殿上人日記

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2005年05月12日
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カテゴリ: 馬籠より


 三河の徳川家康、対する尾張からは織田信長

 その信長に愛されたのが、猿と犬。かつての
 大河ドラマでも有名な二人。太閤。豊臣秀吉と
 加賀百万石の祖、まつの内助の功や、破天荒な
 傾奇者(かぶきもの)前田慶次郎の近親者でもある
 前田利家である。彼は、幼名を犬千代と言った


 名古屋駅にそびえ立つJRセントラルタワーズから
 西の方向に、開業したばかりの「あおなみ線」で
 荒子(あらこ)の駅に降りる。ここが犬千代の故郷だ

 子供らが遊ぶ公園の隅に、小さな神社があった
 富士権現社。ここが荒子城の跡だそうだ。天文年間に
 前田利昌が築城をし、その長男利久、4男利家、
 利家の長男である利長が、相次いで居城をするが
 天正3年(1575)に、利家が越前に移り、更には
 天正9年(1581)、利長も越前に移り廃城となった


 たぶん「利家とまつ」の放映時に整備をされたであろう
 プレートにそって、荒子観音に向った。笠寺、竜泉寺
 甚目寺と並び称される「尾張四観音」の一つであり
 729年の創建と伝えられている。境内の多宝塔は
 1536年に再建をされ、名古屋市内における最古の
 建造物であり、国の重要文化財に、指定をされている


 正式名称は、「浄海山円龍院観音寺」という。織田信長の
 比叡山の焼き打ちの際には、天台宗の寺院であった為に
 焼失をしたが、前田利家によって再興をされた。さらに
 太閤検地によっても、寺領を没収されたのだが、尾張公
 徳川義直の庇護を受け、再び繁栄をしたという


 荒子観音が有名になったのは、昭和50年、ご住職が
 多宝塔内から、1000体にもおよぶ円空仏を発見を
 したからだ。この円空仏は、毎月第二土曜日の午後に
 一般公開をされるので、私は見る事が出来なかった

 しかし、3メートルを超える、巨大な二体の仁王像を
 拝見する事が出来た。その昔、寺の敷地内にあった蓮池に
 ヒノキの大木を浮かばせながら、この仁王像を彫り
 その木片を使って、千体仏をはじめとする木像を彫ったと
 言われているそうだ

 すぐ向かいの和菓子屋さんで、円空最中が食べられる
 草もちも美味しそうだ。私は境内で、柏餅を食べで
 一服をした






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最終更新日  2005年12月14日 18時38分10秒 コメント(30) | コメントを書く


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