シックライフ・シックハウス症候群・         化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

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2007年04月23日
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 新築住宅もしくは改築直後の住宅における室内空気中の揮発性有機化合物の最大濃度を推定するため、
 揮発性有機化合物の測定を行います。


【試料採取時刻】

  午後2時~3時

   揮発性有機化合物の濃度が1日のうちで最大になると予想されるため


【試料採取場所】

  居間、寝室、および住宅の外気の各1ヶ所、計3ヶ所を試料採取場所として設定

   (室内)



   (外気)

    外壁及び空調機の外気取り入れ口から2~5m離した、高さ1.2~1.5mの位置


【室内空気試料採取の条件】

居室の常時換気システムを有しない住宅

   試料採取にあたっては、対象家屋の窓、扉、建具、備え付け品の扉等の全てを開き、30分間換気を行う。

   換気後、外気に面した窓及び扉等の開口部を閉鎖し、5時間以上この状態を維持させる。

    ※ この場合、

      ・建具は開放する
      ・キッチンの戸棚、クローゼット等の備え付け品の扉も開放する
      ・小窓等の換気口は閉める

   その後、概ね30分間、室内空気を採取して、含まれる揮発性有機化合物量を測定する。



居室の常時換気システムを有する住宅

   試料採取にあたっては、対象家屋の窓、扉、建具、備え付け品の扉等の全てを開き、30分間換気を行う。

   換気後、外気に面した窓及び扉等の開口部を閉鎖し、換気システムを稼動させた状態を5時間以上維持させる。

    ※ この場合、

      ・建具は開放する

      ・小窓等の換気口は閉めることとする(但し、換気システムの機能のため必要なものを除く)

   その後、概ね30分間、室内空気を採取して、含まれる揮発性有機化合物量を測定する。
   原則として、それぞれ2回づつ採取する。


 ※ 対象とする室の窓を開けて30分換気した後、窓を閉めて5時間以上経過させる理由

    これだけの時間が経過すれば、自然換気だけで室の濃度は平衡状態に達して一定となるとみなせるからです。






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最終更新日  2007年04月23日 08時15分29秒


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