2003年11月12日
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全く話題になっていないが、トム・ハウス氏が千葉ロッテのキャンプにやってきて、臨時投手コーチのようなことをやっているそうだ。

トム・ハウス氏!
といえば、ノーラン・ライアンを育てたと言われ、超有名野球本「ノーラン・ライアンのピッチャーズ・バイブル」を共著しらことで知られている。
検索して他に調べてみると、ランディ・ジョンソンの個人コーチ(!)を務めたり、最近プロ野球転向に挑戦したゴルファーのフィル・ミケルソンのコーチもしていたそう。

で、バレンタインはテキサス・レンジャーズを指揮していて(85~92)、そこでは、自分より年上(3歳)のノーラン・ライアンもいた。その点を含めて、選手のハンドリングがうまいという評価になったようだ。

トム・ハウス氏来日はいきなり、バレンタイン人脈炸裂という感じだが、トム・ハウス氏が直接指導したというのは、ロッテが初めてではない。

中日だ。

ここに噛んで来るのが広岡氏で、92年の阪神再建(投手力)はその数年前から氏が薦めたトム・ハウス理論の導入の成功が要因で、それをもとに次に相談を受けた中日では、トム・ハウス氏本人を呼んで、いろいろ取り組んだ・・ということらしい。
広岡氏によれば、92年の最下位から93、94と優勝争いが出来たのはそのおかげ・・だという。


トム・ハウス氏の名前を見て、昔の『ナンバー』を引っ張りだし、改めて、広岡とバレンタインとトム・ハウスの関係を
おさらいしてみたのだ。
353号(長嶋巨人が日本シリーズ制覇、がメイン)で「広岡達朗、日本プロ野球改革宣言」というタイトルで、千葉ロッテのGMに就任した経緯、なぜバレンタインにしたのか、これからどう改革するつもりなのか・・・ということを話している。

この「プロ野球改革宣言」は連載される予定だったが、2回で終わってしまった。
シーズン後、バレンタイン解任を受けて、380号に『95年千葉ロッテマリーンズの真実』 というノンフィクションが掲載された。

その内容は、バレンタインがいかに問題のある監督で、広岡はじめ江尻、江藤、尾花などのコーチ陣がいかにチームを立て直したか・・・というもので、これを読めば、バレンタイン解任も納得・・という内容。

「広岡悪、バレンタイン善」という世の風潮に対して、一石を投じる力作だと思うが、ナンバーセレクションなどにも選ばれていないし、書き手の海老沢泰久氏の本にも入れられてないようだ。
ナンバー自体も、広岡悪の流れに乗っていった(ように思う)

海老沢氏は知っている人は知っていると思うが、非常に広岡氏に近い、広岡氏を非常に評価している書き手である。
『監督』という小説は、広岡達朗という名の主人公を登場させ、78年のスワローズをモデルに描いた作品。
『みんなジャイアンツが好きだった』という本では、広岡氏がいかに西武を作り上げたかを細かく書いている。


だいたいこのノンフィクションは日本シリーズ特集の次の号に掲載され、メインの特集は欧州サッカー。これを読んだ、野球好きは少ないのかも・・。

95年の雑誌に載ったノンフィクションなので今から手に入れるのは難しいかも・・・
どうしても読みたい!という人はメールください。





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最終更新日  2003年11月12日 18時13分26秒
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