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2005年05月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「圏外」と冷たく携帯が告げている。ものすごく無機質な響きに、誰からも到底見つかりえない僻地に来てしまったような感覚を覚える。むしろ、お前はわれわれの管轄から外れた、という最後通告的な脅迫すら感じる。そう、圏という言葉が輪を表す言葉ゆえに、仲間からのけ者にされたような、きわめて日本人的な感覚に訴えかけられているように感じるのだ。次に携帯を見たときには、「論外」などと表示されるのではないかと不安になる。ふと携帯を見たときなど、「門外」と見えてしまうことすらある。私は何に恐怖しているのか。外に出てしまうことへの恐怖だ。こんな北海道の田舎に住んでいながら、外へ出てしまうことが怖くてたまらない。つねに輪の中にいたいのだ。だが、何の輪なのか、自分にもわからない。もしろ、一方的に端末を通じて「外」に出た、と通告されることが怖いにちがいない。ベースから離れてボーっと立っていたときに、後ろからいきなりタッチアウトを食らったように。自らが属しているという幻想を抱いている社会から、「外に出ましたから、アウトです」といった、きわめてリアリスティックな通告を受けてしまうことが怖いのだ。なぜなら、そのことが幻想をそれ以下の現実へと昇華していくからだ。いや、それ以下ならば消化のほうが正しいかもしれない。
 私は今、電波の届かないところにいる。あやまって外に出てしまったのだ。ついうっかり携帯をもってトイレに入り、携帯の受信状態を確認してしまったのだ。こんなタイミングで最後通告を受けるとは、思っても見なかった。





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最終更新日  2005年05月29日 17時24分03秒
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