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2012.08.16
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最近の隣国の横柄さに目を覆うばかりですが・・・

歴代の天皇陛下の心遣いが感じられるものがありましたので、ここにメモとして残して置きます。


↓↓↓

という御歌があります。この御歌は、第16代天皇・仁徳天皇が読まれた御歌です。この御歌の意味は、



ある日、仁徳天皇が難波高津宮から遠くをご覧になられました。すると、人々の家から少しも煙が上がっていないことに気がつかれた天皇は、「民のかまどより煙が立ち上らないのは、貧しくて炊くものがないからてせはないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ、三年間、税を免除されました。税を免除したため、朝廷の収入はなくなり、宮殿はおおいに荒れました。天皇は衣を新調されず、茅葦屋根は破れ、雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から見えるという有様でした。



三年が経って、天皇が同じ高台に出られて、遠くをご覧になると今度は、人々の家から盛んに炊煙が立つのをご覧になると、一緒におられた皇后に、「我は豊かになった、喜ばしいことだ」とおっしゃいました。皇后は、「変なことをおっしゃいますね、衣服には穴が空き、屋根が敗れているというのに、どうして、豊かになったと言えるのですか」とおっしゃいました。天皇は、「国とは民が本である、その民が富んでいるのだから、我も富んだということだ」とこう申されました。


天皇は、さらに三年、税を献上すことをお許しにならず、六年が経過して、やっと税を課税して、宮殿を修理することをお許しになりました。すると、人々は命令もされないのに、進んで宮殿の修理を始め、またたく間に立派な宮殿が出来上がったといいます。それ以来、人々は天皇を「聖帝」(ひじりのみかど)とあがめるようになりました。


この御歌は、「皇族の方々が民のことをいかによく考えてくださっていたか」を示すものとしてあげられますが、実は平安時代末期に改作されて、仁徳天皇の御歌として伝えられたものだそうです。では、意味がないかというと、むしろ、そこにこそ大きな意味があるのです。改作は、なにしろ、天皇の御歌ですから、歴代天皇以外に手をつけられるわけもなく、したがって、天皇の命令によって行われ、この価値観は歴代天皇に受け継がれていったということです。すなわち、これは、仁徳天皇おひとりの考えに留まらず、歴代天皇の御意志でもあることを表しているのです。





世界の国々において、民主主義、自由、平等、人権などの言葉が誕生する以前から、日本では既に、「民」は天皇のものであると同時に、天皇は「民」を「おおみたから」として慈しまれていました。日本人が天皇を戴いたときに、すでに、日本列島には、民主主義、自由、平等、人権が実現していたのです。

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最終更新日  2012.08.16 10:30:27
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