のブームへ至ったのだろうか。本書では、戦後から現在までのおよそ80年にわたるホラー小説の歴史を辿る。江戸川乱歩による「怪談入門」で幕を開けた戦後ホラー小説の歴史は、1960年代の異端文学ブーム、1970年代のオカルトブーム、そして1980年代のホラー映画の人気を受けて発展してきた。1990年代にとうとう文芸の一ジャンルとして確立されると、画期的な作品を次々と生み出しつつ、令和のホラーブームへと至るーー。各時代を彩る300を超える作品を紹介し、ブックガイドとしてもおすすめの一冊。」(JPROより)
2026年03月04日
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エリーザ・ホーフェン『暗黒の瞬間』を買書つんどく。「30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが…。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判ー。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ。」(「BOOK」データベースより)
2026年03月03日
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