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2011年04月02日
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カテゴリ: 株式投資
昨年秋あたりから分かってきたのだが、自分が進もうとしている方向は、投資家ではなく「投機家」だったのである。

これは株式投資をしている友人と電話で話していて気付いた。
(以前から見方が異なる場面が多いと感じていたのである)



彼は、その企業の新製品の発売や企業買収の情報などを収集して、長期的視野でもって投資をしている。
言わば「投資の王道」だ。

投資家はそのような長期的視野でもって投資先を選別すべきである。

そして一年先、あるいは数年先の成長を見越して株を買うのだ。



それに比べて、自分はその企業の現在の財務状態や直近の四半期決算を重要視している。

つまり「事実」だけを見ている。(不確定の未来は見ない)



極端なことを言えば、一年先のその企業の成長、売上高その他には関心がない。



そして典型的な投機家(トレーダー)がそうであるように、数週間先、あるいは最大半年先の株価を予想して行動を決定する。

「リスクをいかに最小限にするか?」
ということをテーマにして自分の取引スタイルを模索してきた結果、自然にそうなっていったのである。



「投機」というと一般的にリスクが高いイメージだ。

自分もずっとそう思ってきた。

しかし、投資家を目指しているなら、「投機家の心理」を知る必要もあるかと、著名なトレーダーの書籍を数冊読んだのが「転機」となった。

まさに自分が求めていた「ローリスク投資」をそこに見たのだ。

ある「魔術師」は言う。

「一年先の天気を予想するより、来週の天気のほうが予想しやすいし、的中率も高い」と。

彼の言葉によれば、その理路に立つなら先を見る投資家こそハイリスクであり、投機家こそリスクに敏感であるとのこと。



読みながら膝を打った。



投資家は石橋をたたいて渡る。

「投機家」は石橋をたたいても渡らない。

安全だと思える石橋をいくつもたたいて素通りして、その中で最も安全だと思える橋だけを全速力で渡りきるのだ。

つまりチャンスの瞬間だけ行動する。(=機会をとらえる)


その上、橋の途中でさえいつでも引き返す準備も怠らない。

それが「本当の投機家」なのだ。



投資家から見る投機家はリスクが高く、投機家から見る投資家もまたリスクが高いのだ。

これはきっとどちらも真実だろう。

自分がどちら側に住む人間かを知ることが大切なのだ。





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最終更新日  2011年04月02日 10時24分15秒
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