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2006年05月30日
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カテゴリ: ミリー
毎日新聞Web版によると、高知県宿毛湾港を27日午後に出港した米海軍第3艦隊の「アーレイバーク」級イージスミサイル駆逐艦「ラッセル」DDG-59について、入港に先立ち、県が日米両政府に核の有無を照会するなど混乱が続いたが、4日間の宿毛滞在中は大きなトラブルもなく、市民もおおむね歓迎ムードだった。
雨に打たれながら、傘を持たずに歩く米乗組員。1台の車が立ち止まった。「これを使ってください」車の中からは傘が差し出された――。出港に先立ち記者の取材に応じたジェームズ・キルビー艦長はこんなエピソードを紹介しながら「海軍に20年以上いるが、こんなに親切にしてもらったのは初めて。家族とまたいつか来たい」と市民に感謝の言葉を述べた。
「ラッセル」は24日午前、「友好親善と乗組員の休養」を目的に同港へ入港した。歓迎セレモニーには中西清二・宿毛市長も駆けつけ、英語で歓迎スピーチを披露。以降、市民主催の夏祭りにキルビー艦長をはじめ乗組員約150人が参加したり、一般家庭にホームステイするなど市民との交流行事が続いた。乗組員は同市内で飲食を楽しみ、着物や甚平などの土産品も購入。また、滞在中、県内外から連日、多くの見物客が訪れた。
宿毛商工会議所の竹村建司会頭は「ラッセル」への燃料や食料といった納入費で\4000万、関係者や見物客らの宿泊費や飲食代などで\1000万、計\5000万ほどの経済効果があった」と指摘。さらに寄港中に同市を訪れたのは延べ約8000人に達し「入港により、多くの人が来たことも無視できない」と説明した。不況に苦しむ街にとって“ラッセル特需”は大きいとの見方を示した。
一方、寄港反対派は、入港時と出港時に現地で抗議集会を開催。共産党幡多地区委員会の大西正祐委員長は、イージス艦寄港の問題点として(1)非核証明書が出されていない(2)宿毛湾港の将来の軍港化につながりかねない(3)米兵が国内で事故や犯罪を起こしても国内法で裁けない――の3点を指摘。経済効果を評価する声に対しては「経済活性化のためなら原発でもなんでも持ってきて良いという発想と同じ。深刻な過疎化が進む中、わらをもつかみたい市民の気持ちは分かるが、危険な米軍に頼るのは許されない」と呼びかけた。
橋本大二郎知事は29日の定例会見で「結果論として(「ラッセル」寄港による)地域への経済効果があったことは否定しないが、だからと言って『ぜひ来てもらいたい』という話とは別。核の問題もあり、海自と米軍の艦船(の寄港)では大きな違いがある」と述べた。
過去も現在もショー・ザ・フラッグの効果は大きいということでしょうね。もしかして、イージスシステムで宿毛の経済効果も計算済みだったかも!?
画像は「スタンダード」SAMを打ち上げる本艦。





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最終更新日  2006年05月30日 23時26分08秒
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