2006.01.05
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テーマ: 徒然日記(25454)
カテゴリ: いろいろ

正月は過ぎてしまったが、歌会始めも近いことから、話題はこれです。

お手ごろ価格で練習用に人気。七つの遊び方も記載。小倉百人一首(練習用解説書付)

小学生の頃、正月には百人一首で遊んだ。もう50年も前の話である。

読み手は父、母、その後は姉だった。

父は最初の発声で札を取る・・・1枚札「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」を教えてくれた。

む・・1枚しかない 「 むらさめ ・・・」 の” む ”を聞いたら・・後半の句「 霧立ちのぼる秋の夕暮れ 」・・

” め ”場合 「 めぐり逢ひて・ ・」 は「 雲隠れにし夜半の月かな 」の札を取るわけなのだ。


私が小学高学年になり、中でもイッチョマエにお気に入りを決め、その札は絶対に自分が取る札だと決めたのがあった。

その句は 「 きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む 」 後京極摂政前太政大臣。いわゆるキリコロという札。

歌意
こおろぎの鳴くのが聞こえる霜夜の寒々としたむしろの上で、自分の衣の片袖だけ敷いて、ただ1人で寝るのだろうか。
作者、藤原良経(1169~1208)九条兼実の子。新古今歌集を育成し「新古今集」の仮名序を書いた。能書家。



幼い子供だったから意味不明だったがカ行で始まり全体の歯切れの良い句がことのほか気に入り決めたものだったのではないかと今になって思うのだが・・欲を言えば、もっと他にも良い句があっただろうにと思うのだが・・(笑)。

きっと父はその句を選んだ私を鼻先で「フフ」と笑っていたのではないかと思う。
もっと奥の深い、色気のある句を選び、父をギャフンと言わせたかった。

でも子供の分際で 「 花の色は移りにけりないたずらに わが身世にふる 眺めせし間に 」 なんてのを選んだらきっと心配しただろう。



だけど、今の私の暮らしは「 きりぎりす ・・・・」と似てる・・・つまり 偶然にも自分の一生に当てはまる句を選んでいたのね 。

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最終更新日  2006.01.05 09:03:52
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