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December 17, 2006
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カテゴリ: 映画
クリント・イーストウッド監督の二部作の後半、というか今度は日本兵の話。
全編敗戦色色濃い中、あの島で亡くなっていった日本兵達の苦しくつらい日々と、淡々と流れる日常、そして次々に訪れる死・・・。
父親たちの星条旗と比べ、日本人が淡々と描かれていたのが印象的だった。
でも雄々しい美談だけでなく生をぎりぎりまであきらめきれない普通の人達が散っていった様子がよく描かれていた。
この人達の御霊に一度くらい手を本気で合わせなければいけないと感じられた。
本当に未だ回収されない残骸、遺骨。今の日本を生きる私たちをさぞかし羨んでいるのではないかな・・・。妻子を残した人達はその子孫が元気に今を、問題多い日本を生きていることに満足かも知れないけれど、どんな日本であれ生きたかっただろうなあ。生きることは普通に息して普通に暮らすことだけど、目の前に死の扉が突然突きつけられてその扉をくぐらなければならなかった時代をさぞかしもどかしく悲しく思っただろうと思う。今もどこかでこんなことが繰り返されているなんて。両作品のかなり後方から彼らのお母さんの姿が見えた。
父親たちの星条旗は最後のシーンで海に兵士達がばしゃばしゃと水しぶきをあげて入って行くところで一条の光と希望が残るけれど、日本兵の場合は暗転したテロップの直前美しすぎる海岸線が俯瞰で映りフェードアウトしてゆくだけなので、事実だけがずしんと残った。
でも一度は見て欲しいかな、みんな。





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Last updated  December 18, 2006 01:36:57 AM
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