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ヴェルデ0205さん
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tom8686さん
かわもと工房さんサイド自由欄
こんにちは。
暑中見舞いを書き始めた畳屋の姉さんです。
毎日蒸し暑い日が続きますね。長男は今日体育でプールがあるそうです。まさにプール日和ですね。
私は水着になる前にもっとダイエットしなければ。
「拝敷(はいしき)」


拝敷の特徴は「四天」(四つの角に四角い縁)が付いていることです。そして、この「四天」というのは「四天王」を表しているそうです。


「四天王」は、災いや戦乱を鎮め、国の平安を守る四神です。いずれも念怒の形相をした武人像であり、邪悪を踏みつけています。



拝敷の四天の紋の数は横3紋、縦5紋とし、額縁と合わせて7,5,3を形成しています。7、5、3は人生の厄年を表す数字で、それを払うための儀礼的なものもありますが、仏教では奇数を吉とする意味もあるそうです。

というわけで、拝敷を製造するときには、この紋縁の柄合わせが大変なんです。
まず社長の妹が仮縫いをしました。

下の画像の中に、縫い目の直線が3本あります。どこを縫ってあるかおわかりですか?

このように仮縫いした紋縁を社長が畳表に縫い付けていきます。

完成した拝敷は、後日製品を納めたときにご紹介しますね。