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(オススメ度 ☆☆)ハリケーンによる風雨の中、密林での訓練に出た米軍レンジャー隊が消息を絶つ。生還した隊員二名は、調査にあたった女性大尉のオズボーンと元レンジャー隊員のハーディに対し、訓練教官のウエスト軍曹が不可解な死を遂げたことを明かす。殺人者は誰か? 新たな事実が浮かび上がっては、ストーリーが二転三転する。この二転三転、が見せ場なんだけど、どうもこういう「どんでん返しモノ」作品ってニガテなの~・・・( ̄▽ ̄;)ジョン・トラボルタかなり、シェイプアップしてかっこよかったです。あのくらいでいてほしいね~。
2004/07/01
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(オススメ度 ☆☆☆☆)最近仕事のあと食事してビデオを見る、というパターンだと暗い部屋でスクリーン(壁だけど)をみているとついつい寝てしまうんですね。なので、最後までばっちり起きていた作品はかなりおもしろかったものといえよう!というわけで、この作品はどうかと申しますと。。。。ばっちり起きてました。荒野の似合う女、アンジェリーナ。ちょっとした大河ドラマだ。玉の輿にのった彼女は運命的な出会いで人道支援にめざめてしまい、人生が変わってしまうのだ!それにしても、今なにかと話題の人道支援であるが、こうしてみるとなんと過酷な道であることか。国にいる者たちは勝手に、自己責任だの変わり者だのと言っているが、イラクの高遠さんたちもあれに近いことをしていたんだろうか~と思うと頭が下がります。人として放っておけない、ただその心のみで動ける人もいるのですね。スゴイ・・私にはできない~~。。。(ToT)
2004/06/25
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(オススメ度 ☆☆☆)ピンクには若返り効果があるというよね。私もなのだが、最近友人と会うとみんな明るい色~ピンクとかサックスブルーなんかを身につけているんだね。昔は流行もあったが好んでモノトーンの服をオシャレぶって着ていたように思うのだが。小物を選ぶときも、私は昔は必ずブルーや黄色といった色を選んでいたが、最近はピンクのものを選ぶことが多い。ケータイとかハンカチとか・・・。なんか楽しい気持ちになるんですよね。。。というわけで前置きが長くなっちまったが、またきたね~ピンクピンクピンク!目もくらむようなピンク攻勢であるが、エルの生き方はやはり楽しそうでいい。「デルタ・ヌウ」もいいね、ノー天気で。(笑)DVDジャケットのピンクのスーツのときのピアスとネックレスはミキモトですって~。。。ちょっと嬉しい。^^
2004/06/24
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(オススメ度 ☆☆☆☆)何気なくすごしてきて、ある日自分の余命が2~3ヶ月だと知らされたらどうするだろう??この映画の主人公は23歳で、すでに5歳と6歳の娘の母親。失業中の夫と、貧しいながらも楽しく暮らしている。女性はやはり、子供をもつと強くなるのだなぁ、と思う。彼女が「死ぬまでにする10のこと」のリストの中に彼女がいなくなるにあたって「子供にしてやれること」がたくさん入っていたからだ。子供が成人するまで毎年分のメッセージを残したり、新しいママをみつけようとしたり。自分のことはいい思い出にして新しい人生を生きてほしい、そんな願いをいっぱいこめて。自分が生きてきたこと、そして死が他の人の生の力になるような生き方。短くても彼女は見事に生ききったというべきだろう。ダイエットに固執する同僚役はアマンダ・プラマー。面変わりしていてわからなかった。母役は「ブロンディ」のデボラ・ハリーでした。
2004/06/21
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(オススメ度 ☆☆☆☆)さすが~にきれいですね~~。ストーリーは、「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」のほうがおもしろかったと思うけれど、やはり、あの映像美は魅せられますねぇ。魚の子供たちが学校に行って、エイの先生にのっかって水中を遊泳するところなんて、最高にきもちいいです。スペシャルメニューに「バーチャル水族館」もあるし、久々に「買っておいとくのもいいなぁ」と思えるDVDですね~。
2004/06/20
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(オススメ度 ☆☆☆)いつものジャッキーらしくなく、いや、らしいといえばらしいのだけれど、らしくないというのは、ハイテクタキシードによって「動かされる」というところである。そこがちょっとものたりない気はする。話としてはおもしろい設定ではあるのだけどね。やっぱりジャッキーは、自然に「すっごいカンフーのうまい人」という設定のほうがのびのびしていて、いい。あと、この話の悪事のカラクリとか、それを見破るあたりが少々お粗末だったような気がしますなぁ。まあそれはたいした問題ではなかったようなのでいいとして~。しかしジャッキーはカワイイですよね~。ほんと。いくつ?あの人。にくめない、っていう言葉はあの人の笑顔のためにあるような~。ジェニファー・ラブ・ヒューイット、工藤静香に見えてしかたなかったんですけど。。おいおい、またかよしまねこ!っていわないで~。。
2004/06/19
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(オススメ度 ☆☆☆☆)アル・パチーノ主演、シドニー・ポラック監督コンビの1975年作品。「ゴッドファーザー」でフレド役のジョン・カザールとパチーノが組んで銀行強盗をするのだが、警察に包囲されてしまう。「ゴッド・ファーザー」の役柄とは反対に、パチーノはエキセントリックだけど気が弱い男、カザールはクールでちょっとキレた犯罪者を好演してます。オリジナル脚本でオスカーを獲得しただけあって、なんとなくみはじめたのだけどおもしろいね。最後に空港で人質を一人解放したときに、彼女がカザールに「飛行機は慣れていないでしょ、お守りよ」とクロスを渡す。そのときにそれまで堅く無表情だった彼の顔がふと微妙に柔らかい表情になる。そして。。。そのシーンが印象的でした。カザールお見事です。 (ToT)
2004/06/16
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(オススメ度 ☆☆☆☆)かつて「バンガー(ヤリマン)・シスターズ」という異名の通り、伝説のロックスターたちとホットな時を過ごし、ナニの証拠写真まで持っていた、彼女たちこそ史上最強(?)のグルーピーだった。しかし、時は流れてスゼットは今もロサンゼルスの場末のライブハウスでカウンターガールとしてしがみついていた。一方、ヴィニーは遥かフェニックス市でリッチな弁護士夫人にしっかり収まり、良妻賢母の誉れ高い女性を完璧に演じ切っていた。。。ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、ジェフリー・ラッシュの3人がまさに「ぴったり」の役で、安心してみていられる。一人一人魅力があるのでそれぞれのキャラクターの感情や背負っている人生みたいなのも垣間見られて深みが感じられる。女性同士の友情ものは、スーザン・サランドンはお得意だけれど、代表作の「テルマ&ルイーズ」とは違って今度は彼女がリードされる側だ。「過去から来た友人」スゼットによって、封印していた本当の自分を表にひっぱりだしていく。はじけた彼女はとても魅力的だ。ゴールディー・ホーンも、バスルームのシーンなんかではちょっと年相応に見えるんだけど、普通にしてたらとてもじゃないけど50台にはみえない~~。日本でいったら浜崎あゆみにちょっと似てるかな??松田聖子もあのくらいまでがんばってほしいね~。(笑)
2004/06/13
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(オススメ度 ☆☆☆)『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』(脚本のみ)を手掛けたアンドリュー・ニコル監督らしい大仕掛けが楽しい作品。どんな演技も拒まず、完璧にこなす。台詞もどんな小さな仕草も監督タランスキーの思いのまま。彼女は監督の分身のようなものだから・・。彼の感情に合わせて動くシモーヌに、タランスキーも愛情を感じたでしょうし、見ているほうもなんだかいじらしく思えてしまった。映画としては、おもしろかったと思います。アル・パチーノの若若しくコミカルな演技もよかったし、ウィノナ・ライダーも久々に登場というかんじ。ちょっとゴシック調の試写室の外で「罪を犯した・・」とつぶやいたパチーノ、一瞬「ゴッドファーザー3」を思い出してしまいました~(笑)
2004/06/06
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(オススメ度 ☆☆)軽いラブコメです~ビバリーヒルズでバスツアーガイドをしている男が新進スター女優と知り合い、なぜか脚本家ということになってしまうのだ。で、新しい作品の脚本を書くことに~?なんてな話ですなぁ。女優さん役はちょっとアシュレー・ジャッドを思わせるが、「ツイン・ピークス」に出てた人だそーです。日本でいうと往年の沢口靖子っぽい美人さんでした。主人公の友人役の黒人がやけにハンサムだった~。なんか、ひと昔前の80年代くらいの映画の雰囲気を漂わせていたように思えてちょいと懐かしかったです。
2004/05/29
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(オススメ度 ☆☆☆)月曜日の朝、誰もが抱く憂鬱━━これから1週間、変化のない毎日を送らなければならない。ヴァンサンは毎朝5時に起き、1時間半もかけて工場まで通う。工場ではタバコを吸うこともできず、単調な仕事をこなすだけ。家では雑用ばかり言いつけられて、お楽しみの絵を描くこともままらない。もう、そんなあくせくした日常にさようなら! ワイン片手にヴァンサンは、一路“水の都ヴェニス”へ・・・ともかく個性的ないろんな人がでてくる。タバコ片手に車をぶっとばすおばあちゃんや手紙を盗み読む郵便屋とか、きれいな女の子もいれば、女装したトイレ番。。フランスの田舎にいっぱいこんな人たちが描かれている絵を見ている気分かな。で、主人公はいきなりベニスに旅にでてしまうんだけど・・・旅に出る前より断然イイ男になって戻ってきたかんじでしたね~。ただのオジサンだったのに。奥さんもちょっとアセったか・・・?(笑)しかし、朝出たままダンナが帰らず、たまにピラミッドの絵はがきなんぞが送られてきたひにゃ~オイ!(; ̄▽ ̄)ノ"ってかんじですよねぇ~。監督は、すでにヨーロッパでは絶大なる人気と評価を集めているグルジア出身の名匠オタール・イオセリアーニ。作品中では役柄にあう役者が見つからなかったという理由で、自身が、ヴェニスの見栄っ張りな侯爵の役で登場。憎めないインチキぶりで笑わせてもくれている。 自分のアドレス帳からキャストを探すと言われるように、イオセリアーニは演技経験のない知りあいなどをキャスティングすることで有名だそうで、主人公ヴァンサンを演じるジャック・ビドウの本職は映画・テレビのプロデューサー。映画初出演とは思えないほど、のびのびと楽しげに演じている。
2004/05/25
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(オススメ度 ☆☆☆)今私が気に入っているコリン・ファース出演。かわいいよ~コリン。(⌒~⌒)♪目つきがどことなく、民主党の岡田幹事長似ってとこがちょっと気になるとこではあるが~・・・この作品では議員候補の役なんで、よけいダブるんですけど・・・貴族のお坊ちゃんのコリンが昔結婚した女性とムリに別れさせられるんだけど、17年後その娘がアメリカから訪ねてくる。でも議員候補である彼にはスキャンダルは命取り!でもおてんばな娘は次々と騒動を起こす・・という話。全体的に話は「しまねこ好み」である、と思っていただければ。つまり最終的にハッピーエンドで、適度にほろりとして笑いもあってというかんじです。なかなかおもしろかったです。
2004/05/13
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(オススメ度 ☆☆)大島渚って~人はつくづくエロスを追求している人なんだなぁ。(笑)男性にとって、究極のエロチシズムは美少年かもしれないですね。かのビスコンティもそうであったように~。。。そのあまりに怜悧な美しさは、人を狂わせる。(まして刃物をもっているからタチが悪い。。)そんな甘い毒、といった匂いがたまらないのかな。ゾクゾクしちゃうのかもね。女性では、いまいちスカっとした潔さみたいなものがないんだろうね。浅野忠信、前よりきゃしゃなかんじになってかっこよかった。武田真治もセリフ回し等上手かったです。たけしさんは、映画になるとなんであんなにきりりとなるんだろ?不思議だ。
2004/05/12
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(オススメ度 ☆☆☆☆☆) 1988年。「ファーゴ」に続いてコーエン兄弟が手がけた作品。無職のだらしない中年男デュードが同名のリボウスキ氏にまちがえられてギャングに襲われたことから事件は起こる。しかし事件の行方よりも、ボウリング狂の主人公やその友人たち、ベトナム戦争を懐かしむ悪友やエキセントリックな女芸術家とのかかわり、幻想と現実、ユーモア、世の中の愚かさと楽しさ、そんなものをめいっぱいみせてくれているように思う。音楽はどこかのんびりしていて「オー・ブラザー!」っぽい。同じ人もでてたし・・・デュードを演じたのはジェフ・ブリッジス。この人好きです。「フィッシャー・キング」のジャックを思わせる役柄だけど、いいかんじ!おおらかなかんじがいい。主人公たちのハマっているのがボウリング、というのがいいです。あとででてくる幻想場面でもピタリはまるし、ラテンバージョンの「ホテルカリフォルニア」をバックにでてくるジーザスというライバルもおもしろかったです。ボウリングにいきたくなっちゃいます。(しまねこしねま「映画あれこれメニュー」より)
2004/05/08
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(オススメ度 ☆☆)コリン・ファレル、この人もどうも私は相性がよろしくないようだ。まず、顔がいまいち好きになれない~・・・なんだかな~。。「ウエストサイド物語」ってかんじ?ロックンロール顔じゃないですか!?う~ん。この人は大成するんだろうか~?なんか、いままでの出演作みたところどれもイマイチって気がするんですけどぉ・・・。さて、「フォーン・ブース」。なんか似たような作品を見た覚えがある。女がホットドッグスタンドにくくりつけられちゃうやつ。あれとイメージがダブってしまったのであんまり新鮮味がなかった。尊大だったスチュ(コリン)が最後に本音を告白するシーンはちょっとよかったけど、銃でみえないとこから脅していうこときかす、っていう設定ってなんか嫌悪感を感じる。演技はなかなかがんばってたと思うけど~。。。なんか妙に辛口!?そんなにけなすつもりじゃないんですけどね~ごめん。
2004/05/05
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(オススメ度 ☆☆☆)うん、まずまず面白くまとまっているのだが~。。なぜだかジム・キャリーのこういう作品は、まあまあ面白いんだけどイマイチ感が残るんだなぁ。なんでだ?背が高すぎるから?それはよしもとの小薮だ。。。わけわからん。。。それにしてもね、一週間全能の力がそなわったというのに、やることがセコすぎやしないかい?もといた職場に戻ってライバルからポストを奪うなんてさ~。まあそんな了見だからクビにもなったわけかねぇ。(笑)ジェニファー・アニストンはアップで見るとそれほどキレイとは思えないのだけど、ちょっと離れてみるとすごくカワイイ。さすがブラピの選んだ女!目を離せない魅力があるね。
2004/05/03
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(オススメ度 ☆☆☆)タランティーノの「お気に入り」をぎっちり詰め込んだオモチャ箱、でなきゃスクラップブック?ともかくそんなかんじだ。まず目に付くのは主人公ブライドが着ている黄色いスーツ、これはブルース・リーが「死亡遊戯」で着ていたものとソックリ~。「青葉屋」のシーン(東京にあんなとこがあるとは思えんが~)はすごいね~。時代劇みたい。冷酷弁護士を演じていたジュリー・ドレフュス、14~5年前にNHKの「フランス語会話」の講師をしてた人ですね!すっごくキレイであこがれてました~。当時ヨーロッパに旅行するのににわか仕込みのフランス語レッスンをテレビでしてたときにお世話になりましたよ。音楽もすごくよくて、いきなり演歌なんか流れたりして笑えるけど~。。ともかくとても楽しめる作品です。Vol.2ぜひみたいですね。
2004/04/27
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(オススメ度 ☆☆☆)か~なり、凝ってます。ストーリーも映像も。とくにビジュアル面では監督が監督なだけにアーティスティックな匂いがかなりする。「今までにないものを作りたい」みたいなものがいろんなとこに感じられるね。「キャシャーンがやらねば、誰がやる」って、パンフ(これもこりまくり)にもあるんですけど、こういうセリフはいわない!言う雰囲気ではないのですねぇ。フレンダー、だっけ、あのロボット犬。あれもオールドファンのためにちょろっと友情出演というかんじでしたね。テーマはけっこう重いです。自分の大切なものを守ることと、大義とのジレンマみたいな?でもたしかに~荒廃しまくった世界をこの中でさんざん見せられると、たまに出てくる野原とか温室なんかのなごみのシーンがすごく貴重なものに思われますね。キャシャーンがバトルするときのシーンはなかなかカッコよくてスカッとしましたし。三橋達也が出るとこのシーンではグレイのTERUとTAKUROもちらりと出ていたとか~?よくわからなかったけど。ところでこの映画、けっこうヒットすると思う。マチガイナイ・・・(長井秀和ふう~)なぜって~、いつもガラガラのWM鈴鹿のレイトショーがニャンと満員だったんだもん!!たまげました。(笑)
2004/04/26
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(オススメ度 ☆☆☆☆)ジョン・キューザックは、「セレンディピティ」「アイデンティティ」(全部「~ティ」なのね!!)と見ました。それ以前のも見たけどかなり未熟なかんじがした。役柄としてはこの作品のロブ役はとってもいい感じだったんではと思います~。ロブはテープの編集が大好きのようだ。私も好きなのでそのキモチがわかったりして。そうそう、そうだよね、なんて。なんでも「トップ5」とつけちゃったりするんですよ。人生そういう楽しみ方(?)もいいやね。観客に向って話しかける手法は、ウディ・アレンの映画をどことなく思わせる。ロブの店の店員がまたユニーク。「最初週3日の約束で雇ったのに毎日来るようになった」というのには爆笑~。最近ぐんと人気のジャック・ブラックによる、最後のギグでの歌はキキモノです!欲をいえばイアンとの関係をもう少しはっきり描いてほしかったです。音楽好きさんには楽しめますよ~。なにげに、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとかティム・ロビンスもちらっとでてたりします。
2004/04/22
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(オススメ度 ☆☆☆☆)オースティンのことは2003年3月1日の日記と2003年3月4日の日記に書きましたので、だいたいそこを読んでいただければいいんですけど~。最初見たのがこの「ゴールドメンバー」で、今日たまたまWOWOWでやってたもんで、ついついまたみてしまいました。・・・録画もしてまった( ̄▽ |||)アハハ・・・私はやっぱりこれが一番好きかなぁ~。ビヨンセがめちゃカワイイし、タイムスリップしたときのディスコシーンなんかすっごく「ク~~ル」です。ノブ(カリスマシェフ)がでていて、「ロボト」っていう役名なんですよね~。んで、オースティンが「ドモアリガト、ミスターロボト」って言うのよ~ヾ(@^▽^@)ノハハハーこの歌みなさんご存知ですぅ~~??こういう細かいギャグがたまりませんわ!あと、この作品はオープニングがサイコ~。ケビン・スペイシーのDr.イーブルは最高にお似合いでした!
2004/04/18
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(オススメ度 ☆☆☆)マリア・カラスのCDはベストを1枚もってて、じっさい顔もとてもキレイな人で恋多き人、ドラマティックな女性、というイメージはあるのだが詳しくはあまり知らない。まぁ、この映画をみても彼女の人生を詳しく知ることはできないのだけれど、晩年のある一面、誇り高いその性格、高い芸術性を窺い知ることはできる。あれだけの歌手が「声が出なくなった」というのは、まさに翼をもがれた鳥のようなもので、その苦悩ぶりは見ていても辛い。知り合いのプロデューサーがみかねて全盛期の彼女の声を使った映画を企画するが、制作の過程で情熱とプライドがよみがえったマリアには、「まやかし」のその企画はもはや許せないものだった。結局このあとほどなくしてマリアは亡くなるのだが、最期に燃え上がった彼女のクリエイティビリティはやはりホンモノでした。マリア役のファニー・アルダン、迫力の美しさ。まさに成熟した美でございま~~す。シャネルの衣装がビッタシ!きまってました。あこがれちゃいますです!!!
2004/04/03
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(オススメ度 ☆☆☆)DVDには3D版があって、メガネつき~。先回もミニ・メモボードをオマケにもらったり、なにかと「販促ワザ」の楽しい作品である。3Dメガネは、さすがにUSJの「ターミネーター」ほどの迫力はないものの(あれはすごいよなぁ)、宙に浮くところとかレースシーンなんかはけっこうな迫力。 今回はゲームの世界にはいってしまうのだが、もうこの作品の設定自体とってもゲームっぽい~ので、まったく違和感ないです。なにげにシルベスター・スタローンもトボケタ役やってますな。おもしろいですねぇ。
2004/04/01
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(オススメ度 ☆☆☆☆)イギリス北部の町シェフィールド。6か月も失業していた絶望的な金欠男6人が、なんと「裸で金を稼ぐ」ことを思いつく。「フル・モンティ(すっぽんぽん)」で明るい未来をつかむことは、果たして可能か…?息子から「少しは父親らしくしたら?」と諭されるパツイチ・パパ。ベッドでアレができなくなったと落ち込んでいる太りすぎ男。妻に失業したと言えない上司などなど、さえない素人集団が女たちの気を引こうとする。皆誰しも弱い面があるし、人生にはうまくいかないときがあるものだ。そんなこともあたたかく、笑いで描いているのが素敵です。色や画面もとてもきれい。音楽もよかったです。
2004/03/24
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(オススメ度 ☆☆☆)------ネタバレあります------未見の方注意~~モーテルに泊った男女が次々と殺され、傍には降順にナンバーキーが残されている~という筋ですね。「そして誰もいなくなった」ってかんじです。あなたの推理はぜったい外れる!というのがウリなのだが、たしかにま~わからないかもねぇ。ちょっとオキテ破りなトリックですよね。↓ここからネタバレでし結局は犯人のアタマの中で組み立てられた犯罪なのであって、登場人物たちもすべては「架空」の人物というか、犯人の分身のようなものだったわけなのですよね。そういうことがわかってしまうと、なんか登場人物たちから急にリアリティというか、個性が感じられなくなってしまって、感情表現なんかも妙にしらけてみえてしまうの。別の人間ったって、結局一人の人間が作り出したもので存在しない人たちなのかぁ、なんて思ってしまって。実際多重人格ってすごいリアルなものなのかもしれないのだけどね。でも、ミステリーとしてはおもしろかった。役者も熱演だったと思う。
2004/03/08
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(オススメ度 ☆☆☆☆)実話かぁ~~~~。ってかんじです。すごいね。ちょっと暗鬱な気分になってしまうんですが、どこかさらりとしているといえなくもない。法、などはこの街にはないに等しく、銃と知恵をもった権力者を中心にまわっている。何でも金で換算するという思想は金持ちになればなんでもできる、という幻想を生む。そして金のためなら手段を選ばなくなる。貧しいということはたしかに辛いことだけれど、人間にとって教養は大切だ。教養、と言うのはなにも文学や何やらの知識というんではなくて、人としての節度とか情、礼儀などのことだ。そういうことは親が子供に教えるべきものなのだとやはり思う。日本もあぶないぞ、と思ってしまうよ。こういう映画をみるとね~。。。作品としてはとても見応えがあったです。映像もとてもきれいだったし、ソダーバーグ監督の「トラフィック」を意識したかのような編集?っぽかったけれど、かっこよかった。最後までグイグイひっぱってくれた。殺伐とした登場人物の中にも、何人かはほのぼのとしたテイストの人物がいたりして、なんとなくほっとできてそれもよかったです。
2004/03/07
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(オススメ度 ☆☆☆)30後半~40代女性にはハマるかも。です。この作品をみていると、そういえば、アメリカの女優で主役級の人って40代前半の人、少ないかも・・・って思えてくる。若い力がもてはやされがちなお国柄かもしれないね。パワフルな国だから。40代、は確かに楽しみでもあるが本当の「曲がり角」である。ここを安易に超えてしまうと、もう戻れない。(実感)50代、60代をただのババァで過ごすか、素敵な女性として過ごすかは、ひとえに40代のふんばりにかかっているといっても過言ではない。さて、話はそれたが、一方ヨーロッパの女優さんは年とっても魅力的な人が多い。ま、これは女優に限らずなのだが。これは化粧に対する考え方に現れていると私は常々思っているのだが、アメリカの化粧品は、今はともかく昔はとにかく何でも上から隠す!カバー!塗りたくれ!!という考え方が主流だった。でもヨーロッパ、ことにフランスの化粧品は、自然派が多く、シミ・シワは年をとればあたりまえ、それも含めて自分の魅力としているので、薄付のものとかが随分昔からある。やはりこのへんの懐の深さというかなぁ~「年をとる」ってことをマイナスに考えるということは、人生の中である時期をベストだと自分で決めてしまって、そこに固執するからだね。でもその年、その年の自分を好きになれれば、その年なりの美しさをみつけられると思います。むずかしいけどね~~~。
2004/03/06
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(オススメ度 ☆☆)そこには、若い日の母がいた。色あせたスクラップブックのタイトルは『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』。セピア色の写真、色あせた手紙、チケットの半券、ドライコサージュ……。ページをめくるたびにあふれだす、母とその3人の親友たちの輝く日々、そして秘密。エキセントリックな性格の母と幼い頃できてしまった溝は深いのだが、母の親友の助けを借りて過去をたどることで、母もまた傷ついた心を抱えた一人の女であることを知り、「いい思い出」もよみがえってくる。平面的な憎しみの対象だったものがふっくらといろんな面を見せはじめるのだ。ただこの作品原作の方がよかったかも?(読んでないですけど)すごいベストセラーらしいのですが、豪華配役のわりにいまいち感動できなかった。話としても、「愛と追憶の日々」「キルトに綴る愛」を思わせる私の好きなタイプの話なんですけどねぇ~~~。ただ、最後の方でヴィヴィとダンナさんが抱き合うシーンは感動しました。
2004/02/29
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(オススメ度 ☆☆☆)ローワン・アトキンソンが、英国秘密諜報局のスパイを演じている。けっこう、昔のジェームズ・ボンドみたいにかっこよくみえてしまうのであるが、動き出すと次の瞬間にはもう笑えちゃうのだ。まったく不思議なヒトだなぁ。最初「準スパイ」で、カッコイイ「正スパイ」が全員死亡して昇格する、という設定もなかなか。。。乱暴というかなんというか。悪役のジョン・マルコビッチも迫力あったです。ああいう変った人の役とっても似合います!!スタイリッシュにまとまっていて、私としては、もうちょっち爆笑できるシーンもほしかったかな~なんて。オースティンとまではいわないですけど。。。
2004/02/28
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(オススメ度 ☆☆☆)「メイド」っていうのは「made in」じゃなくって「メイドさん」のメイドなのですね。「ワーキング・ガール」を思わせる成り上がりストーリー部分、ほんの偶然から議員と恋仲になっちゃう、というシンデレラストーリーと、女の2大願望っていうか、仕事と恋をドラマチックにGET!というおいしい役どころ。ことにふだんのメイド服から思い切りドレスアップしたジェニロペはやっぱりきれいでした。話の展開はミエミエなんだけど、まぁ、楽しく見られました。
2004/02/23
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(オススメ度 ☆☆☆☆)エドワード・ノートンって、すごい人~。夫とみていて「これだれだっけ~最近みたよね~」なんていってて、ああっ!そうか~ノートンだったのだ、とだいぶたってから気付いたしだい・・・。ほんと役によって雰囲気変わりますね。顔やヘアなんか大げさに変えてるわけじゃないのに、「別のヒト」になっちゃうとこがすごいね。スピード感があってとってもおもしろかったです。「スコット」も出てたしね。(オースティンパワーズ)こういう、それぞれのスペシャリストが活躍するいわゆる「サイボーグ009」的な話はよくあるけどおもしろいですね。やっぱり悪役がきっちりした役者でないと、だめですね。その点ではこの作品は申し分ないね。さて・・(池波正太郎みたい??)ベニスでしたね、冒頭は。いいねやっぱり、ヨーロッパはね。サンマルコ広場のあの鳩はすごいですよね。エサも売ってるんだけどね。でもベニスはす~ごくいいので機会があったらぜひ!行っておいてくださいね。完全に余談ですけど。
2004/02/21
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(オススメ度 ☆☆☆あまり明るそうな話ではないなぁ~ということは予想されますね~。爆弾をしかけて間違って罪のない人を殺してしまい、服役する女性と刑務官。「テルマ&ルイーズ」ではないけれど、逃避行のはてには行き止まりしかないのだがそれまでの束の間、さえぎるもののない自然の中にとけこむ二人がとても美しい。これはあの、「トリコロール」のキェシェロフスキ監督の幻の遺稿の映画化ということで、ま、日本でいうと「雨あがる」ってかんじ?(笑)監督は「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァですが、この監督は私ちょっと気になっております。ともかく映像が非常にきれいで、ファンタジックなので~・・・近作でちょっとコメディタッチのおもしろそうな作品もありますので、それもみてみたいです。
2004/02/20
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(オススメ度 ☆☆☆☆☆) 今夜9時から地上波(フジ)でやるので、ぜひみていただきた~い、と思ってアップしてみました。岩井俊二監督の美しい作品です。2年前に山で死んだ恋人に宛てた手紙をポストに投函したが、驚くことにその返事が届けられてきた。その手紙の主は、同姓同名で彼のクラスメートでもあった、女性。やがて彼女との文通が始まる。死んでしまった婚約者に向けて返事がくるはずのない手紙を書く。そんな心情ってわからないでもない。私でも、してしまうかもしれない。この映画の中には何か、忘れかけている美しいものがたくさん詰まっている。しんしんと積もる雪をふみしめる音、冬の図書室のやわらかな灯り、鉛筆、紙、本。そして初恋。柏原崇と酒井美紀のういういしい演技がとても素敵でした。みて、気に入っていただけたらとても嬉しいです。
2004/02/14
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(オススメ度 ☆☆☆)かなり★4に近い★3です。けっこうよかったと思う。ジュリアン・ムーアはあんまり好きじゃないんだが、’50年代の雰囲気にはずっぽりはまっている。デニス・クエイドも。なんか、往年のボギーみたいだったね。気が付かなかったけどやっぱりハンサムなんですねぇ。レイモンド役の人って、もしかして「メジャーリーグ」でタカと仲良しになるあの変なシャーマンの人でしょうかね。ですよね!?すごーい、躍進ですね。彼は声がいいですね。顔はデンゼル・ワシントンに少し似て知的な雰囲気がよく出ていた。「一人だけ」違ったことをするというのはとても勇気がいる。たとえそれが正しいことだと強く信じていても、非常に難しい。そんな中でもう一人だけでいい、同じようにしている人がいたらそれだけで、百万の味方を得たような気持になると思う。一人と二人ではぜんぜん違うのだ。カットがとってもキレイで、大きいスクリーンで見ていると、いかにも「映画を見ている」気分に浸れる。ことにラストシーンが美しい。音楽もいいですねぇ~・・・サントラが楽しみです。
2004/02/13
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(オススメ度 ☆☆まぁ~べつにわるかあないよ。好みね、好み。じつは私はこれはイマイチ気がのらなかったのだが、ダンナが「アクションが見たい」と言うので、借りたのだった。ほんとはダンナも「SWAT」がみたかったようだが、全部貸し出し中だったのでしかたなく(?)かわいそうなトゥームレイダーよ。。。どっちかといえば、私はトゥームレイダー1の方が、印象的でありました。氷の中をコートの下ほとんど下着のようなカッコで疾走するララね。今回は、なんかソツがなさすぎちゃってね。かっこいいんですけど~。彼とのからみでみせた心情的なゆらぎみたいなのが、唯一のララの人間的な、女性的な面だったように思うのだけれど、それももうひとつ描ききれていなかったように思いました。でもやはり、アンジェリーナは魅力的だし、VFXもすごい。たいくつせず楽しめる作品ではありますね。
2004/02/12
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(オススメ度 ☆☆☆☆☆) またまた、「いかにもしまねこ好みの作品」と言われそうですが、そのとおり、しっかりツボにはまってしまいましたです!出演者が多く、時間もけっこう長いのですがややこしくなくてすっきりわかりやすい。それにかなりギャグ満載です~。でもさすがにワーキングタイトルだけあって、オープニングからじん!とくるね。空港かぁ。ま、空港に限らず至るところにいろんな愛が満ち溢れているわけですね。老いたロックスターとマネージャー、母を失った息子と義理の父、親友の妻にずっと恋して身を引く愛、職場恋愛、夫婦の絆、初恋。そしてこの話の中でひとつ、せつなかったのはサラとカールの愛だ。うまくいきかけたけど、サラは病気の弟から常に目を離せない状態。。。ま~ヘタなレビューよりこの作品は見たほうが早いね~。楽しめますよ。最後に一つ・・・私コリン・ファースけっこうタイプかもっ!なんて。ああいう不器用そうでクールなんだけど、ほんとは優しくて深みがある。。いってみれば雪の中に咲いた福寿草か雪割草みたいな?う~~んそういう人って好きだな~・・
2004/02/11
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(オススメ度 ☆☆☆☆)長い長いときいていたので、ちょっと敬遠してたんだけど、みてみたらそうでもなかったや~ん。おもしろかったよ。さすが、ブラッカイマー。ハリウッド大作!!ってかんじ。ジェフリー・ラッシュは「フック」のダスティン・ホフマンを彷彿とさせますね。オーランド・ブルームは、かっこいいね。あの人はああいう時代物やファンタジーものみたいな、特殊な扮装するとスッゴクかっこいいんですよね。逆に普通の人でいるときはほんと、ふつ~のおにいさんってかんじ。。。この映画の中でも、鍛冶屋の役のときより、話が進んで海賊っぽくなってきたらどんどん輝いてきたかんじ。来日したときも「ロードオブ・・」とは別人みたいだったもんね・・どんどん変な役をやってほしいです!(笑)変な役、といえば~ジョニー・デップか。ああいうちょいとイカレた役はやっぱり似合いますね。ジプシーや海賊をやらせたら右に出るものはいないか!?
2004/02/10
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(オススメ度 ☆☆☆☆)ヒュー・グラント&サンドラ・ブロックのラブコメ、ということでどちらも大好きな俳優で期待しないわけにはいかないのだが、見事期待に応えてくれたかんじでした。ヒュー・グラントの持ち味にぴったりの、ちょっとマヌケなお金持ち。そしてサンドラは、ハーバード出身の社会派弁護士。ヒュー・グラントのセリフがいちいちおかしいんですね。独特の間もあって・・でもって、きっちりロマンティックな部分もバランスよくちりばめられていて、満足できます。コメディ部分は多いんだけど、やっぱりラブコメはロマンスだね!!!思わず泣けちゃうもの~。。。空から見るNYの風景もゴージャスで素敵~~♪やっぱり私はメグ・ライアンよりサンドラの方が好き!!ラブコメのお手本!のような作品。おすすめでっす!できればDVDで・・おまけの「未公開シーン」には、本編にないふたりの結婚式シーンがかなり長く入ってます!これは必見。パーティーで歌っていたシンガーは、ノラ・ジョーンズなのかな?
2004/02/05
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(オススメ度 ☆☆☆☆)日本のオイルショックの時は、あのハイセイコーに人々は勇気付けられたという。そして、アメリカの大恐慌のときはこのシービスケット・・・。サラブレットの走る姿というのは、なぜか人に希望を与えるという要素があるのだろうか。それは人が乗ることによって人だけには出しえないスピードや人馬一体になったえもいわれぬ美しさを感じることができるからか。血統はいいが気性の荒い捨てられかけた馬を中心に、騎手、馬主、調教師、それぞれ少しづつ傷ついた人たちが家族のように結びつく様子はとても素敵だ。「少しばかりケガしたからって命あるものを殺すことはない」そして、「一度や2度のつまづきは誰にだってある」そういいながら、欠点もひっくるめてその個性、魅力なのだよということをみんなが学んでいくのだ。某雑誌のレビューで引用してあってとてもよかったので私も・・「もし地球上における生命の中で人間が優れていると言われるのなら、その英知に支えられた愛情によって、我々は全ての生命の尊厳を守りぬかねばならない」(シュバイツァー)。そう、人間には力があり、この大自然を愉しみ、動物を支配して生きていける。その責任は果たさなければ・・・。レッドとシービスケットはまるで同じに見える。(特に互いに負傷したときには)マグワイヤの顔ってけっこう馬っぽいかも~。ジェフ・ブリッジス(老けましたな・・・)のあたたかみも効いてるし、適度にうるうるして、デート鑑賞によい作品では??
2004/01/31
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(オススメ度 ☆☆☆☆)ゴールデングローブ賞の発表を見て、ティム・ロビンスの名演とやらに興味がわいて見に行きました。クリント・イーストウッドの監督作品中最高傑作との評判もありますね。うん、たしかに~かなりの力作!厚みのある話で、最後までひきつけられてしまいましたよ。幼なじみの三人が、ちょっとした運命のいたずらでその後の人生変ってしまう。そして、犯罪者、被害者の遺族、刑事という立場で再会する。そして、ストーリーに複雑さをプラスしているのが、被害者の恋人。彼は最初はただの気のいいアンちゃんなんですけど、なかなかどうして、複雑な感情表現をみせてくれる。私としてはかなり印象に残りました。彼の気持を思うとき、ここに出てきたすべての登場人物はみな、何らかの哀しみを抱えているのだということに気付く。そういうのってほんとの意味で「助演」ってかんじなんだな。ティム・ロビンスは確かに素晴らしかったけどえらく目立ってたからね。私は彼にあげたいな。しみじみとした音楽もよかったけれど、これもイーストウッドによるものだそうで、才人ぶりがうかがえます。
2004/01/28
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(オススメ度 ☆☆☆☆)普通に、小学校の教師をしていた男性が突然目の難病に冒される。失明の危険度が高く、その日はいつ来るかわからない。まもなく目がみえなくなる。自分がもしそんな立場になったら、何気なくみていた世の中すべてのものがきっとなんと美しく、貴重なものに見えてくることだろう。道端の草とか、好きなコップとか、紙の色、水しぶき、流れる雲、そして大切なひとの笑顔・・・この作品は、そんな主人公の心を映したように、丹念にきれいな映像でつづられている。泣きながら「笑っている私がいる?」と彼女が言い、君は泣いている、と心でつぶやいた彼には、彼女の姿がしっかり見えている。一つだけ言わせて貰うと~・・松村達雄御大にはぜひ剃髪をお願いしたかったですねぇ(笑)いくら大学教授兼任とはいっても、禅宗の坊主ならば・・・禅宗の住職の娘として申し上げますわ~。大沢たかおはやっぱいいですね~いい!富司純子も、「あ・うん」の頃とは格段に上手になったと思う。いいかんじでした。
2004/01/27
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(オススメ度 ☆☆☆)これは顔ぶれが豪華だったので思わず借りてしまった。ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドン、ホリー・ハンター。主役は「遠い空の向こうに」の子だ。(名前忘れちゃった)まず、設定がベトナム戦争の頃なのだがこれはなんでだろう~♪相手役の女の子の恋人が出征して行方不明になってるっていうことと、やっぱり郵便局で働いてて、「ピンクの結婚式招待状をふたりで回収する」っていうロマンチックな出会いが必要だったのかな。そういうきっかけは、現代ではなかなか現実にはないですもんねぇ。婚約していた彼女と別れた直後彼女が死んで、しかも死んだのが父親にその話をしようとしていた店だった・・これはなかなか言いだせないね。でも結局、ほんとうに娘を理解してよき親友だった彼の気持が通じてよかったです。相手役の女優さん、川原亜矢子に似てるなぁ・・・
2004/01/16
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(オススメ度 ☆☆☆☆)ケビン・スペイシーらしい1作であります。死刑反対運動をしていたゲイルという教授が、あろうことか死刑判決をうけてその執行が迫っている。ある女性記者が彼から指名を受け、インタビューにいくことになる。そして、それまでの彼の人生が語られていくのだが・・・かなり凝った筋になってます。ラストまで、う~ん???ってかんじですが、なかなかおもしろい。「ユージュアル・サスペクツ」っぽいかな、といったらいいすぎかなぁ(笑)ゲイルという男は、思い込んだらカーッと感情的になるようなところがあって、たぶん人の好き嫌いもはっきりしているのだろう。いってみれば、「B型的人間」の典型だ。ときに子供のように孤独におびえる姿は、とてもかわいくセクシーでもある。そういう人を演じるのはケビンはとってもうまい。もしかしてそういう人なのかなあ??
2004/01/15
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(オススメ度 ☆☆☆☆)なかなか、秀作でした。オスカー候補ですって??うん、まぁひょっとかして?ってかんじ。話はまず、シュミットというサラリーマンが、定年の退社時間をじっと待つところから始まります。男としては、人生のまさに晩年、タソガレ。でも死ぬまで人生は続く、やっぱり人生って長いなぁって思わずにいられない。自分は、誰かのためになったことがあるのか?影響を与えたことがあるか?まもなく死んでいって、自分を知る者も死んでしまえば、自分の存在など、無に等しい・・・深い怒りと寂しさと孤独の底からシュミットは自問し、そして・・・でも、このシュミットは、特別な人間では決してない。どこにでもいる、普通のオジサンだ。私たち夫婦も、あと25年くらいすればこんなふうになるのかなぁ・・・なんて。そして、意に添わぬ娘の婿とその家族。結婚式でのスピーチは立派だった。もちろん気に入ったわけじゃない。でも、彼にはもうどうしようもないのだ。それにまぁ、どんなに嫌な人でも、ひとつくらいはいいところもある・・つきあわなきゃいけない人とはそう思ってつきあっていくのが大人ってものだしね。キャシー・ベイツすごいです!とうとうヌードまで披露してくれましたぁ・・・・・パンツ姿で入浴していたシュミットと、景気よくば~んと裸になるロゼッタ。その対象が象徴的な大切なシーンだけに、貢献度大!
2004/01/10
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(オススメ度 ☆☆)私はアン・リー監督の映像は確かに好きです。品があって美しいと思う。「恋人たちの食卓」「いつか晴れた日に」「楽園をください」そして「グリーン・デスティニー」・・しかし、なぜか~いまひとつ好きな作品とまでいかないのですなぁ。おもしろくないんだぁ、はっきりいって・・・・・・・そして「ハルク」だ。これも映像はミョーにきれいだった!ジェニファー・コネリーの美しさと砂漠の風景、青い空といったコントラストが際立っていた。絵画的。でも、話は~面白くないのぉ。こういう映画にアン・リーをもってくる必要があるのかね?ジョン・ウーのほうがいいんじゃないかなあ~。どうしてアメコミのヒーローってこうしめっぽいんかね。寝た。
2004/01/02
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(オススメ度 ☆☆☆)「ジミ婚」はもう終わりで、これからは「ハデ婚」が再び流行るとか~。なるほど、この作品をみていると、家族総出で派手な衣装をそろえてメイクして新郎新婦そっちのけでワイワイガヤガヤと大騒ぎする、という結婚式もやっぱり楽しいねぇ、と思える。「ベッカムに恋して」をご覧になった方は同じような印象をもつかもしれないけれど、これもやっぱり、民族間の摩擦が大きなテーマになっている。ギリシャ人家庭で育った女性がアメリカ人男性と恋をして結婚する。いろいろ障害はあるけれど、最後はとってもハートフルで家族のつながりのあたたかさをかんじさせてくれる。楽しい作品でした。
2003/12/30
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(オススメ度 ☆☆☆☆)おなじみさんが登場しているせいか、長丁場もあまり苦にならず見ることができました。ラストの戦闘シーンすごすぎ~。大河ドラマくらいのスケールで充分ではないかと・・・・・それに対して、皇居の謁見室がしょぼかったなぁ。「二百三高地」でもみて勉強するといいね。あと、パームツリーが気になりました。「吉野の里」ってテロップが入っているのにおいおい、椰子かい??いくらなんでもねぇ。ガダルカナルじゃないんですからね。まあそういうことはこの際ね、っていうことなのかもなんですけど、言い出せばきりないもんね。最後の戦いでたしか日記の日付は5/27?なのに桜がちらほら~とか。まあいいや・・・でもセットはすっごくきれいだったです。あの時代の日本人ってまだまだ小柄でだったはずなのに、なんで、小雪にしても渡辺謙にしてもあんなにデカい人をキャスティングしたんでしょうね。(笑)しかもトムなのに。江戸末期日本ですら、日本人より小柄だなんて、トムが気の毒。渡辺謙、アカデミーやGグローヴにノミネートされるかな。されたらうれしいけど、とれないと思います。そんなにはいい演技ではなかったと思います、はい。
2003/12/23
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(オススメ度 ☆☆☆☆)「長い一日」ってあるものだ。何気なくすごした一日はあっさり過ぎてしまうんだけど、自分にとってとても意味のあった日、大事なことがあった日っていうのは、とても長かったって、感じる。この映画の中にでてくる時間は、3人それぞれの「長い1日」だ。「運命のいたずら」という言葉がある。この作品では、ウルフに「あの人を殺さなかったから代わりにあの人に死んでもらう」といわせていたが、何かがこうでなければ・・・という可能性はいくらでもある。誰かの気がちょっと変わっただけで、他の誰かの運命が大きく変わることもある。信じられない奇跡的な時のめぐりあいを経て、私たちは今自分の周りにいる人たちと一緒にいるといえるかも。それにしても~今回は3人の女優、配置が絶妙!ニコールは’20年代の英国、J・ムーア、フィフティーズのLA、そして現代のNYはやはりM・ストリープ。ぴったりでしたね~
2003/11/30
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(オススメ度 ☆☆☆)パロディが楽しい!殺害現場の検証は「CSI科学捜査班」、ビルからビルへのアクションは「スパイダーマン」、指輪を巡るのは「ロード・オブ・ザ・リング」、冒頭シーンは「レイダース」、アレックスの恋人の俳優の主演作は「ME2」ってのも笑える~・・・他にもいっぱいあると思うけど・・・・それからなつかしの音楽やらお約束のダンス。キャメロンのおバカ度も磨きがかかっている。あと、今回から「ボスレー」役がビル・マーレーからなぜか黒人の「弟」に交代。この人がめちゃおもしろいのであった~
2003/11/20
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(オススメ度 ☆☆☆☆☆) 「まっすぐに生きるなんて?線路や線じゃあるまいし・・」ブランチがミッチにしぼりだすように言ったこんなセリフがとても印象的だった。ブランチは自分にまっすぐに生きてきたからこそ、その道が曲がりもしたように思う。映画といってもこれはカンペキに演劇感覚ですねぇ~登場人物はほぼ4人である。ブランチと、その妹ステラ、その夫スタンリーと友人ミッチ。ステラはかなり重要な役割だと思った。助演女優賞をとっていることもうなずける。蝶よ花よとお嬢様育ちだったブランチ、でもステラは若い頃家出をして「庶民」の暮らしを選んだ。そしてブランチは家の没落を経験し、ステラのもとに・・・そんなステラに、ブランチはあるときは甘え、あるときはつらくあたる。でもステラはいつも優しく受け止めてやる。それは・・・ステラは心の中に金では買えない宝物をもっているように私には思えた。優しかったブランチの思い出、姉への情愛、そしてスタンリーや生まれ来る子への愛。なんだかうまくまとまらないんだけど、ブランチはそういうものをみつけられずに歩き出してしまったという気がする。
2003/11/19
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(オススメ度 ☆☆☆☆)ペルシャ湾沖のキシュ島。この島で初めて行われる選挙のため、若い女の子の選挙管理委員がやってきた。彼女は補佐役の青年兵士と共に、投票箱を持って島を回る。だが価値観の違う二人は何かと衝突してしまう・・「投票は誰もがしなければならないものなのか?」彼女が答える。「しなければいけないのではなくて したければ誰でもできるの」。最初は「女に何ができる」と怒っていた青年兵士も、ひたむきに1票1票集めていく彼女の姿にひかれていくようになる。そして、自然に二人は協力しあうようになっていく。それがほんとに、いつのまにか自然に息が合っているというかんじで良かった。いろんな人がいる。イランは田舎ではまだまだ女性の立場が弱く、選挙の意味など説いてもなかなかわかってもらえない。でも彼女は必死で1票のためにガンバル。「1票でくらしがよくなる」とくりかえし訴える。最後、「眠れそうにない」と言った青年兵士の胸のうちはどんなだったのでしょうか~・・彼女との1日もう少し味わっていたい、眠ってしまうには惜しい。そんなかんじだったかもしれないな。撮影監督には『白い風船』や『ぼくは歩いてゆく』のファルザッド・ジョダット。録音には『運動靴と赤い金魚』のヤドラー・ナジャフィ。また、登場人物はすべて非職業俳優達。選挙管理委員の女の子を演じたのは、テヘランでジャーナリズムを専攻したばかりのナシム・アブディ。朴訥な兵士役は、キシュ島にたまたま仕事を探しに来ていた青年(!)シラス・アビディが演じている。その他の多くはキシュ島の住人たちだ。
2003/11/12
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