お友達のお母さんと一緒に参列しました。
その子は、ウチのバカと違って昔から家族思いのやさしー子です。
お母さんも、「3年間の成長を思うと、すごい泣いてしまいそう。」などど始まる前から
うるうるしてました。
私は3年間の苦労とこれから引き続き耐えなければならない苦難を思い浮かべて、
違う意味で泣きそうでした。
卒業証書授与式。担任の先生が名前を読み上げ、一人ずつ証書を受け取ります。
そして、娘のクラスになったとき。。。「○○□△」。。。声ちいさっ。
そうです、熱き担任(29歳:男前)はすでに泣いていました。
泣くのをこらえたようなちいさーい声で、授与式は続きます。
先生に感動して、私もちょっとうるうる。
その後、卒業生の合唱「さくら」。。。ここで、先生また泣いたはず。
合唱コンクールで準優勝したからね。
あ、うちの中学校の合唱コンクール、すばらしかったんです。
そして、全校生徒による合唱。
卒業生退場。
担任の先生に続き、生徒たちが退場していきます。
もう、ウチの先生、顔ぐしゃぐしゃにして泣いていました。
また、先生に感動して私もうるうる。
周りの人たちも、笑いながらうるうる。
この後、子供たちは教室に戻って、担任の先生のお話を聞き、親は体育館で校長の
話を聞いてから、教室に合流するという流れでした。
私たちが教室に行くと、他のクラスは合唱したりわいわい言ったり賑やかなのに、
ウチのクラスはしーんとしています。
教室に入ると、子供たちが立っていて、その真ん中あたりでちいさーい声が聞こえます。
隙間からのぞくと、先生が足を投げ出していすにぐったり座り、片手にタオルをにぎり、
泣きながらちいさーい声でブツブツとお話中でした。
4月のはじめのことから始まり、先生の話はブツブツと続くのですが、校庭では在校生の
見送りの準備が整った模様で、いろんな人が「先生、ごめん。時間切れ」とか言ってきます。
聞こえているのかいないのか、先生のお話はブツブツと続きます。
ついに、校内放送で「3年4組っ!!今すぐ校庭に出るっ!!」と恐ろしい学年主任(女)に叱られ、親たちは外に出たのでありました。
外に出ても、娘のクラスはなかなか出てこなくて、しかも子供たちがぱらぱら出てきても
先生が出てこない。
最後のほうに、男の子たちに連行されるように出てきました。やっと笑顔で。
後で娘に聞くと、体育館から出て教室に戻ったら先生がいなくて、待っても待っても
こないので探しに行ったら、職員室で号泣していたんだそうです。
その後、教室で子供たちが合唱コンクールの歌を歌ったもんだから、
泣きすぎてくちゃくちゃになっていたんですね。
かわい過ぎ、先生。
あーほんとにいい先生にあたったなと、先生に感動した卒業式でした。
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