
「診察したいんです。あなたのセックスを」体の痛みを喪った青年は、その若い麻酔科女医にとって舌なめずりしたいような実験材料だった。他者への共感を生来持てなかった彼女は、快楽の在処を確かめるべくセックスを繰返す。痛みと愛を前提にこの世が成立っているのなら、私たちはその向う側を目指すべきじゃないかしら……。人間の倫理とDNAを決壊させる長編小説。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)テロによって体の痛みを失ったその青年は、麻酔科女医にとって舌なめずりするような実験台だったー。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
天童荒太(テンドウアラタ)
1960年、愛媛県松山市生まれ。1986年『白の家族』で野性時代新人文学賞を受賞して文壇デビュー。1993年『孤独の歌声』で日本推理サスペンス大賞優秀作、1996年『家族狩り』で山本周五郎賞、2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞、また2009年には『悼む人』で直木賞を受賞した。人間の最深部をえぐるそのテーマ性に於て、わが国を代表する作家である。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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