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2005年09月19日
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カテゴリ: 日常(日々の泡)
 19日の正午。

 昨夜(僕は今朝早く、ですが)、中秋の名月、
 ってやつが見えていたのが嘘のような天気。
 夜、雨でオリックス-楽天戦が中止になって
 くれれば、ちょっと休めて楽なんですけどね。

 ここまで書いてきたことの責任上、勝手に
 書きます。「ホテル・ルワンダ」は、公開を求める会の
 水木さんたちがしっかり活動を続けられてます。

 思ってます。
 継続は力なり、で頑張ってください、と
 いうことぐらいしか今の僕の立場では
 出来ないし、それ以上しようとすることは、
 僭越だったのも今、分かってますし。
 影ながらで応援はしてます。


 あと、18日の神戸新聞。
 17面の書評のページに、
 宮嶋茂樹写真集「任務-自衛隊イラク派遣記録」
 の書評が出てます。

 写真から一枚(現地の子供たちに歯磨きを
 教える女性隊員の写真ですが)抜かれて、
 本の表紙の代わりに紹介されていて。

 副タイトルの「不肖・宮嶋」静かな告発、って
 いうのがすべてを現しているような。

 もの、って事件とか報道価値がある時しか、
 取材しない、出来ない、っていうのが
 大半ですからね。
 もし、取材を続けてる人がいるとしたら、
 特ダネを追う功名心と売名を望む
 記者、カメラマンだけだったりして。

 いや、宮嶋が功名や売名に対する気持ち
 が全くない、と言ってるんではないのですよ。
 そんなもん、ない記者、カメラマンなんか、
 ほんまにおるんか。

 そうじゃなくて、自衛隊は宮嶋氏のフィールドだ、
 と僕は思ってるし、本人にもそういう話はしてる。
 杉山隆男さんぐらいしか他にいないじゃないか、と
 いうことで。継続的に、この軍隊といまだに認められて
 ない武装集団を取材してる人って意味で。

 その事件写真とは違う、地味な取材の
 一端を今回は見せてくれた、という意味でも
 貴重な写真集だと思ってます。

 「派遣の是非を問う議論はともかく、今も硝煙
 漂うしゃく熱の地で汗を流し続ける日本人がいる。
 静謐な写真集は、もの忘れの早い私たちへの、
 身を懸けた告発だ」
 (書評からの抜粋、神戸新聞写真部・田中靖治さん)

  許可無く抜粋ですが、最小限度の、出展を明らかに
 した商用でない抜粋は著作権法に触れない、ってのは、
 昔、マスコミュニケーション論で大学時代に学んだこ
 ともあるので、この程度、許してくださいね。神戸新聞
 の方。
 いや、僕なんかがグチャグチャ言うまでもなく、
 これでこの写真集の意味づけ、あってるような気が。
 必ずしも、戦地や事件の写真だけが報道写真じゃない
 っていうのを短い文章で、この田中さん、書き切って
 くれてますもんね。

 で、タイトル。
 「めっちゃピンぼけ」は出版されてるので、
 ここに来られてる方はみんな知ってられる
 と思いますが、それ以外でどんなものを書いてきたか?

 2000年からですからね。
 真剣に取り組んだのは。

 仕事に絡んで付き合った野球選手らから発想した作品は
 3作品。「桑港(シスコ)」(2001年)「ナイルでキャッチボール」
 (2001年)「マンボウ」(2002年)。
 「桑港(シスコ)」だけは、同人誌に発表して、
 朝日新聞紙上で、芥川賞作家の高城修三さんに3行ほどで
 ほめられて。同じ時にほめられてた女性の作品が
 同年(2001年)の上半期、雑誌「文學界」の同人誌の
 発表作品の最優秀作に選ばれていて《びっくりするほど
 差があるわけじゃねえや》と思ったのも確かで。

 全部書こうか、と思ったけど、なんの価値がある
 のか分からんから、止めます。
 どちらにせよ、2000年から2004年の3月まで、
 長編中心に13作は書いていて。

 いろいろ、あって2004年3月にルワンダ虐殺と日常を素材
 にした短編「マチェーテ(山刀)」を書き上げてから、
 筆は止まってます。

 一年半。
 そろそろ、ほんまに書かんと、生命としての時間を
 考えても、そうは残された時間がない。
 それと、過去書いた作品は、何らかの形で発表
 出来るようならしますが、基本的にネットで公開
 する気持ちがないので、まさにお蔵入り。
 モノによっては、いい編集者に見てもらえば
 生き返るものもあると思うので。
 そういう期待は、してもいいでしょう?
 損得じゃなく、10作品以上は読んでもらえるものは
 揃えたままです、っていう。

 小説を書くから、小説家志望、もしくは小説家な訳で。
 新しい作品がベストなのは自分でも分かって
 ますが、古い作品でもしかるべき人が見てくれるので
 あれば、何度でも書き直していい作品に仕上げて
 発表したい。

 考えてるのは、シンプルにそれだけです。
 それこそ、不肖・宮嶋氏がよくいう「誰もが知ってるけど
 誰が撮ったか分からない写真」ならぬ、「誰もが知ってるけど、
 誰が書いたか知らない小説」が究極の目標ですよね。
 名前なんか売れるより(売れてないけど)、あれいい小説
 だったね、といわれるほうがどれほど嬉しいか。

 こうやって書くことで、小説を書かないと笑われる状況に
 自分をもっていく。
 そのためなら、ブログもあって構わないかな、と。

 (付)「めっちゃピンぼけ」ですが、文芸社が再度、売るのに
 力は入れてくれたみたいで、大阪の梅田・紀伊国屋などで平積み
 復活してます。まだ読まれてない方で、それなら、という方、
 一度、覗いてみてください。ほんまにあんのかな?

 (下)はじめて、小説を投稿した同人誌。いや、正確には
 それまでにも印刷された小説はあるのですが、小説だけ、って
 いうのははじめてだったですね。一冊、あまってるのがあるから
 また、方法を考えて、いるかどうかも分からない僕のコアのファン
 の方にまたプレゼントしますね。
 載ってるのは「桑港(シスコ)」で、
 メジャーリーグを目指すベテラン投手の代理人として米国に戻った
 元野球選手の話です。100枚弱の中篇で。





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最終更新日  2005年09月19日 15時44分39秒
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