静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

こんにちは。

暑さにぐったりの畳屋の姉さんです。

　 昨夜は１時過ぎに次男と娘が「暑くて寝れない」と訴えてきました。こういう時、一番よく眠っているのは社長です。

　最近子供達はどんどん夜更かしになってきましたから、社長は子供達よりも先に寝てしまいます。だから健康なんですね。

　新海畳店の入り口に「登呂１丁目」のバス停があります。先日、この酷暑の中で、ちょっと辛そうにバスを待っている人がいました。

　そこで閃いてしまいました。新海畳店の敷地の中で、バス停になるべく近いところに「畳ベンチ」を置いて、バスを待つ人に利用してもらってはどうかな、と。

　社長に話したらＯＫしてくれました。そこで 「畳ベンチ」 をネットで検索してみました。種類が少ない上に、高額なものばかりでした。

　そこで今度は 「縁台」 で検索しました。縁台を購入し、座面に畳を付けてしまうという作戦です。

　ネットで調べるだけでなく、ホームセンターにも偵察に行きました。

　すると、ホームセンターで 「すのこ」 が目に入りました。これに自分で脚を付けてしまえば「縁台」みたいになるではありませんか！ラッキーなことに、縁台の脚になりそうな廃材は新海畳店にあるのです。「すのこ」は２枚で300円！安い！

　というわけで、私の工作が始まりました。

　私は大学で教育学部の美術科に在籍していたため、木を切ったり削ったりすることは得意なんです。畳縁を使った手芸は全く自信がありませんが、こういう工作は大好きです。

　先ず廃材４本を鋸で切り揃えました。

切り口の美しさに自分で惚れ惚れ。

とりあえず脚を仮止めしました。

補強材も付けて出来上がり。

　あとは座面に合わせて畳を作ってもらえばいいのですが、できれば半端な床材が発生したときに、それを有効利用したいところです。

　ちょうどいい床材が出るまで暫く待ってみます。