認知症在宅介護中ぽよよ~ん

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2020年10月22日
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カテゴリ: 認知症
アルツハイマー型認知症義理の父おとんとの会話のお話です。



「聞き流しの術」

認知症の父と、会話をしているとかみ合わないことが多い。


高齢者になると耳が遠くなる。

話が聞きとりにくく、細かい部分まで意識がまわらない。


それに認知症がプラスされる父は、話の内容や背景がわからない。

簡単に言えば、言葉どおりにしか受け取らないと言うことだ。


たとえば、先日父の弟さんが亡くなったときの話だ。


私「おとん、弟さんお気の毒だったね。明日葬式だから、喪服出しておくよ」



私「えっ?弟さんの葬式だよ。おとんは、悲しくないの?」

父「悲しいよ。葬式は、悲しむもんやろ?そのぐらいわしでもわかるわ。」


微妙に会話がズレていくのがわかるだろうか。


私はてっきり父が、弟さんを亡くして悲しんでる
と思って話をしている。


父には、私の心の中の見えない感情の後ろにあるものを
よみとることも話の内容も伝わらないのだ。
悲しみも他人事になってしまう。


たとえ、危ないと父に注意してもだ。

私が心配していることが伝わらない。
ただ私が怒っていると受け取ってしまう。




毎回まいかい、父の話を鵜呑みにし振り回されていては
私の心はすり減るばかりだ。


敵は、認知症であって悪いのはおとんではないのだけれども。


おとんと楽しく過ごす為には、私が気持ちを切りかえることが先決だ。
そのほうがよっぽど気が楽だ。




早々に、あきらめて(いい意味で)父の好きなように話をさせる。


父の話は、つこみをいれず聞き流す。

そしてありのままの父を否定せずに
受け入れることだ。


話がかみ合わないと悲しむ前に
聞き流しておとんを受け入れることが必要なのだ。

お互いの為にも。

おしまい。

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最終更新日  2020年10月22日 12時21分24秒
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