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昨日、一昨日とオーストラリアから来日した美容形成外科医の先生とディスカッションする機会をいただきました。
メインはシワ取り治療であるBOTOXに関する話題でしたが、
患者さまの悩みを傾聴し、
プロである私たちがどのように患者さまの顔の形、皮膚、表情をassess(評価という訳では違和感を感じますが。)するか、という内容に及びました。
的確にasessmentできれば、
それに基づいた治療を施すことによって、
最大限の喜びをもたらすことができるだろう、ということです。
このasessment、本当に大切なことだと思います。
まずは患者さまと我々医師の間にラポールを構築することは必須だと思います。
私たち医師が信頼されなければなりません。
その人その人にどのようなバックグラウンドがあるかを知り、
そのニーズを聞き出し、
喜んで頂けるような治療を提案するのです。
私たちが絶対にいい!と考えるようなことでも、
相手にとっては不必要なことかもしれません。
必要ないことを強要されれば嫌われます。
でも、もしかしたら必要なことに気付いていないだけかもしれません。
そのポイントはそっと押し付けがましくないように伝え続け、
患者さま本人が気づいた時に治療ができれば良いのかと思います。
美容医療を行っていると、仕事柄、
『女性は誰でも美しくありたい。』 とか、『ここをこうすればよりキレイになれる。』
というような、キレイ、キレイを連発した、ややもすると表面的には軽薄?な内容ばかりディスカッションしていて、とても違和感を感じることがよくあります。
でも、キレイになることが目標になることは決してなく、
キレイにしていることによって、
その人が鏡の中の自分を見て、とても気分が良くなって、
『なんだか嬉しい!楽しい!もっと頑張ろう!』
という、精神面の底上げのような効果を出すことに意味を感じています。
キレイにしていることは、元気に生きる証のようなものでしょうか。
この根本的な意味を忘れないで欲しいと思います。
BOTOX治療を始めてから10年以上経過しますが、
この治療は本当に奥深く興味深いと感じています。
治療に対する考え方や技術もだいぶ変化しています。
経験豊富な世界中の医師と、治療経験について語り合えるなんて、なんて素晴らしい時代だろうか! と感激しています。
このような機会に巡り会えてことは、周りの方々の支えがあってこそです。感謝しています。
小さい頃から少しずつですが、いろいろな経験をして、知恵をつけてきたことが、
年をとるにつれてだんだん融合して形になってきているように感じています。
生きていること、働けること、本当に毎日が楽しいです。
もっともっと知識と技術を磨いて、
人間的にも成長して、
良い医師になりたい、と心から思います。