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HDDに録画したものを整理しながら、ちょっと前のERを見ていたら、こんな場面がありました。
身体に傷のある子が受診して、虐待の疑惑があるからSW(ソーシャルワーカー)を呼んだのだけれど、治療後、SWが「もう少し聞き取りを」と言っているのに急いで帰りたがる母親に、医師のブラッドが大丈夫だろうと判断して、帰してしまった。
再度、その子が運ばれた時は、もっとひどい傷で意識不明で亡くなってしまう。
子供の兄が「上級生数名にいじめられていたが、仕返しが怖くて話せなかった。」と告白。
自分を責めるブラッドとSW。
ブラッド:皆が、それぞれ下の者に上司風をふかせる。一番の被害者はソーシャルワーカーです。
Dr.コバッチュ:そういう仕組みだよ。
ブラッド:じゃあ、どうなるんですか。自分の責任は。
元々アメリカで地位の確立を目指してきたソーシャルワーカー。
それでも、今でもこんな扱いなんですね。
発祥の地アメリカでこうなら、日本でソーシャルワーカーの地位確立ができないのも仕方ないのか...
病院でも施設でも、医療職が福祉職に威張っている現状があります。
仕事で知り合った介護職員の方達が「看護師って、そんなに偉いんですか。」と涙ながらに訴えて来られることもあって...
私は、最初から損な仕事を選んでいるのか、と思うことも。
社会福祉士会(ソーシャルワーカー協会)では、「名刺に他の資格ではなくて、"社会福祉士"をメインに書いて誇りを持って仕事をしよう。」なんて呼びかけているけれど、そう呼びかけること自体、社会福祉士の地位が認められていないことを露呈していると思うんです。
地域包括支援センターができる時に、社会福祉士をメインにしようという国の動きがあったのに、結局は保健師中心です。
もし、自分の子供がSWや介護福祉士などの福祉職を選ぼうとしたら、心理職やOTなどの医療職を勧めてしまいそうです。
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