静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

PR

プロフィール

株式会社 新海畳店

株式会社 新海畳店

お気に入りブログ

ベルマートで「なか… New! ヴェルデ0205さん

ふもとっぱら New! tom8686さん

退屈な一日ですね。 トムとジェリーさん

生でラジオ出演 かわもと工房さん

2025R7長月 大坂万… piso60さん

サイド自由欄


お問い合わせはこちら
無料メール相談窓口

ブログで紹介した畳について「詳しく聞きたい」など、何なりとおたずね下さい。
2010年07月25日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

こんにちは。

実家の母の言動にびっくりしたびっくり畳屋の姉さんです。

  私には83歳になる母がいます。最近すっかり足腰が弱り、出かけるときには杖か老人車(両手で押して歩く、荷物も入れられるキャスター付きのもの)が手放せません。椅子から立ち上がるにも、畳から立ち上がるにも、自力では無理なので誰かの手助けが必要です。

 母は私がたまに実家に行くと、いつも炬燵で横になってテレビを見ています。私の顔を見るとなんとか起き上がりますが。

 頻繁に実家に行ってくれている姉は、母は認知症も進んでいると言います。しかし私が会いに行くと、母は受け答えもしっかりしているし、認知症には思えません。ただ、物忘れは激しいと感じます。さっき話したことをもう忘れているという感じです。

 そんな母と父と姉家族を車に乗せ、一昨日~昨日、母方のお墓参りに行ってきました。

 母の兄弟はそれぞれ他県に離れて暮らしていますが、年に1度は集まってお墓参りをするのが毎年恒例の行事になっています。

 土曜日は伊豆の修善寺に泊まりました。

 夕食が終わった後、次男の提案でみんなで卓球をすることになりました。私は、社長や次男やいとこと卓球を楽しみました。(ちなみに私は全勝でした。

 すると、その様子をiニコニコしながら座って見ていた母が

「私もやろうかな。」

と言い出しました。びっくり

「え?お母さんが卓球するの?審判じゃなくて?」

母は杖を使ってやっと立ち上がったかと思うと、その杖を部屋の隅に置き、ラケットを持って私の正面に立ちました。全く信じられない光景です。びっくり

「本当にやるの?大丈夫?」

母はにっこり頷きました。

 私は全神経を母の手元に集中させ、なるべく緩くて打ちやすい球を出しました。すると、結構鋭い球が返ってきました。びっくりラリーも続きました。でも、ちょっと私の球が反れると、母は思わずそれを打ちに行ってしまい、よろけてしまうのです。こんなところで母を転ばせるわけにはいきません。

 打ち合っているうちに、母はバックハンドは難なく打てるけれど、少し遠いフォアハンドは打てないということがわかりました。そこで、離れたフォアにならないように注意して打ち返していました。

 それにしても、杖をついてやっと歩いている人が卓球をするなんて!社長が

「流石さっチャンのお母さんだな。」

と感心していました。

 翌日になり、母は昨日私と卓球をしたことを覚えているか、一抹の不安がありました。

「お母さん、昨日の卓球、凄かったね。」

と、暗に探りを入れましたが、ニコニコしているだけで、覚えているのかどうなのかよくわかりませんでした。

「お母さん、昔卓球やってたの?」

「ええ。お勤めしていた頃にね。」

「お母さんはダンスもやっていたんだよ。」(姉)

「そうなの?やっぱりお勤めしていた頃?社交ダンス?」

「昔はダンスと言えば社交ダンスしかなかったのよ。」

 なんだか母が少しだけ若返ったようで嬉しかったです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年07月26日 13時57分35秒 コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: