リアルでは友達にいえないようなコトを書く っていう
要素も多少なり含まれると思う。
今日は今までかけなかった
ありえないほどシリアスな 内容を語るので、
理解できそうな人、
共感を持てる人以外は見ないほうがよろしいです;
以下本文
うちには、婆ちゃんがいる。
昔から気が強くて、
女で一つで子供5人くらいを育ててきた過去。
過去に縛られて(というか当たり前なのかな)
自分に対しての過剰な自信、
今まで世話をしてやったんだから、
という妥協?というか・・。
そんなモノがばあやには非常にあふれている。
そんなばあやは今85歳くらいになるのかな。
ここ数年、
目に見えるように衰えていくのがよくわかる。
初めて「こんなに衰えるものなんだ」と思ったのは、
ばあやが杖を使わないと完全に歩けなくなったとき。
それでも、一応自分で立ち上がるし自分で歩いてた。
すぐに一人じゃ立ち上がれなくなる。
他人の支えがないと歩けなくなる。
トイレに行くのも付き添いが必要になり、
段々支える重さが増える。
親父(つまりばあやの息子)は、やはり
自分の母親だし、だいぶ気を利かせてばあやを手伝う。
それが逆効果になって、
だんだん自分で何かをすることがなくなった。
家も段々不便になって、
壁(トイレ付近)には手すりが必要になり、
うち専用に車椅子も買った。
デイサービスにも通いはじめる。
最初は、ばあや自身が「見捨てられた」と思い込んだらしく
相当反対していたが、
今はアレがないことにはうちでは正直、
管理しきれないレベルになっている。
日に日にばあやは、何事も人を頼るようになった。
パジャマの着替え、布団をかけることさえ、
そのうち1日の7割以上をベッドで過ごすようになった。
昔はよくばあやと一緒に家の周りの公園とか
散歩したのを覚えてる。
ご飯の度にばあやをベッドから起こし、
手を引いて(というかほぼ抱きかかえて)
イスに座らせる。
そのイスも、高齢者専用のイス。
歩くのもめんどくさいらしく、
怒鳴るまで足を自分で動かさない。
イスが見えれば、すぐ座ろうと腰を下ろそうとする。
一度腰を下ろすと、起き上がるのに相当時間がかかるので、
こちらは必死に座らせない努力をする。
毎日がその繰り返しで、それでも
母親は看護学校に通っていたこともあったし、
「衰えるのはしょうがない」
といってあまり愚痴をこぼさずに
やってきたつもりだ。
けど。
怒鳴りたくなるほど、わがままだ。
俺が成長するスピードを遥かに超え、
ばあやは衰えるスピードが速い。
最近は1人じゃまともに飯が食えず、
箸が使えない、スプーンホークが使えない。
何もしないでほうっていると
何にでも手を突っ込んで食べようとする。
つかんだものさえクチに運べず、ボロボロと落とす。
手も汚れる。
そのくせに、
母親が一生懸命に食べさせようとすると
クチをあけようとせず
話しかけても無視をし、
何もやろうとしない。
ただ、衰えていて自分で本当にできないのなら、
もちろん俺は協力したい。
少なくとも自分の婆さん。
精一杯応援したい。
だけど、
こっちが協力しても
ばあやにはやる気が全くない。
足は運ばない、
手も動かさない、
クチもあけない、
話を聞かない。
流石に疲れる。
特にひどいとき。
家にめっちゃ疲れて帰って、玄関を入った直後、
婆ちゃんの声が聞こえる。
何かモゴモゴいってるけど、どうしても聞き取れない。
聞き取ろうとしても、
自分でも何を言おうとしているのか
分からないらしい。
どうしようもない。
しかも
少しコチラが怒鳴ると、
すぐ婆ちゃんは親父に言いつける。
そんなわけで、
一時期、
婆ちゃんとのかかわりを極限へそうと努力したことがあった。
少し手伝って失敗すると、親父に殴られるから。
毎日親父と口論して、ストレスが溜まる一方。
だから関わりたくなかった。
自分でも、最低な人間だと思ってた。
でも必然的に関わらざるを得なくなった。
親父と母親、2人がかりでも
最近はばあやの全てをカバーできないからだ。
だからなるべく
ばあやには苦しい思いをさせず、
笑わせながらすべきことをやらせようとする俺。
でも、そんなことが毎日できるハズもなく。
今日も、ばあやは意地っ張りさが爆発。
母親と夜飯に1時間30分以上かけてもおわらず
格闘していた。
非常に母親がかわいそうだ。
毎日世話が大変で。
ばあやはばあやで、死ぬことばっか考えてる、というか、
母親に少し何か言われると強気に言い返す。
自分1人じゃご飯も食べられないので、
コチラとしてはほうっておけない。
そんな今の家庭。
正直、今思ってることは
「婆ちゃんがはやくいなくなればいい」
とかそんなことじゃない。
「なんでばあやには、生きがいがなくなってしまったんだろう。」
ばあやの結婚相手、
つまり俺からしてみればじいちゃん。
じいちゃんは、親父が1歳の頃に亡くなったらしい。
夫もいなければ、ああなってしまうのか。
昔は結構店経営してたりしてたらしいんだけど。
親父も、たまに婆ちゃんに顔を忘れられて、
スゴイショックを受けている。
衰えは怖い。
最近、よく考える。
「死ぬんならそうなる前に死にたい」と。
国語の授業でもやった。
高齢者がどれほど大変な思いをするのか。
非常に切ないです。
NOTH December 31, 2006
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