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ヴェルデ0205さん
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tom8686さん
かわもと工房さんサイド自由欄
こんにちは。
中学生の言葉に思わず笑ってしまった畳屋の姉さんです。
昨日、静岡市内のある中学校の1年生数名×3グループが弊社に見学に来ました。グループ毎時間をずらしての見学で、私は2グループ目に顔を出しました。
中学生達は、畳を製造する機械を食い入るように見つめていました。
二人がかりで藁床の畳を持たせたら、その重さに驚いていました。そこに社長の妹がスタイロフォームでできた軽い畳を一人で運んできたので、中学生はびっくり!
「お~!
格好いい~!
」
と感嘆の声をあげていました。(畳を運んだだけで「格好いい」とは!
)
「あ、これは軽い畳だよ。持ってみる?」
と妹が言って、中学生一人ずつに畳を持たせました。そこでも中学生は
「お~!
」
の連続です。
まあ、畳を持つなんていう経験は無かったでしょうから、思わず「お~!」なんでしょう。
「この畳なら、このお兄さんは2枚一度にに運んじゃうんだよ。」
と言って社員さんに2枚一度に運んでもらうと、またまた
「お~!
格好いい~!
」
の連続です。
それを見て2枚一度に持ち上げることにトライした中学生もいましたが、ちょっと地面から浮かせるのが精一杯でした。
その後、その社員さんに
「君達はどうしてここに見学に来たの?見学の目的は?将来の夢は?」
と訊ねられ、慌てて見学ノートや資料をめくり始めた姿にも笑えました。
「ここに畳の材料の切れ端があるけど持って行く?」
と、畳表やスタイロフォームの切れ端のところに案内すると、中学生達は喜んで切れ端を選び始めました。私達にとってはただのゴミなのですが、中学生達はまるで宝の山を発見したかのよう。
「俺、この藺草を持って帰って母さんに自慢する!」
「この糸も持って行っていいですか?」
「この藺草は腰に巻けるくらい長いぞ!」
「お前、ここで働いて行け。」
それは藺草だけどこっちは藁だよ。違いがわかる?」
「わかりません。」
「藁はお米がなる草だけど、藺草にはお米はならないよ。」
「へ~~~。」
それから、和紙やビニールでできた色々な色の畳表のサンプルを見せたら、
「私、これがいい!帰ってお母さんに勧めてみる!」
と言った女の子がいました。カラー畳は女の子のお洒落心をくすぐったようです。
中学生達は、帰りがけに弊社の階段のところに掛けてある畳表に印刷されたカレンダーを見て
「テンション上がる~!」
と言っていました。
これが↓中学生のテンションを上げたカレンダーです。

中学生って面白い!