静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

こんにちは。

毎日海草を摂るように心がけている畳屋の姉さんです。

　どのように食べているかというと、大体汁物ですね。わかめ入りお味噌汁、スープなどに、更にとろろ昆布を追加しています。はっきりとした自覚症状はありませんが、きっと体にいいと信じています。

　熊本城のお話に戻ります。

　「九条」という高級な縁が付いているお部屋がありました。隣り合った畳で縁の柄がピッタリ合っています。

　隣あった２枚だけではありません。４枚が合わさる部分もしっかり柄が合っています。

柱型の処理も美しいです。

ちなみに、下の写真は同じ熊本城内でも格式が低い和室の柱型の縁です。

　普通はこのように↑、角を曲がる度に折り目がつくものです。でも「九条」縁にはそれがありません。

　なぜかと言いますと、「九条」のような紋縁はこんなに巾が広いのです。↓（一緒に写っている一般の縁と比べてください。）

　紋縁は、これを細く切って使用します。柱型は柱の形に合わせて切るから折り目無く仕上げられるのですね。